北朝鮮に拉致された人達の家族にモノ申す。

おんどりゃぁー、ジャカーシイぞいッ!

真紀子ね、人の命が地球よりも重く

他に代え難い尊いモノだということは百も承知よ。

子を思う親の気持ち、兄弟姉妹の安否を心配する身内の心の痛み。

それはそれは、他人に計り知れないほど悲痛・悲壮な思いがあるでしょう。

言葉では言い尽くせぬ苦しい思いが胸の内を渦巻いていることでしょう。

正直な話、拉致問題の存在さえ否定し続ける北朝鮮の頑なな態度に

一時、諦めかけていたこの問題が、急転直下、金正日総書記の

「北朝鮮が拉致した。ゴメンナサイ」の一言で

突然、両国の論議の遡上に上がることになったんですものね。

しかも、◎◎は生きているが○○は死んでいる。

死んだ○○の遺骨は、お墓ごと洪水で流されてしまった等と

恰も自宅で飼っている金魚がネコに襲われ、金魚鉢は割れ

飼っていた出目キンも死んじゃった・・・かのような扱いで

サラリサラサラ、あっけんからんと報告されたんでは

たまったもんじゃぁないわよね。

それより何より、次第に「○○は死んでいる」との発表が

ウソかも知れないという情勢となるに及び

「生きているとの前提で真相究明を!」との叫びは

当を得ているし頷けるわ。

さて、それはそれとして

真紀子の怒りは、別のところにあるの。

あのね、命の尊さ、重みについては、

国籍とか年齢とか性別とかに無関係なんでしょう?

つまり、国家という名の下に人間の命を奪うことが

許される(認められる)のは、死刑執行だけよね。

逆に言えば、何も罪もない人間が国家によって命を奪われるなんて

絶対にあってはならないこと、許せないことなはずよ。

例えそれが戦争状態であっても、

戦死することを名誉と考えている奇特な軍人という生き物以外に

国家が人間を殺すことは、やっちゃぁいけないはずよね。

今回の拉致事件に関して日本政府は、

相当気合いを入れて対応しているわよ。(父が言ってた。)

少しは、この苦労に理解を示しても良いんじゃぁない?

アメリカがやったアフガニスタンへのテロ行為で犠牲になった

多くの一般市民とその家族に対する日本政府の態度に比べたら

天と地、月とスッポンの違いよ。分かるでしょう?

口の減らない奴らは「税金で賄っている役人なのだから努力は当然」

と言うでしょうね。

だったら、アフガニスタンに対する日本政府のシカトはどうするの?

批判することは簡単よ。理想だけを追い求めてもダメ!

日本政府が信頼できず、マスコミの口車に乗り

グダグダゴニョゴニョ無責任に喚き叫ぶんだったら

直接、金正日総書記と渡り合ったらどうなの?

貴方にそれが出来る?

日本のマスコミってそんなに頼りになるの?

笑わせないでよ!

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