日本国民だったら一度は見たことがあるはず、毎週日曜日昼12時15分からの「NHKのど自慢」。

息の長い番組で、若い人からお年寄りに至るまで結構人気があり

すっかりNHKの顔として定着しているわね。

NHKも、マンネリ化しないようにいろいろ工夫しているようだけど、

「ちょっと違うんじゃぁないのと言いたくなる面があると思わない?

それは、建設業のヒトにヘルメット着用を要請したり

庭師に、何というのかなあの独特のダブダブズボンで 出場するよう頼んだり、

明らかにヤラセと分かるスタイル・コスチュームで演出している点よ。

あのね、自然な姿で・・・というのなら絶対マチガイよ。

建設業のヒトといえども歌をうたうときにヘルメットを着用しているとは限らないのよ。

「わざとらしい」のよね、やることが。

逆にお褒め言葉をひとつ。

それは、マイクをかなり出場者の手に自由に託している点よ。

以前は・・・・そうね、金子アナウンサーの時代までは、

歌い終わると出場者からマイクをひったくるようにしてむしり取っていたわよね。

あれは、「生放送だし、余計なことを喋られたら大変」という意識からだと思うのだけど

気持ちは分かるとしても見苦しかったわ。

今は違う。

歌い終わり、インタビューをし、本人が立ち去るまでマイクは出場者の手の中よね。

時々、マイクをアナウンサーに返すのを忘れて自席に持ち帰ろうとするヒトさえいる。

あれって、自然で微笑ましい姿よ。

みてごらんなさい、余計なことを喋るヒトなど誰も居ないじゃぁないのさ。

そんなものよ。

「北風と太陽」の発想で素敵だと思っているわ。

最後に「ムッとくる」ことをひとつ。

あのカネをはたいているひと、「ヨシザワツネミツ」というらしいけど、どうにかならないの?

あれって「俺は、NHKに就職してから死ぬまで、のど自慢のカネ叩きを40年間やり続けるんだ」

という誇りでもあるのかな?・・・・違うわよね。

よく分からないけど、彼、ムキになっていない?

「この野郎、こうなったらやけくそだ。死ぬまでただひたすら叩き続けてやる。

誰か文句あるか?」という声が伝わってくるようよ。

NHKに対する恨みというか呪いのようなものを、

カネを叩くハンマーに託して黙々と仕事をこなしている・・・・そういうイメージよね。

その悲壮感にも似た「一途さ」には、頭が下がるというより恐ろしさ・怒気のようなものを感じるの。

あの「ヨシザワツネミツ」さん、きっと「たまには自分の意志でカネを叩いてみたい」と思っているはずだし、

そのことがストレスとなってもの凄い欲求不満状態だと思うの。

だからNHKさん、一度は、彼のそういう夢を実現してやらなければダメよ。

デパートの「モグラ叩きゲーム」で、ハンマーが壊れるまでバンバンやっている

「ヨシザワツネミツ」さんなんて、怖くて近づけないし見たくもないわ。

この際、ハッキリ聞いておきたいわ。

NHKさん。彼の給料はいくら?彼のプライドについて考えたことある?

彼の使い方(別の仕事を与えるという意味)は他に無いの?

あの仕事は、彼でなければ絶対ダメなんだという必然性があってやっていることなの?

真紀子は、「ヨシザワツネミツ」さんの親戚でも知人でもないけど・・・・

NHKのヘンテコリンなこだわりが怖いのよ。

でもね、NHKも今は、真紀子の意見を採り入れて別の人を配置したので許して上げる。

 

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