テロ攻撃を受けて動転していたアメリカが起こした最初のアクション

それは、「これは、新たな戦争だ〜っ！」と大声で叫び

世界の国々をテロ支援国とヤンキー支援国に振り分けることだったわね。

滑稽だったらありゃぁしない。

報復攻撃を正当化するための味方作りなんでしょうけど、直接的で幼稚よ。

今、「このテロ行為は、鮮やかにして完璧。心から感動した」と言えるのは

真紀子のほかには、サダム・フセイン君くらいのものでしょう。

ほかの国々は、自分の国が大国だと自惚れているヤンキーをおだてながら

経済支援という名の下にとれるだけむしり取り、

しゃぶれるだけしゃぶってやろうと考えているんだから

「アメリカの考え方に反対」などと言うわけないジャン！

ゴチャゴチャ逆らって爆撃でもされたひにゃぁたまったものじゃぁないわよ。

それにしても、今回、「米国の報復行為に反対」という国が

ひとつもなかったことで「我が意を得たり」とばかり

張り切って爆撃を開始したアメリカって

どこまでおめでたい国なのでしょうね。

真紀子の考えでは、心底アメリカの報復行為に賛成しているのは

イギリス・・・ただ１国だけよ。

ほかの国々、とりわけ中東諸国は

心の中で一様に「ざまぁみろ！」と叫んでいるわ。

真紀子には、その雄叫びがハッキリと聞こえるの！

もうひとつ、アメリカって大部分がクリスチャンよね。

何か事が起こる都度「神のご加護を！」とオッパジメる。

おい、コラッ！　ヤンキー野郎。

キリスト様は、「右の頬を打たれれば左の頬を出せ」って

言ってなかったかよ？

テメェに都合の良いところだけを取り入れることなく

クリスチャンならクリスチャンらしく

ことごとく聖書に忠実になれ〜っ！

今回は、ニューヨークが標的になったんだから

「次はワシントンをどうぞ！」って差し出せ〜ッ！

「目には目を、歯には歯を！」ってのは

いつからキリスト教のバイブルに書かれたの？

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