どこかのテーマで書いた記憶があるんだけど (無節操に書きまくっているから分からなくなる)

真紀子、父の仕事の関係で東南アジアの国で2年間暮らした経験があるの。

その国は、国民の大部分がイスラム教の信者なんだけど、いろいろ面白い経験をしたわよ。

失礼にならない範囲で紹介するとね、まず、断食。

これはね、一定期間飲まず食わずで過ごすと思われているけど、

実際は、昼間何も食べないし水物も一切飲まないというだけなのよ。

だから、その反動で日没後、爆竹の合図と共に夜はメチャクチャ食べまくるのよ。

次が、豚肉を食べないという話。これは本当なんです。

だけど、その代わりに鶏肉とか牛肉とか山羊肉はいくらでも食べるのよ。

最後に、アルコール類を飲まないということ。

これもそうなんだけど、ほとんどの場合「同じイスラム信者が見ている前では」ということなのよ。

少なくとも真紀子の家に遊びに来たイスラム信者は、

父の勧めでビールやウイスキーを飲んで酔っぱらっていたわよ。

真紀子が最初に「失礼にならない範囲で」と断ったのは、それなりに理由があるのよ。というのはね。

信仰って尊いもので、他人がひやかしたり茶化したりしてはいけないし、よそ者が絶対立ち入ってはいけない、

立ち入ることが出来ない聖域なのよね。

父は、こんな経験をしたのよ。

それはね、仕事で現地の作業員を雇うでしょう?

その人達ね、決められた時間になると1日に何回も一斉にお祈りを始めるのよ。

どんな仕事をしているときも・・・・よ。

で、ある時、父が「もうちょっとで区切りがつくのだからそれを終わらせてからお祈りをしなさい」と言ったのよ。

そうしたらこれが大問題になって、ナント、

日本大使館のエライさんが相手国のエライさんに公式に謝罪して一件落着となったんだって。

信じられる?でも、本当の話よ、これ。

同じイスラム教でも、今度は中東での話。

例によってイラクの援護射撃を。

4月上旬は、イスラム教徒にとって一生に一度の 大行事であるサウジアラビアにある聖地、

メッカ巡礼(ハッジという)の季節。

毎年、2百万人もの信者がメッカを訪れるそうなんだれど

今年、イラクは、2万5千人が政府にこの巡礼を申請。

ところが、例の国連制裁によってイラク政府は信者に対して十分な経済支援ができず、

どうやら旅費を個人負担できる約3千人しか巡礼に行けないんですって。

これに対して、真紀子の愛するフセインちゃんは 「国の威厳を踏みにじる行為だ。」とカンカン。

更に「米英がイスラムを敵視する現れだ」激怒しているわ。

そうだ、そうだ、そのとおりよ。

真紀子、今度は、イギリスも敵に回さなければならないようね!

ま、それはともかく、これはイカンぞ!やはり。

こら、アメリカ国民よ、テメェ、キリスト教信者だろうが?

何、毎週日曜日には教会に行ってお祈りだと?

結構じゃぁないのさ、どうぞおやりなさいよ。

でも、よーく考えてごらんなさいよ。

突然、外国からの圧力で、その毎週日曜日にやっている教会参りができなくなる事態を!

これは、すごいことだわよ。分かってるの?

日本だってそうよ。

外国からの圧力で、お葬式や法要に、 一切お坊さんを呼べなくなったらどうする?

日本人の場合は、かなり無宗教的な色彩が強くてピンとこないというのなら、そうねぇ、

分かりやすく天皇制の否定というのはどうかしら?

外国からの圧力で(ここが重要なのよ)天皇の存在を否定せざるを得なくなったら 日本ならどうなる?

そういうことなのよ。

日本がアメリカにペコペコしながら盲目的にアメリカの意見に追随し、

これを受けて国連が決議しイラクに対してやっていることは。

分かっているンカッ・・・・オンドリャァ!

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