嬉しいなぁ!

頼もしいなぁ!

スッキーンと一本、真っ直ぐに筋が通っている。

それも、飛びっきり強靱なハガネのような筋がね!

言わずと知れたイスラム教シーア派の指導者サドル師よ。

馬乗り崩れのヤンキー集団ごときに、歴史と矜持に満ちあふれ、

キリッとした主権を持つ独立国が傍若無人に侵略されてたまるか・・・

ってんだから、ごく当然の発想であり必然の行動よね。

それにしても見上げたモンだわ。

比較するのもナンだけど、第二次世界大戦の終結場面での日本は、

2発の原子爆弾を投下されて抵抗力がゼロになっちゃったんだからね。

戦後、日本国内を丸腰で・・・というより

真っ裸のフリチン状態で闊歩した占領米軍兵に対し、

攻撃を加えようとする日本人はひとりも居なかった。

大量破壊兵器を所有しているというナンの根拠もないでっち上げを基に、

一時は、国土も国民もプライドもズタズタにされてしまったイラクだけど、

やはり彼らはバカではなかったということよ。

少数派ではあるが、尊い良識を持ち、心底国を思う勇士がいて、

それに対する健全な支持者達がここぞとばかり毅然と立ち上がった。

残念ながらいま時のひ弱な日本男児には、到底、真似出来っこないことよね。

貴男達は、「忠臣蔵」をどういう目で見、何を感じ、

どの部分を己の人生に反映させようとしたの?

ソファーにダラーッと寝そべって、煎餅などを食べながら

痴呆の如き虚ろな目でポカーンと鑑賞しただけなら、

それって、ただただ時間の浪費、犬畜生と全く同じよ!

サドル師は、暫定政権を「サダム政権よりはるかに悪い」と評しているが、

彼のエライところは、

不平不満を口にするだけでなく果敢に行動を起こすところ・・・

ただ、真紀子が唯一残念に思うことは、

攻撃のターゲットが微妙にズレているということ。

イラクの一般市民が犠牲になったり、

建物や道路等の施設とか石油パイプライン、

更には、民家や自家用車が破壊されるなど、隔靴掻痒の感を否めないわ。

やはり、攻撃対象を米英軍に限定して波状的に、残酷かつ大胆に、

骨のかけらも残らないほど徹底的に、

殺して殺して殺しまくる・・・どうせやるならこうでなくっちゃぁ!

これまで建物などの施設に向けて撃ちまくった砲弾を、

ほんのちょっと方位を修正して米英軍の居る施設に向けブッ放せば、

まだまだ面白くなるのにね!

圧倒的に優位な戦力をもってすれば、

何でも出来る・許されると思っている傲慢きわまりない米英軍

・・・こいつらを、壊滅させることは出来ないでしょうけど、

懲らしめることは十分に可能。

サドル師が米英軍に対し、傲慢を貫き通そうとすれば

かなりの犠牲を払わなければならないということを、

ほんのチョッピリながら「教えて」あげたわけだから、

後は、後続の部隊が手を変え品を変えてこれを支援する。

その部隊の先頭に

大石内蔵助ばりの日本男児がキリッと鉢巻きを締めて立ち、

「原子爆弾を投下された恨みを晴らすのは、この機を除いて他に無い」

ってんで世界に向けプレゼンスを示す

・・・これってナマラ格好良いべさ!

 

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