ここしばらく、腹を抱えて笑った事なんてほとんどなかった真紀子だけど、

さすがにこれは、 転げまくって笑っちゃったよ、ホント。

ナイフを使った少年の犯罪が多発しているということで新潟県下田村のナイフメーカーがね、

ナイフの刃先を丸めた製品を製造販売し始めたんだってさ。

いやぁー、なんと感想を述べたらよいのかしら。

真紀子も成人してから既に数年経ち、 そろそろマンガを卒業しなければならないなと考え

専ら、真面目に図書館通いをするようになった今日この頃だけど、これ、正解だったわ。

だって、マンガを読まなくたって、こんなに 面白い話が巷にゴロゴロ転がっているんだもの。

(ちなみに今読んでいるのは、立松和平著の「月光のさざ波」、これ、面白いよ。)

ナイフを使った少年犯罪を減らそうとする熱意は素晴らしいわ。本当に感服する。

真紀子なんて何も出来ないんだから、 まじめに考えれば、真紀子にエラそうなことを言う資格なんて全くないのかも知れないわね。

だけど、このHPで言う分には許してもらうわ。

何年前だったかな?真紀子がまだ中学生の時なんだけど、交通戦争について、クラスでディスカッションしたのよ。

そしたら、ある女の子が「事故の大部分がスピードの出しすぎだって警察のヒトがテレビで言っていた。

自動車の構造をスピードがでないように 作り直しちゃぇばイッキに解決する」って。

その時、教室内は、一瞬、シーンとしてしまったわ。

何故だと思います?

ある意味では、簡単な解決方法だからよ。

そして、やろうとすれば出来ないことはないわよね。

だから、皆「あっ、そうか」と考えたのよ。

で、次の瞬間「そんな簡単なことなら、大人は、何故もっと早くやらないのだろう」と疑問を持ったのね。

そして、数秒後に皆から一斉のブーイング「ザケンじゃねーよ、真面目に論議してんだから水を差すなよ」

近代国家で、その道のプロでも真剣にこういう発想をして、しかもそれを実践するお方がいらっしゃるのね、我が国には。

今まで、馬車が唯一の交通手段だった社会に、ある日突然、自動車が入ってきてヒトをはねて事故を起こした。

住民がそれを見て「こりゃぁ、ダメだ。自動車なんていらねぇー、いままでどおり馬車で十分だ」というのとは、違うのよ。

食中毒が発生したら、その発生源となった食堂なりレストランの営業を禁止するというのとは、全く性質が異なる話なのよ。

バタフライナイフというのは、 「モノに突き刺す、モノを切る」のが目的の道具なの。

さぁーて、真紀子、手紙を書こうっと。

えっ?誰にって?

うん、アメリカの銃を制作販売している会社あてよ。

内容はね「最近、銃を使った凶悪犯罪が多発しています。

このまま放置するとますますエスカレートする恐れがあります。

銃の所持規制を法律で定めるのも方法のひとつではありますが、

アメリカ議会で成立させることは無理のようです。

この際、銃口を鉛で塞いで玉が飛び出ないようにした新型の銃を制作販売して下さい」・・・・よ。

真紀子、初めて知ったんだけど、 全国のナイフ生産量の約半分が岐阜県関市産なんだってね。

で、そこの刃物産業連合会もナイフの刃先を丸くしようと 業界に強力に要請しているんだって。

ところで、誰か、アメリカで銃を制作販売している会社の 住所・社名・電話番号を知らないかな?

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