雷、キライ。稲妻、キライ。どしゃ降り、キライ。

先日、この3キライがいっぺんに真紀子を襲ってきたの!

どうしようもなくて会社の玄関の所に佇んでいたら、上司が自家用車に乗せていってやると言って近づいてきたのよ。

上司といってもこの人は、真紀子の直接の上司ではないんだけど

この際だから「ラッキー!」と思って助手席のドアーを開けて乗り込んだら、

その人「後ろに乗りなさい」だって。

真紀子「はい、すみません」と言って後部座席に移り車がスタート。

で、途中のコンビニに寄り「スポニチを買ってきてくれ」というから車から降りて新聞を買ってきてあげたの。

そしたら、その上司「こちらに乗れよ」と言って助手席のドアーを開けるの。

どうなっちゃっているの?これ。

皆さん、特に男性諸氏、経験あるでしょう?こういうの。

真紀子、ガキじゃあないからこういう心情って分からないでもないけど、

「この人、淋しい人生を送っているんだろうなぁー」と感じたわ。

今や、世の中、不倫だ浮気だ離婚だと賑やかだから、

どこの奥さんも浮気や不倫などについて他人事ではないとの危機感を持ってご主人を監視して(見つめて)いるんでしょうね。

これに対して男性も敏感になり「女房に疑われるようなことは一切やらないぞ!」

と、慎重に行動する・・・ま、こういうパターンよネ。

巧くやる人は、女房がどんなに目を光らせていてもちゃんとやるのにね。

あ、ゴメンなさい、もうひとつあるのよ。

この上司、真紀子が車から降りるとき「明日、お礼は言わなくてもいいから」と付け加えたわ。

ここまで言う? 

そこまで慎重にやる?

なんじゃぁ、この男は!

真紀子、霰や雹(「アラレ」や「ヒョウ」と読むのよ)鉄砲や矢が降っているときでも、

金輪際この人の車には絶対乗せてもらうまいと、この時、堅〜く堅く心に誓ったわ。

真紀子ね、こうしてHPに書きながらいろいろ考えたのよ。

それはね、HPに書くよりも奥さんに電話をした方が面白いかな?って。

内容?次のとおりよ。

「今夜、ご主人に車に乗せてもらって大変助かりました。

ご主人、スポニチをお読みになるんですね。

あの新聞をコンビニで買ったのは私です。

別れ際、お礼を言わなくてもいいと言われたんだけど気になってしようがないからこうしてお電話をしています。

助手席はとても乗り心地がよくて、途中、眠くなってしまいました。

4分〜5分、車の中でウトウトしたようです。

私、一度寝てしまうとなかなか目を覚ませないタイプなんですけど、今夜は、何故か途中でハッとして飛び起きちゃいました。

びっくりしました。

ご主人には、何時でも乗せてあげるからと言われましたので、また雨が降ったら、お世話になると思います。

その節は、どうぞ宜しくお願いいたします。」

どう、恐い? ふふふふふふふっ。

真紀子、好きだなぁー、こういう悪戯。

 

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