某地方新聞に、校則に反して3年間長髪・私服で過ごした という中学生の話が載っていたわ。

母親は「髪型も服装も自分で決めなさい」という姿勢。

で、最初の頃は、みんなから好奇の目で見られるなどいろいろな人々からそれぞれの反応があって、

その反応もやがて「お前だけズルイぞ、他のみんなもできるようにしてくれ」

となってきたというから、ここはなかなか面白い。

学校側は「校則は守ってほしい。

だけど強制できるものでないし その生徒を拒否もできない」と。

卒業式の日、このガキは式典に欠席したという。

理由は「今日は、新しい一歩を踏み出す日。終わりを祝うような式典には出たくない」。

そして、自宅でビートルズを聞いていたんですって。

真紀子、ここでとうとう完全にキレた。

コノヤロウーッ、世間をナメるんじゃぁないわよ。

校則については、たしかにおかしなモノがたくさんあるのが現実のようだから、

これについては、現代の若者なり 世間一般が認める常識に照らして民主的に話し合いで見直さなければならないと思うわ。

だけどよ、卒業式の存在理由を自分流に「終わりを祝う式典だから」と決めつけて、だから欠席するんだとなれば、

 こうまで奔放に行動されたら、それは、勝手、我が儘、反逆者、抵抗のための抵抗、グズ以外のなにものでもないわよね。

終わりを祝って何故悪い?

終わりったって、地球が滅亡させるとか 人間をやめろとか言っているわけではないのよ。

自由な生き方だとか正当な権利の行使だとは絶対言えない。

社会生活、少なくとも日本国での社会生活においては、こんな奴、絶対許すべきでないわよね。

そんなにアウトローに徹したいんなら テキサスにでも行くのね。

手作り卒業式への改革とか君が代斉唱反対とか日の丸掲揚反対を求めて

卒業式式典参加を ボイコットする等という話はよく聞くけど、

このガキのやってることは、 理屈も信念も自己主張も何もあったもんじゃあない。

ただただ学校のやることに反対しムチャクチャな行動をするという次元の低いとんでもないヤツよね。

真紀子、基本的に温故知新という言葉が大好きな、そういう現代っ子だけど、

若者の自由な発想なり新鮮な感覚で世間の古い常識を見直すことには賛成よ。

真紀子もいろいろ考えることがあって、やれる範囲で自分なりにやっているんだから。

このHPもその一部よ。

だけど、それに便乗して こういう訳の分からない大バカモノが大手を振って出現・台頭してくると、

それに対して警鐘を鳴らさなければならないとも思うのよ。

こんなことやっているようじゃぁ、

それなりに年輪を重ねてきている大人の理解を得ることなど出来るわけ無いじゃあない。

せっかく一生懸命自分達の意見に 市民権を得ようと努力している多くの健全な若者達があまりにも可哀想よ。

そして、もっと悔しくて腹が立つのは、「見てごらんなさい、彼は素晴らしい若者じゃあないですか」

と、この手のバカ者をはやし立てる救いようのないメガトン級のキチガイマスコミよ。

逸しているものは逸していると言う勇気を持ってよ!

変えていく・改革するというのは、 「より良い方向へ」というのが前提条件でしょうが!

何でもかんでも、今までと違ったことをすることが改革だと思ったら大マチガイよ。

仮によ、仮にこの少年の主張・やり方が 真の自由であり素晴らしいことだとしたら、

卒業式の式典はやる必要が全く無くなり、各自が自宅で自由に(勝手にかな?)

裏ビデオを見ていてもよいということになるのよ。

これを変だと感じないヤツには、真紀子が神様にお願いして、貴男が一生、裏ビデオを見られないようにしてやるわよ。

 

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