ちょっと、難しそうな入り方だけど、 内容はいたって易しいから最後まで読んでね。

ポーランド政府が1968年に起きたユダヤ人排撃事件の犠牲者に対して公式に謝罪したという話が、

NHKテレビで報道されたわよね。

国外追放処分としたユダヤ人には ポーランド国籍を認めるんだって。

なんと30年ぶりのことよ。

クワシニエフスキさんという大統領は「深く恥じている・・・・償いが必要」とインタビューに答えて言っていたわね。

これってスゴイ話よ。

真紀子、日本のエライさんにクワシニエフスキ大統領の爪の垢を煎じて飲んでほしいと思うわ。

それはね、従軍慰安婦問題よ。

真紀子、難しいことは分からないけど、 あの問題は誰が考えたってやったのは事実のはずであり公式に謝罪すべきよ。

今更「事実なのかどうか」などと言っているのを聞くとテレビのスイッチを足で蹴飛ばして切りたくなるわ。

もったいないからやらないけどさ。

政府としてのメンツがあるのかも知れないし、 戦争中のことだから、当時の日本軍のやったことを

いちいち「正・悪」区分して謝罪していてはキリがないというのも分からないでもないけど、

日本政府は男らしさに欠けるわよね。

真紀子、ちょっと矛盾する考えも持っているのよ。

それはね、戦争って人殺しでしょう?

何故やるのかという理由・原因・目的はいろいろだけど、

とにかく、どうしても人を殺して殺して殺しまくらなければ収まりがつかないのよね。

人間のやることで殺しほどヒドイ事ってないじゃぁない?

戦争が終わった段階で「貴方の国の人間を多数殺してしまって申し訳ありませんでした。

今後、このようなことはしませんので許して下さい」と謝罪などしませんよね・・・たぶん。

領土をとられたり経済制裁を受けたりという「仕打ち」はされるけど、「謝れよ」とは言われませんよね。

なのに、「女性にエッチを強要したくらいで、 しかも戦後50年以上も経ってから、

今更、何が謝罪じゃ」という理屈も 「あれっ、そうかもな!」と、真紀子、一瞬、思うことがあるのよ。

人道上?

バカ言わないでよ。

数えきれないくらい大勢の人を殺しておいて何が人道上よ。

彼女達に謝罪する暇があったら、殺してしまった多くの外国人(兵隊さん)のご家族一人一人に対して公式に謝罪してよ、

それが先でしょうが・・・・という気もするのよね、

正直なところ。

兵隊は職業軍人であり彼女達は民間人だというのは、全く理由にならないのよ。どちらも同じ人間なのだから。

兵隊さんの命は戻ってこないし彼女達の青春(貞操)も取り戻せないという点で、両者に異なる要素など全く何もないのだから。

正・悪って難しく考えればキリがないけど「殺し」は最高に悪いことでしょう?

誰が考えても・・・・さ。

違うの?戦争なら「殺し」も正となり、兵隊のやる人殺しは、貴賤のない職業として恥じる要素など全くないことなのかなぁ?

で、何?毒ガスを使用することは人道上許されないって?

そこが分からないのよ。

人を殺して殺して殺しまくる戦争に 「あ、その殺し方はいけないよ、別の方法でやって!」って言うわけ?

あーあ、真紀子の頭の中、完全にパニックよ。

どうしてくれるの?誰か真紀子に対して公式に謝罪して!

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