栃木県黒磯市の中学校で13歳、中学1年生の男子生徒が、

英語の教師である腰塚佳代子さんをナイフで刺し殺した事件があったけど、なんとも痛ましく言葉がないわね。

しかも彼女、26歳で1歳半の男児の母親だそうよ。

世の中どうなっちゃってるのかしら。

最近の校内暴力の傾向なり特徴は、ゲーム感覚、無慈悲、無抵抗者をターゲットにするという点だそうよ。

とにかく、今までにこやかに笑っていた子が、突然殴りかかってきたりするんだって。

例によって、マスコミは「学校が悪い、家庭が悪い、社会が悪い」の繰り返し。

学校は「事前の兆候は全くなし。以外だ、残念だ、今後このようなことの無いように」

近所の人は「普段はおとなしい普通の子。まさかあの子が・・・」

専門家は「時代背景や家庭環境など・・・・根が深い。教育制度のあり方にも問題」

そして、当の本人は、未成年であること故を持って「優しく優しく」家庭裁判所送り。

どう思います?

関係者などの言っていることが間違いではないとしても、

ナイフでメッタ突きにして人を殺すという行為は、子供の仕業とは思われなく身の毛がよだつわ。

最近は、テレビや映画で余りにも殺人シーンが氾濫しすぎているために、

視聴者、特に子供達は「死」に対して無感覚になってきつつあると思わない?

真紀子、人を殺したことがないから良く分からないけど、

テレビや映画では、ナイフでブスリとやっただけで人間が簡単に死んでしまうけど、現実は、ああはいかないのでしょう?

苦しみ、転がり回り、周囲のモノを掻きむしり、そこいらじゅうを血の海にし、

相当の時間が経過し・・・・ついにコト切れるというのが本当のパターンではないの?

ま、それはそれとして、今回の事件のあと父兄が学校に集まっていろいろ話し合いをしたそうだけど、

その中で「学校は生徒の持ち物検査をすべき」というのがあったそうよ。

マスコミは、ひと頃、校則に対して「厳しすぎる」とか「時代錯誤のくだらない内容」

とか「生徒のプライバシーなり個性を否定することにつながる」などという理由で猛烈に批判していたわよね。

中には、くだらない内容の校則もあるでしょうが、

あの当時、仮に「生徒の持ち物検査をすべき」などと主張する人がいたら、それこそ袋だたきにあったと思うわ。

そのマスコミが今回は、全くそういう意見を掲載していない。

所詮、マスコミってその程度の「ご都合主義」なのよね。

常に読者の顔色を窺いながら、1部でも多くの新聞が売れるように、

1%でも視聴率が上がるように、そればかり考えているのよね。

スカートの丈が短くても、ハイソックスの色が白でなくても、

ダブダブガクランを着ていても、ピアスをつけていても、

ポケベルや携帯電話やたまごっち(ちょっと古いけど)を学校に持ってきても、

そんなことは大目に見てあげられることだけど、

カバンやポケットにナイフやコンドームを入れて登校するっていうのは、「おいおい」となるんじゃぁない?

ナイフやコンドームは、学校に持ってくる必要のないもの、持ってきてはいけないモノよ。

勿論、本人の自覚に期待するというのが基本ではあるけど、生徒の持ち物検査・・・・結構じゃないのさ。

何がプライバシーの侵害よ。何が個性の否定よ。

そもそもね、深刻に考えすぎるのよ。

真紀子の経験ではね、持ち物検査って今思えばとっても楽しい思い出よ。

当時は、学校側のやり方に抵抗したり反発したりしたけど、結局は従ったわ。

学校側は、世の中の常識に照らしてくだらない校則を廃止し、

生徒達は、常識的に判断してとんでもないモノを学校に持ち込むことをしないようにする。

それを徹底するためには・・・・言い換えると、

集団生活のルールを尊重して実践するためには生徒の持ち物検査も必要なはずよ。

こうした共同生活、社会生活に必要な要件・ルールを教えるということも大切な学校教育じゃぁない?

こう言えば必ず「常識って何?」との質問が帰ってくるけど、

「ジョークで済むようなモノであればよいけどそうでないものは非常識なモノ」と答えたいわ。

そうすると「ジョークで済むモノって何?」と聞くんでしょう?

そういうバカな質問をする奴がいる限り、今回のような事件を一掃することは、永久に出来ないわね。

そのうち、バイブとか蝋燭とか鞭とかダッチワイフをカバンに入れて登校する生徒が出現するようになるわよ。

その生徒は、「これが俺の常識だ」と言い「ジョーク、ジョーク」と嘯き、笑って誤魔化すでしょうよ。

ともあれ、バカ男の犠牲になった腰塚佳代子さんに黙祷!

 

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