アメリカシアトルで開催されたWTOが大混乱。

どう? 真紀子のアメリカ批判は決して的はずれではないということが少しはお分かりになりましたかしら?

あれは、一言で言えば、カッコ良い御託を並べながら発展途上国などを犠牲にした政策をゴリ押しし、

グローバル化がイコールアメリカ化であるかのような錯覚・奢りのもとに

常に自国の都合だけを考えた偏重思考で物事を進めようとするアメリカに対する不満や反発が一気に爆発したのよ。

いわば、起こるべくして起きた暴動よ、これは。

真紀子に言わせればこういう動きは大歓迎。

特に、お膝元、アメリカ本国で起きたということが何にも代え難いほど小気味よい事件だわ。

クリントンは、大統領選挙戦略の一つという浅はかな考えから

「デモは民主主義国家における権利の行使ですからどうぞおやり下さい。」

と格好良いことを公言していたけど・・・ふふふ、ざまぁみろ!

いつだったかしら、ニューヨークで、黒人が人種差別に抗議した暴動があったけど、

今回は、外国を巻き込んだ暴動だというところが意義深いのよ。

アメリカが非常事態宣言をし外出禁止令を発令したのは、本当に久しぶりでしょう?

この事件を単にWTOの議長国であるアメリカがメンツを潰されたという

軽〜いリスクを負わせるだけで片づけてはいけませんよ。

力を合わせて決起し、キッチリ思い知らせてあげなければ・・・・

ただ、アメリカという国は、体裁を気にし、人一倍メンツにこだわる国だから反省などするわけがないけどさ。

大事なことは、こうした行動を反復することよ。

繰り返し繰り返し、徹底的に、思う存分暴れ回ることね。

それは、他国に内政干渉しようとしたとき、

スーパー301条のようなキチガイじみた法律を勝手に作ったとき、

沖縄等で米軍が日本女性を対象にした強姦事件を起こしたとき、

議会がCTBTの批准を否決したようなとき、

国連決議なしに他国を突如爆撃しだしたとき・・・行動を起こすきっかけはいくらでもあるでしょう?

日本政府にもこのような骨のある団体・政治家がいれば・・・ね。

「ノーと言える日本」の著者である石原慎太郎現東京都知事だけは

真紀子、「おっ、結構やる男だわ」と思っていたけど、彼、学はあるけど残念ながらテクが無い普通の政治屋。

世間をアッと驚かせて・・・それだけで終わり。

先日、東京都内のホテルで爆弾発言をしたでしょう?

どこの世界に今時「現憲法はアメリカから押しつけられたものだから破棄しよう」と大声で発言する東京都知事がいるのよ。

さすがの真紀子もこの発言にはビックリしたわ。

それって、まるで真紀子のHPレベルよ。

つまりは、本気でないのよね。

本気でやろうとするなら、都知事がここでこんな発言をすれば著しく逆効果だということぐらい誰にでもでも分かるモンね。

用意は周到、実行は果敢・・・・でなくっちやぁ!

話を元に戻そうね。

この騒ぎでWTOの会議が大混乱し、オルブライトおばさんが必死になって各国に謝罪している姿って見応えがあったわよ。

でも、真紀子に言わせれば、クリントン大統領に土下座して謝ってほしいわ。

謝る対象?

それは、言うまでもないでしょう?

NGOは勿論のことWTO参加各国に加えて早内真紀子に対してよ。

 

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