登山客の糞、そう、えらい汚い話で恐縮だけど、これ、深刻な問題なのよね。

今まで余り問題視されなかったのが不思議なくらいよ。

生活に余裕が出来、猫も杓子もレジャーに奔走する昨今。

動物園とか遊園地の利用客は頭打ちなのに比べてアウトドアーに対する人気がうなぎ登りなのだそうよ。

ゴルフ等の球技もさることながら、魚釣りやハイキング、自然探索への参加人口は年々増え続けているとのこと。

登山もロングセラーの人気スポーツね。

そして、女性もどんどん積極的に参加するようになってきて俄然、トイレ問題がクローズアップされてきているらしいのよ。

山の中や頂上では、水洗トイレなど望むべくもなく、それどころかトイレが全く無い場合の方が多いわよね。

となれば、垂れ流しをすることとなるんだけどこれが大問題。

少人数のそれは、雨や風に晒され自然に溶け込んでしまって

大地に還元されてしまうのでしょうが、大勢の人間が大挙して押しかけてきて

「ブチブチブチ」とやるのだからたまったものではないわよね。

これをどうするか・・・・よ。

排泄行為は生理現象であり「してはならない」と禁止できるものではないわ。

袋持参というのも現実的でない。そこで真紀子からの提案。

山に綺麗な簡易トイレを作る。

あくまで、すごくキレイでなくてはならないわよ。

「トイレをするならあそこの綺麗なトイレで」と誰もが感じるようなトイレを作るのよ。

そして、そのトイレは、トイレごとスッポリ定期的にヘリコプターで吊り上げて交換するの。

それにより、山の簡易トイレは何時も綺麗な状態で設置され、山も野糞が無くなり美しい自然が保たれるという寸法よ。

さて、ヘリコプターの出動となれば大変な経費が必要となるけど、これは、登山客を中心とした利用者負担しかないと思うわ。

それは、リュックや登山靴を買うのと同じ、登山を楽しむためにはどうしてもかかる経費、

安全に衛生的に登山を楽しむための必要経費と考えてもらうわけよ。

ケースバイケースで、観光協会とか山岳会とか自治体とかが応分の負担をして登山客の負担を軽くするというのも良いと思うわ。

いずれにしても、知恵を出し合って衛生的なレクリェーション施設を整備し、快適にレジャーを楽しめる環境づくりをすべきよ。

受益者負担といえば、すぐ「ピーピーギャーギャー」言う奴がいるけど、今の世の中応分の負担など当たり前のことよ。

というより、応分の負担に反対するのなら、ジーッと家で寝てるべきよ!

あーあ、真面目なテーマは疲れるわ!

さぁーて、真紀子、ちょっと失礼して・・・ウンコしてくるわ!

 

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