最近は、真紀子のHPもネタ切れから徐々に3面記事的なモノにシフトし、ワイドショーまがいに変貌しつつあるのが悲しいけど、
有森裕子サンの離婚騒動だけは、同姓だという事もあり放っておけない(?)気がするので ちょっと書かせてね。
別に、真紀子がどうこうできるものでもなく、また、 そんなことすべきものでもなく、結婚・離婚などは
あくまでプライバシーだからどうしても ヤジウマ的にならざるを得ないけど「泣くな!有森」とエールを送りたいのよ。
必死に涙をこらえての記者会見、強いぞ有森!
ガンバレ有森!女性は強いねー。さすがだわ。偉いゾ有森!
今回は、御主人が外国人だということで日本人男性諸君をこき下ろす気はないから安心してね。
逆にここでは、男を誉めてあげることにしたわよ。
それはね、ナント、有森裕子サンに匹敵する強さを持った男性が出現したというのがテーマよ。
それは、イラクのフセインちゃん。
世界の9割の人達は、独裁者だとか侵略者だとか言いながら
彼を悪者呼ばわりするけど、真紀子はチョット違う側面から彼を評価しているのよ。
他国を侵略したり、毒ガスを作ったり、生物兵器だか何だか知らないけど、
彼が、世に言う大量破壊兵器を作ることに対して賛意を送っているのではないわよ。
真紀子ね、彼のど根性が好きなのよ。
男はこうでなくっちゃぁ。
アメリカが大国だというただそれだけの理由で、世界を制するのはオイラの役目だと勝手にとんでもない解釈をし、
やれ原潜だ、ミサイルだ、ハイテク兵器だとはしゃぎまくってペルシャ湾に集結させて臨戦態勢を敷く。
オイ、コラ、コラ、そんなことに金を使う前にまず国連への負担金をキチンと払ってよーっ!
国連に対するそうした最も基本的な義務である負担金の支払いも満足に果たさず、武力行使という権利だけをやってのけるの?
これって、最近の過保護社会下における子供達と 何ら変わるところが無いじゃぁないのさ。
皆さん、注目していなさいよ。
そのうち、間違いなくアメリカは日本に対して
「あの時、エライ多額のカネを使っちゃったんだ。その一部を負担してくれ」と言ってくるわよ。これ、賭けても良いわ。
どこかのアホな子供が「遠くへ行くお金がほしかった」との理由でナイフを使って強盗をはたらいたり、
ゲーセンで遊ぶカネほしさに下級生からお金をまきあげていたということが新聞に報じられていたけど、原点は全くこれと同じ。
要するに甘えの構造よ。
もうひとつ、賭けても良いことがあるわ。
それはね、日本の対応姿勢よ。見ててごらんなさい。
「ハイ、分かりました」と尻尾を振って言われるままに、アメリカの要望通りのカネを出すわよ。
それに比べてフセインちゃん。とにかく男に徹している。
今回の査察受け入れだって、 最初っから彼のシナリオにちゃんとあったことで、
決してアメリカの威嚇に恐れをなした結果じゃぁないわ。
彼、そんなヤワじゃぁないもの。
要するにシチュエーション作りをするのにちょっと時間がかかっただけ。
アナン国連事務総長という大物(クリントンは小物)を相手に、国連の制裁緩和という対置要求をキッチリ飲ませているのよ。
見事というほかないわ。
更に、皆さんから総攻撃を受けそうなことを言わせてもらえば、フセインちゃんに限らずイラク国民の立場にもなって考えてみようよ。
大統領宮殿は、彼らにとっては聖域よ。
これは、外国人である私達が何といってもダメ。
とにかく絶対の聖域なんだから。
日本の総理大臣官邸とは全くレベルが違うのよ。
あえて我が国に例えるなら皇居に相当するのよ。
もっと分かり易く説明してあげようか。
第2次世界大戦が終わった時、そう、あの時でさえアメリカは
「戦争の仕掛け人・責任者である」と考えていた天皇陛下を、日本人の心の支えになる存在だということで認知したのよ。
あの時のアメリカが本気になってやる気になれば、天皇制の廃棄なんて簡単にできたはずなのに・・・よ。
天皇なんてアメリカにとっては到底理解できない非合理的でやっかいな存在だったのよ。
それって何だと思います?
先ほどのイラクの大統領宮殿の話になるのよ。
外国人には到底介入できない・介入すべきでない「その国の絶対」なのよ。
分かる?で、そこに兵器を隠しているのではないか?
ということなんだけど、真紀子もそれは知ーらない。
皆さん。日本の非核3原則って知ってます?
「作らず、使わず、持ち込まず」だったかしら?
だけどよ、アメリカの原潜が日本の港に立ち寄るとき、この原則をどういう方法でクリアーしていると思います?
アメリカに「核を積んでいる?」と聞いて「いいや、積んでいないよ」との答えが返ってきたら「あ、そう」で終わりなのよ。
核を搭載していない原潜なんてクリープを入れないコーヒー以下よ(くーっ、古い例えね!)。そんなこと絶対あり得ないのよ。
フセイン大統領の宮殿を査察するべきだとそれほど力むなら「その国の絶対」からはほど遠いアメリカの原潜の中なんて、
日本の自然保護団体から漁協の人々、市の職員、消防団、警察、マスコミ、
保健所、町内会長・・・・ありとあらゆる階層の人々によって
隅から隅まで完璧に査察させろーっ。
アメリカは、言っていること・やっていることが感情的に過ぎ、
ちぐはぐで片手落ちなんだよね。
真紀子、こういうのって大嫌い。
絶対、許せないわ。
いかがでしたか? 貴方のご意見・ご感想をお寄せ下さい。