3月は、お雛様の季節ね。
真紀子の家庭では、いまだに3月3日にはお雛様を飾るけど、皆さんの家庭は?
どう?お雛様の習慣って微笑ましいし素敵だと思わない?
真紀子、こういうのって結構こだわる方だから、将来、自分に女の子が出来たら毎年ちゃんと飾り付けてあげるつもりだし、
子供にもその良さを教えるつもりでいるわ。
で、こんな話なら真紀子のHPに掲載する話題としては何も面白くないので、少し視点を変えて意見を書くことにするわ。
それはね、お雛様を制作・販売している業者さんに是非とも言いたいのよ。
値段が高すぎるわよー。
お雛様の値段がピンからキリまであるのは承知。
だけど、親って、「少しでも良いモノをほしい」と考えてしまうものなのよ。
そうしたお客の弱い心理につけ込んで、とてつもなく高価なお雛様を市場にバキバキ送り出されたのではたまったものではないのよ。
真紀子、キット将来ともお金持ちにはなれないだろうから、早めに今から言っておきたいの。だってそうでしょう?
お雛様って、それを飾る親もそれを見る女の子も、合理性や実益を期待しているものでなく夢を得ているのよ。
家族が身を寄せ合って、小さな楽しみを共に享受するため、ある意味で「無駄」なことをやっているのよ。
こういう無駄って、昨今のように世の中が殺伐としていればいるほど必要なものよ。
それを「こんな習慣は金や手間がかかるので無駄だ」と切り捨てられるとしたら、とめどなく淋しいじゃあない。
よくお店などが、客の関心を引くために超高価な品を展示するというのは良くあること。
例えば、ダイアモンドをちりばめたウエディングドレスとか高価な宝石をふんだんにデコレーションした装飾品などよ。
真紀子もデモンストレーションで1千万円とか3千万円のお雛様が店頭に並ぶのには全く違和感を持たないけど、
お雛様の定価が年々高くなり、だんだん庶民の手が届かないところへ遠ざかっていく傾向、
業界の露骨な商業主義路線にはムッとするわけよ。
ピンからキリの話になれば、確かにそのとおりよ。
でもね、最近は、高価な商品の占める割合が断然多くなってきて、
売り手側から「ほらほらどうだ?」と煽られている気がしてならないの。
ひとつの家庭で2組も3組みも必要としないし、一度買ってしまえば末代ものなだけに、
買うに当たっては「できれば良いものを」と考えてしまうのが人情なのよ。
そこにつけ込んで値段を吊り上げるというのは許せないぞー。
女の子のいる家庭では、どこへ行ってもお雛様が飾ってあるという姿を実現するため、
日本の良き伝統文化・習慣を後生に大切に引き継ぐために、雛人形の業界さんよ、ひと肌脱いではいかが?
それによって校内暴力や家庭内暴力を減らすことが出来、更には青少年の非行化をも最小限にくい止めることができる・・・・
等と、どこかのエライ(?)学者・先生さま達のようなキチガイじみたことは真紀子、絶対に言わないからさ!
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