何とも物騒なテーマで恐縮だけど・・・・聞いてほしいの。

今の世の中、何から何まで恵まれすぎている・・・・と言うのが発想の原点よ。

特に食料。「輸入してまで食べ残す、不思議な国ニッポン」として

ブクブクに太ったネコがひっくり返っている写真を載せた公共広告機構の新聞広告を目にした人は多いでしょう。

台所から食糧資源を考えようということなのだけど、

なんと、日本の食べ物の半分以上が輸入品なのに、台所のゴミの約40%は「食べ残し」なんだって。

一方では、アフリカ等の、飢餓のため骨と皮だけになっている子供の写真も載っているわ。

真紀子もこういう人達のために何か出来ることがないかと考えたのだけど、どうもいけないわ。何故って? 

うん、あの黒柳徹子の顔が目に浮かぶからよ。

ベラベラベラベラ・・・・・どうにかならない。あれ。

もう少しまともな人がああいう活動をしていれば、真紀子は、身を挺して協力するわよ。

おっと、また、感情的になってしまったわね。

話を元に戻そうか。

真偽を自分で確かめたわけではないけど、東京の赤坂や銀座など

高級料亭街に生息(?)する乞食、ネコ、犬、ネズミは、ことごとく栄養過多、糖尿病に罹っているというわ。

農業者が必死になって生産・収穫した野菜や果物も「形が悪い」というだけで

商品価値がなくなるというし、家庭内の食事も食べ残し、偏食等々・・・・”やりたい放題”。

真紀子の両親は、戦中、戦後の食糧難時代を例にとり、

盛んに子供達を叱りつけているけど、妹に至っては「時代が違うよ」と小声で呟きいっこうに改めようとしないのよ。

このままでは、日本がダメになってしまうのではないかしら?

物の価値を見直す、有り難さを実感させるために、

一度、無や貧の世界を体験させるという乱暴な手段も、ここに至っては、選択肢のひとつとしてあって良かろうと思うのよ。

そのためには、ドカンと一発戦争は如何?というわけ。

ただし、この戦争、あくまで人命が失われたり放射能などの有害物資を撒き散らしたりしてはいけない。

とても想像がつかないような強力な力で恵まれ過ぎの元凶である物資等の消滅・破壊をやるのよ。

だから、厳密には戦争とは言わないのかも知れないわね。

要するに「ある日起きてみたら、

霞ヶ関は焼け野原、高級料亭もディスコも六本木も築地の市場もデパートも

コンビニエンスストアも跡形無く消え去っている」という状態を作り出すのよ。

これって、テロリストのような危険思想かな?

 

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