程度とか常識の問題だと思うのだけど、 化粧品売場にいる女性の化粧って濃すぎないかしら?
歌舞伎役者か能面みたいにコッテコテに塗りまくってるよね。
化粧って、人間の顔を美しく見せるためのもので、 化粧品の良さをアピールするものではないはずよ。
化粧品売場の女性の顔の場合は、 化粧品そのものの良さを宣伝しているようなものよ。
地肌とかその女性が持つ固有の美などというものが完全にどこかへ押しやられているわ。
あれだけ濃く塗りたくれば、塗りたくった化粧品の良さ・悪さはよく分かるけど、
その女性の肌の美しさは、化粧品の下に隠されてしまって何も分からない。
他人に見せられないような酷く醜い肌をしている女性を対象にして売り出している商品ならやむを得ないと思うわよ。
その場合は、なるべく地肌を見せないようにしなければならないのだから、
どうしてもベタベタと覆い隠すための化粧が必要になると思うわよ。
オバタリアンのための化粧が良い例だわ。
だけどねぇー。
10代、20代、30代で、肌が綺麗な女性の場合は、極力、肌の持つ本来の美しさを損なうことなく化粧すべきよ。
つまりは、薄化粧で良いということになって 化粧品が売れなくなるのを恐れているのよ。
だから、化粧品会社の商戦に乗せられているのよ。
ちょっと、情けないと思わない?
化粧品会社は、卒業時期が間近になると高校生や大学生、
いや、中学生をも対象に「化粧の仕方」を教えに学校まで押しかけて来るのよ。
そして、全員を一列に並べて一斉に化粧をほどこす・・・ブスも美人も区別無く。
やりすぎよー、ありゃぁ。
そんなこと他人に教わらなくっても、本能でちゃーんと、覚えるって!
洋食マナーを教えに来たりするのとは、ちょっとワケが違うような気がするの。
洋食マナー教室も化粧方法教室も商戦ということでは同じだけど、
化粧方法教室は、美肌を隠してしまったり素肌を痛めてしまうというとんでもない犠牲が伴うわ。
また、どんなブスも化粧さえすれば美しくなれるという錯覚を誘発する恐れもあるわ。
真紀子の肌? もちろんモチ肌よ、もち肌。
学校も学校よ。
外部講師を招いて教えてもらわなければならいことは、他にまだまだあるはずよ。
頭を冷やせーっ。
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