ねえ、ちょっと、ちょっと聞いてよ。
貴男、女房の出産に立ち会うことについてどう思う?
ベッドで手を握ってあげたり、汗を拭いてやったり、ひどいのになると子供が生まれ落ちるまで歌をうたってやる男まで出現してきたわ。
こらーっ、お主。
世の中、お主のような男は必要としていないからさ。
この世の中、男と女の役割は、神世の昔からしっかり決まっているのよ。
時代が変わったとか、男女平等だとか、男の優しさだとか、夫婦一体だとか・・・・それとこれは全く違うわよ。
特に、むかっ腹が立つのは、男の優しさを理由にあげるバカ。
それは優しさとは言わず笑われ者というのよ。
亭主曰く「何か出来ることがないかと・・・・応援したかった」。
女房曰く「主人が側にいてくれてとても心強かった」
ジャングルの中の一軒家で生むというなら分からないでもないけど、ここ(日本国)を何処だと思っているの?
日本の医療技術を侮辱していることにもなるわよ。
日本のお医者さんをナメルんじゃあないわよ。
全面的に信頼して全てお医者さんにお任せしなさいよ。
えっ、どうも心細いって?
あ、そう、それならそれでいいわよ。
そのかわり、子供がちょっとどこかをすりむいたくらいで救急車を呼んだり、
わずかな切り傷であたふたと病院へ駆けつけたりせず、
その都度ご主人を会社から呼び寄せて2人だけで力を合わせて、全て自分達だけで対応しなさいよ。それが出来る?
出来ないって?そーれごらんなさないな。
だから、お主のやることは、ご都合主義だというのよ。
とにかく、お主、あまりみっともないことをしないでよね。
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