真紀子のHPは、いつも3面記事的なテーマばかりを取り上げているわけではないということを証明する意味でも、
たまにはこういう難しいトピックに挑戦しなければね。
今回は、いわゆるガイドラインの話よ。
政府が考えている「周辺有事の際に、地方自治体は協力すべき」というのは、
要するに地方の港湾や空港をアメリカ軍のために軍事使用させなさいということよね。
港湾や空港以外の施設の使用もあるのかな?
例えば、グランドとか公共施設とか真紀子の家の庭とか・・・・
まさか、真紀子の部屋は提供しなくてもいいんでしょうね。
政府は、「罰則規定はない」と胸を張っているけどバカじゃぁないの?
ガキじゃああるまいし、空港を使用させないと言った県知事に対しては、
懲役3年の刑に処す等と決められるわけがないじゃぁないのさ!
他方では「規定は自治体の義務と解すべし、だから、拒否は無法状態を意味する」と訳の分からないことを言っている。
地方自治体をナメるんじゃぁないわよ。
こういうことを決めるに際して、知事の意見を聞いた?
議論した?何もやってないじゃぁないのさ。
アメリカの言うままじゃぁないのさ。
専守防衛、海外での武力不行使・・・これは死語?
アメリカに対しては、ただ「ハイハイそうします。分かりました。国内は何とか丸め込みます」と言ってあるのでしょうが!
今後は、中東はもとよりアメリカ軍が関係する戦争には、日本は盲目的に支援行動をとらなければならない、
換言するとアメリカと一緒になって戦争をしなければならなくなるのよ。
好きなだけ、利用したいだけ、好きなように利用されるのよ。
人間で言えば強姦されているのと同じよ。
外交という視点で見れば、完全に植民地政策よ、これは。
こんな単純なアメリカの魂胆に何故気が付かないの?
何故、こんな屈辱に耐えなければならないの?
日本のエライさんは発想がチョロイって!
毅然とした態度をとりなさいよ。
日本国の意思で判断してバキバキッと拒否通告しなさいってば!
勇気を出して「お前がやれ!」と突き返してあげなさいよ。
大国を鼻にかけ、何でも自国が国際法だと言わんばかりのツラ・態度でノサバッているんだから、
ついでに世界のゴミ掃除・汚いこと・紛争処理・有事対応・・・・これらも全部アメリカ1国にやらせればいいのよ。
日本国憲法は、平和憲法であり、有事対応など何処を読んだって法制化出来るような作りになんかなっていないわ。
そんな国を「昔、我が国との戦争に負けたのだから言うことを聞け」
と言わんばかりの高圧的・傲慢な態度で、有事処理当事国の一員に巻き込もうなんてとんでもない話よ。
皆さん、よ〜く考えてみましょうよ。
ヤクザ屋さんも一般の会社も学校も病院も警察も、いやいやオーム真理教や盗賊団だって
それぞれにキチンと役割を決めることによって全体の秩序を保っているのよ。
その役割たるや、持てる才能・能力・適性をうまく生かして、文字どおり適材適所に徹しているはずよ。
泥棒集団の場合、下見役・見張り役・侵入役・盗品の転売役などよ。
言い換えれば「バカにはバカに似合いの役割がちゃーんとある」のよ。
「我が国は、大きくて強いんだゾー。」と大声を張り上げながら最前線で戦う役割、
これ、アメリカを除いてそれが似合う国ってどこにある?
あるわけないじゃぁないのさ!
一時、ベトナム戦争に負けて侵略行為に反対する国内世論が高まったものの、
その後、湾岸戦争で再び勝利の味をしめ「我が国は強い国なのだ」と錯覚し
すっかりのぼせ上がっちゃっているから今が絶好のチャンスよ。
皆で「スゴイわねー、さすがアメリカねぇー」と上手におだててアメリカを単独で最前線に送り込もうよ。
日本国は、平和憲法の国だから予防外交が任務よ。
これ明白。
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