銃と馬は、ヤンキーにとって牛追いをしていた頃からの生活必需品。
というより、銃と馬が生活そのもの、生活の全てだったのよね。
だって馬泥棒は、絞首刑と決まっていたし
銃は、空気や水と同様に老若男女を問わず、
それが無ければ一日・一瞬たりとも生きていけなかったのよ。
馬は車に代わったけれど、銃については、近代化の波に乗ることが出来ず
未だに自分自身の安全を確保するため手放すことが出来ないでいる。
つまり、西部劇時代から何ら進歩せず今日に至ってるってワケ。
日本人の場合を考えてみましょうよ。
今、腰に日本刀を下げて歩いている人、何処かにいるかしら?
居ないでしょう?
日本は、チョンマゲとの別離と同時に刀文化からも脱皮したのよ。
争いの解決は、基本的に話し合いで・・・ってことかな?
野蛮なヤンキー民族に比べりゃぁエライ文明的ジャン?
あのね、最近、アメリカで、何処の誰とも分からない奴に
市民が遠距離からライフルで狙い打ち(射殺)されるとか
小中学生が平気で友達を銃殺するという事件が頻発しているわよね。
あの事件、銃社会のアメリカにあっては、
誰によって、何時、どこで起きても不思議でない事件でしょう?
これらの対応策が「ガソリンの給油は、車の陰に隠れて」とか
「歩くときは、ジクザクに」などという滑稽なものだったり
小中学校の校門にセンサーを設置するという
思わず笑っちゃう様な単純で幼稚なモノとなってしまうのは
暴力以外の方法で平和を保つ術(スベ)を持たない人種故の悲しさ。
せめてもの救いは、分かりやすいという・・・ただそれだけ(^0^;)。
「どんなことがあっても銃社会を改めることだけは絶対にしないッ!」
とムキになっているかぎり、この悲しくも哀れな蛮行・愚行は永遠に続くはず。
ヤンキー同士が勝手に殺しあっている分には、誰も何も言わないけれど
この伝統的で高慢チキな性(サガ)が、外交でも遠慮なく発揮されるに及び
軍事力では到底太刀打ちできない分子が止むに止まれずテロに走る。
輪廻転生じゃぁないけど、これってエンドレス・永遠に引き継がれるわよ。
軍事力で反米分子をこの世から完全に消滅・抹消することなど絶対に不可能。
向こう100年、300年を見通しても軍事力でアメリカに勝る国なんて誕生しないでしょうけど
現代版「鬼ヶ島の一寸法師」が絶えることは、絶対にないはずよ。
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