「負けるが勝ち」を地でいっているのが

今のオサマ・ビンラディン君ね。

いいのよ、それで!

不利になったらすかさず身を引きジーッとチャンスの再来を待つ。

西部劇の「荒野の決闘」じゃぁないんだから

ヤンキーと向かい合って

マトモに渡り合う必要なんかまったく無いのよ。

逃げろやホイホイ、スタコラサッサ!

死力を尽くして逃げ通してほしいわ。

生きるってこともなかなか大変だけど

死なないというのもこれまた容易なことでないわね。

彼が既に死んでいるというデマも飛んでいるけど

それはあくまでデマ、嘘ッパチ、アメリカの陰謀よ。

ヤンキーが国の総力を上げて取り組んだ捕捉作戦が

結果として失敗に終わることを認めたくないものだから

「既に我が国の空爆で死んだ」と吹聴しているだけなのよ。

負け犬の遠吠えに等しい幼稚な情報操作だわ。

空しくないのかしら?

惨めでないのかしら?

アフガニスタンの国土は、空爆でボロボロにしたようだけど

グヂャグヂャ、ズタズタにされたヤンキーのプライドは

いくら時間が経過しても絶対に回復されないはずよ。

そういう意味では、オサマ君、

当初の目的を十分に達成したわけよね。

彼って賢いから、今回の成功に味をしめて

すぐに第2第3のテロを仕掛けてくるようなことはしないわよ。

最も効果的なタイミングを見計り

最も効率が良く世界がひっくり返るような奇抜な方法で

一度だけ致命的な制裁措置をガッツーンと決行する。

もう、これだけで十分だと考えているのよ、彼は。

アメリカの報復空爆も想定どおりだし

いずれタリバン政権が追放されるということももちろん計算ずく。

あれだけ空前絶後の快挙を成し遂げるほどの勇士が

これくらいのことを予め予想できなくてどうするの?

今の彼? そうねぇ、悩みがあるとしたら

如何にして力を分散させて温存するか・・・その一点よ。

世界中に分散して温存した力が結集して再び決起するのは

10年後でもよいし自分の死後だって遅くないと考えているわ。

オサマ君、お願い、死なないで・・・逞しく生きて!

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