京王電鉄殿に質問しま〜す。

こらっ!お主、真紀子に何の断りもなしに、何故、

女性専用車両なる奇怪なモノを走らせることにしたのよ?

真紀子が納得できるように、ちゃんと説明してよ!

実は、真紀子ね、こっそりあれに乗ってみたのよ。

そうしたら、ナント実態は、女性専用車両という響きから受ける素敵な電車とはほど遠かったわ。

まだ乗車経験のない女性達のために、この際、正確にはっきり報告しておきます。

あれは、女性専用に用意された電車には違いないけど

敢えて銘々するなら「女専用護送車」か「駆け込み電車」ね。

ヒドイ、酷すぎる。

あの車両に乗る資格があるのは、極く限られた女性なはず。

例えば、真紀子のような・・・ね。

それが、あの車両に乗り込みさえすれば、痴漢に襲われるほど良い女に変身できると

とんでもない錯覚をして我先に乗り込む奴とか「私は何時も痴漢に襲われている良い女です」と

精一杯見栄をはっている奴とかの集団乗合電車になっちゃっているのよ。

冗談じゃぁないわよ!

あの車両に男性が乗ったと仮定しましょうか?

その男性は、単なる嫌悪感にとどまらず下痢や腹痛に嘔吐、目まいといった、

もの凄い症状に襲われると思うわ。

マスコミも、あの車両から降りてきた利用客をつかまえて「いかがですか?」とインタビューしていたけど

マスコミって、どこまでバカなのかしら?

自分は、いつも痴漢に襲われている良い女だと見栄を張りたくてウズウズしているのよ。

そんな女から「やっぱり普通の電車の方がスリルがあって楽しいわ」

という答えが返ってくるとでも思っているのかしら?

「この車両だったら安心して乗ってられます」という答えが返ってくるに決まっているでしょうが・・・ったくもう!

ダメよダメ、あの車両から降りてきた客に感想を聞いてもナンセンス。

あの車両を利用しないお客さんにインタビューすべきなのよ。

男性なら「乗っている女は、皆、悲しげで滑稽だ」と言うでしょうし

真紀子なら「特定の女性が、歪曲した自己顕示欲を満たすために利用している

哀れ極まりない車両」と評するわ。

女が痴漢に襲われなくなってしまったらお終い。

真紀子にとって痴漢は栄養剤か化粧水・乳液のようなものよ。

「三面記事のゴッタ煮」の中の「バタフライナイフ」にも書いたんだけど、

こういう発想って絶対におかしいわよ。

バタフライナイフを使用した傷害事件が発生した時、

そのナイフメーカーに対して生産を慎しんでくれと要請したのよ。

それができないなら、せめて尖っている刃先を丸くしてくれ・・・ともメーカーにお願いしたのよ。

今回、京王電鉄の考えたことも、短絡的で、これとまったく同じ。

客を保護するには、無菌状態を作ることが最良だと考えたのでしょうね。

バカヤンキーに原爆を落とされて、空気中に放射能が蔓延しているとでもいうのなら

無菌状態(シェルター?)も良いでしょうよ!

女をナメないでよ!

女は弱いものと決めつけないでよ!

いい加減に、そうした愚かな発想で事を解決しようという考え方を改めないと、

日本の国は、本当にダメになってしまうわよ。

分かるでしょう?貴男。

真紀子がここまで言っても「やる」というなら提案があるわ。

車両は、必ず2両編成で運行し、乗車口で厳しく峻別すること。

1両目:本当の良い女が乗る車両。

2両目:男の側が避けたくなるような女が乗る車両。

どう?京王電鉄サン!

1両目は、常時、数人の男を引き連れた真紀子の専用車にする。

2両目は、常時、満員でギューギュー詰めになる。

どうだ、まいったか!

 

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