昴会大和   4月の伝言板  (発行:平成10年4月13日



 春がやってきました! 昼間、外では何を見ても美しい、そんな季節になりました。
皆さんも中から益々眩しく輝いてきていることでしよう! 4月の昂会大和の会を次の
通りご案内致します。今月は、お伝えしてました通り、日本民家園でゆっくり散歩しな
がらの昂会です。お子様連れでも大丈夫です。ベビーーカーの方は、歩道が田舎道のよう
な土なので、入口に預けてまわった方が楽かも知れませんが。午前中からお弁当持って
広い公園(民家園の周り)で遊んでもいいでしよう(現地ではお弁当は売ってません)。
何人かのメンバーは車なので、午前10時ぐらいに行っておしゃべりをしているかと思
います。
 この昂会大和も最近は、いろんな方々が出入りするようになってきました。まるで
宇宙ステーションのようです。前に書われてた通り宇宙の人の訪問も始まり出したので
しょうか。FUJI日本や昂会の枠をも飛び越えた光の輪(和)が広がってきているのを感
じます。シリウス/リラ系のスターピープルの人も先月から3度も訪問があり、来られ
る方皆同じ事を話されています。足元から全てを学べる事を。それしかないようです。
私もまだまだです。この2週間でもガツンと一生に一度の衝撃的なことも経験させても
らいました。自分が光であり、光である事の意味がどういう事なのか分かってきたよう
な・・・そして、人は皆、ひとりなんだってことが。愛ってとても厳しいもの。孤独な
作業が必要なんですね。それを各自が乗り越えないと、皆で仲良く手を繋ぎ一緒になん
てことはただの幼稚園のお遊び。愛と情とは、はっきり違う。今までの昂会って、どち
らかと言えば情の世界に浸かっちゃいませんか? 貴方はどう思われますか?
普段、昂会に出席出来ない皆さんにも最近ご無沙汰の方にも、是非、10分だけでいい
ですからお会いさせて頂きたいですね。電話でお話しするだけでもいいです。
ただ、顔を合わす、声を聞く、それだけなんですが・・・・

4月の昴会大和(第3土曜日)

日時:平成10年4月18日(土) 午後1時集合(各自昼食を終えて)
場所:日本民家園(入園券を買って入った入口の所)

●(1)ハイヤーセルフ『未来へのビジョン』 3月13日受信
 (2)クリエ 『大禊−来るの?』  3月31日受信
 


ハイヤーセルフ 『未来へのビジョン』 3月13日 PM4:00  

A:ハイヤーセルフさん! 今日は!
  来るべき未来を良くしたいと言う展望から、未来へのイメージを描くのですが、
  どうしても先の社会そして人々の有り様、生き様が視えて来ません。
  現在の姿が未来を造りだすことも、学びの中で教わりました。
  現世が崩壊し、新たなる新世紀に向かって、私は何かをしなければならない事は
  判っているつもりです。しかし、自身の学びが足りないのか、こうありたいと言う
  明確なビジョンが湧いて来ないのです。 何かお聞かせ願えないでしょうか?

H:貴方がたが、次世代を造り出すのです。 それしかないのです。
  貴方がたは、次世代の担い手であり、それだけの力を携えているのですから。
  そうでしょう! 今生において見事なまでにその想いが成就しつつあるではないですか。
  差別、飢餓、破壊、破滅、そして大禊へとすべて貴方が求めた結果です。
  貴方が現状を死守したところで、いずれその想いは成就していきます。
  貴方のその現状の古びた意識を入れ換えない限り、待ち続けたとしても
  新世紀へのビジョンは生まれて来ないでしょう。
  現在の貴方の姿は、現状を守ることに執着し、より良き未来へのビジョンなど
  湧くはずも有りません。 自身の姿をよく見、考えてご観なさい!
  阪神大震災の結末はどうなっていますか?
  殆どの人々が恐怖感のみを残し、もう忘れかけています。
  あの時の共有の意識はどうしましたか?
  互いに助力し合いながら、復興を支えてきた力強い意識はどこへいってしまった
  のでしょう?  それどころか、性懲りもなく又、元の既成世界へと取り込まれて
  しまったてはないですか−−−
  貴方は崩壊した世界を、あくせくと元通りに住み易い? 人情味溢れる?
  世界に再現したいのですか?

A:貴方の言わんとしている事は判ります。とは言っても度々の事ながら、様々なしがら
  みの中での生活を余儀なくされている私にとって、現状を捨て切れずにいます。
  まるで右か左かを迫られているようてすね。

H:そのための準備期間を私達は十余年をかけて伝えて来たではないですか。
  それよりも本当に貴方は心機一転、世を変え、己を変えようとする意識があるので
  しょうか? 私達が伝えている間に貴方の意識はどこを向いていたのでしょう?
  今だに貴方は迷いすがり、戸惑いばかりこの姿が学んで来た結果なのでしょうか?

A:そんなに責めないで下さい。貴方がたからみれば遅足にみえるかも知れませんが、
  私なりに懸命だったのです。それでは事足りないでしょうか。

H:私達は責めているのでは有りません。貴方に問うているのです。
  判っていながら、未だにあぐらをかいている貴方の意識に問うているのです。
  右だ、左だと迷う時期はもうとっくに過ぎています。
  ただ、貴方がその重い腰を上げれば済む事なのに、貴方は一向に立とうとしない。
  貴方が進んで針のムシロを選択している様にしか、見えないのです。

H:その時に慌てれば済む事です。痛みに堪えながら学ぶのも又、学習ですから。
  でも私達は無念で仕方有りません。
  自己への回帰と、気付きの世界を伝え続けてきた私達からのメッセージが役に立たず、
  信頼されていないと言うことは、貴方との分離を意味するからです。
  貴方の私達なのに、何故信頼出来ないのでしょう?
  全く貴方にとって弊害の無い実道を示してきたのですよ・・・
  唯一の貴方自身の内なる声なのですよ・・・

A:私は実直な貴方が好きです。いえ、恋しているのかも知れません。
  今の私には貴方がいなければ、生きていけないかも知れない。
  目に見えない存在だからこそ、言いたい事を言い、隠し事も無く親身になって
  話しが出来る。 私は貴方を失いたくない。
  お願いです、分解などというせつない言葉を投げ掛けないてください。
  今の私はまるで羽根をもがれた鳥のようです。

H:私達も貴方が好きです。 こうして話し合う内に相互理解を深めるのは、賢明であり、
  ましてや互いに好意を抱いている者同士をらは、エゴを越え更に深く理解し合える
  からです。 私達を好きにをると言うことを返せば、自分が好きということ。
  その思いのまま、他の人々との拘わりを持ってください。
  自他共に好意をもてば、そこには未来への芽が吹いてきます。
  来るべき未来は、学び得た倫理、道理を座右とし、真理を基礎として、個々の理解と
  互いの好意の元に発展していくことでしょう。
  それを踏まえた上で、個々が集団に、集団が連合にと広がりをみせ、
  バランスよく融合された世界になっていく事でしょう。
  創造の法則と掟の元では個々は自由自在です。 そして基本は貴方の意識です。

  貴方の差し迫った仕事は、もっともっと己を視つめる事です。
  己を回帰し自身を知ることが、まずの課題であり、そこが初心なのです。
  視つめることは、注意深く観察を続けると言うこと。
  そうした道の半ばで、貴方は己のエゴを視、認め、そこを越える日が来ます。
  エゴを越えたところに良さ未来の姿が視え、本来の自身の姿(無私)を改めて知る事と
  なるでしょう。もう、そうなれば人の為になどと言う大義名分はいりません。
  そこはもう由他共有の世界、和が自然と結ばれてくるのです。
  ボランティア活動も古臭い過去のもの。
  人として当然、成すべき事を成し、成せる事を成して行く−−すべてそれで良し。
  そこに同情や無用な労りを越え、本来あるべき創造の源へ帰り、本質の人類愛が
  溢れ出て来るのです。 この愛には信じられないほどのパワーがあります。

A:何てシンプルな世界なのでしょう! 小難しい事は要らないのですね!
  己ののエゴを認めた上で消化していけば、新たなる未来が開け、無私の世界に到達できる。
  そうなのですね! 己がまず、人として当たり前の事を成し、自他共に相合理解を得、
  生かされる事から、生きる事へとおのずと意識が変わって行く。
  存在の主である創造の元で、個々が生きるという事を真に自覚し、
  そのトンネルを抜けた所に、私が望んでいた新たなる良き世界が生まれて来ると
  いうことですね! そこは大いなる調和の存在世界。 そういう事ですね!

H:貴方が今、感じていることをすでに社会において実践している人々がおります。
  それは、一部の身障者の方々です。人々の時間や手を拝借し、生かされていることから
  学びとり、自身で目的を明確に持ち、生きるという意志の元に行動を起し、世に
  人の有り様を問うている人々がみられます。
  自分一人そしてエゴでは生きられないと自覚しているこういった人々は、
  すでに調和の元に生き始めているのてす。
  勿論、こういった人々のすべてがそうだとは限りません。一般の人々の中にも
  たくさんいらっしゃいます。
  間違いなくこういう人々は近未来、あるいは来世において、時代のリーダーシップの
  担い手として欠くことの出来ない存在となっていく事でしょう。

  ここであなたに伺います。
  他人に出来て、貴方に出来ぬ事があるでしょうか?
  あるというならば、それは貴方の体験不足と智恵、そして勇気が足りないだけです。
  それではそんな貴方が今出来る事は何でしょう?
  良き未来への展望、束縛もなく自由自在でいられる世の中、ほほ笑みで暮らせる日常、
  そういった夢のような願望も、貴方が真から調和世界を望むのなら、出来るはずです。
  それにはまず自己想念観察を続け、意識を変え、自己回帰する中で徹底した自己認識が
  基本です。
  自身に不平不満そして不安があるうちは、エゴや想念に囚われている状態です。
  他の外部からの声に囚われ振り回されている証です。 そんな貴方が日常の上で
  祈りの生活を続けたとしても、結果は意に反して裏腹なものと成っていくでしょう。
  貴方が日常の上で、すべてが当たり前の事として、認め実践し、躊躇なく動けるように
  なった時、未来のビジョンはもう、貴方のものになって行くでしょう。
  貴方が生きるうえで頭を抱えるほどの難題など無いのです。
  むしろ貴方の固執した意識におおいに問題ありきです。
  シンプル イズ ザ ベスト・・・世を替える事など簡単な事ですよ!
  貴方が個々が変われはいいのです! ただ、それだけ・・・それだけのこと。

A:ありがとう! ハイヤーセルフさん!
  私はいつもいつも戴くだけ。感謝こたえません。

H:私達はいつも、成す事を成しているだけ。やるべきことを当然のこととして。
  ですからもう、私達に対しての感謝はいいのです。
  私達は感謝を越えた創大な愛の世界に存在していますから・・・
 


クリエさん 『大禊−来るの?』 3月31日 PM9:00
 
A:ハイヤーセルフさん、 今日は!
  しぱらくぶりで、クリエさんにつながるでしょうか?

H:貴方の意識次第です。 呼んでみてください。

A:それでは、クリエさん! いらっしゃいますか? 今日は!
  最近私は、地球創成期以来の大禊が本当に来るのだろうか? という疑問がフッと
  脳裏をよぎる事がしばしはあるのです。 このことについては、度々ハイヤーセルフ
  との会話のやりとりを繰り返し、大方の見解としては来るように思えるのです。
  (本当は来て欲しくないのですが・・)
  今更、愚問のようですが果たして大禊は本当にあるのでしょうか。

K:ワシじゃ! もう、愚問はするなと言っておるじゃろうが。

A:すみません.それではこう質問します。
  私達にとって大禊は必要あっての事なのでしょうか。

K:今更、何を言うておると怒鳴りたい所じゃが、
  お前は大禊が来る事を望んでいるのかい? 今のお前の意識は大禊が来る事を前提に
  して質問をしておるようにしか、みえぬのじゃが。
  その前にお前自身は、どう想うているのかな?

A:私は来るものだと思っています−いいえ、来るものと教えられました。
  私が今知っている事のすべては、外部からの情報だからです。
  ですからハイヤーセルフとのやりとりも、そういった懸念も感じられます。
  自分で判断出来ぬものは、保留にし、鵜呑みにするなという教えもあります。
  ですから現在私の想いは、半信半疑なのです。

K:ワシならば、こう言う。
  来ると想えば来るし、来ないと想えば来ないじゃろう。
  しかし、種を蒔けはいつかは芽が出る。そして結実をみる。
  そのいつかが問題なんじゃ! 芽を刈り取れば結実をみる事はない。
  いつでも農夫はお前自身なんじゃよ!

A:それでは私の意識次第では、今からでも大禊を小禊に抑える事も可能なのでしょうか?
  今からでも間に合うという事ですか?

K:もの事にはすべからく、時期があるんじゃな。刻の節々、タイミングと言うのかのう!
  その時期を逃したら99%無理じゃろう。因果とはそうしたものじゃ!
  その時期と言うのは、そこに至るまでに何通りかの未来がパラレルに存在している。
  この節々におまえ達の意識が重要な役割を担っておるんじゃ!
  もっと判り易く言えば、お前のものだと言う事じゃ。刻を操れるのはお前じゃよ!
  信じられぬか? まあ、このことはいい、それよりもワシらはおまえ達に聞きたい・・

K:55億人の人間が、今一瞬にしてその意識を変える事が出来ようか?
  せめて10%の人間が、瞬時に意識変換出来るならば、残りの1%に望みをかける事が
  出来る、未来を変える事が出来るということじゃ。
  おまえ達に今それが出来ようか? いや、してもらいたい。
  ワシらがお前達に関与してきた大きな目的のひとつに、そういう人間を一人でも多く
  育てるためだった事に気付いて欲しい。
  しかし、刻に繰られているお前達には、もう・・・・知れぬなあ。

A:時期は過ぎたと言うことですか、私達は大禊をすでに呼び込だということなのですね。

K:ま、5分5分じゃな! ワシらだったらの話しじゃが・・・

A:えっ、時期は通り過ぎたというのに、まだ半々なのですか?

K:ワシらはたとえ最後の1%でも、それを信じておる。
  その1%をお前達に託す。 それでなければワシらからの関与は何だったんじゃ。
  なにせ、おまえ達と日本神界との共同作業だからのう、まだ何が起こるか判らん・・・

A:私自身、禊については現在あまりこだわっていないつもりなのですが、
  もしもそう想っているのなら、無意識に呼び込んでしまっているのでしょうか?
  思考の及ばない無意識を制御する方法はないのでしょうか?

K:ようやく本題に入ってきたのう。
  何故、ワシらが想念観察を薦めてきたか、今一度伝える。
  それは口じゃよ。 食ぺるか食ぺないかが鍵なんじゃよ。
  食するものによって、意識が変わり、歴史が変わり、刻が変わっていく。
  その口が大禊を呼び込んだ大本じゃ、大層に聞こえるか?
  教義などもういいこなどという輩の声が聞こえるが、実(じつ)を食べたことのない
  者のいう台詞じャな。 食漁りはもう止めたらどうかのう。
  実を知らん人間に、何万巻の書物を与えたところで絵に書いた餅じゃ
  そういった不安定な思考が、禊を呼び込んでおる事を少しも理解しておらん。
  大禊が来るからとて、どうなんじゃ。
  どんな時でもお前がお前自身でいれば済む事じゃないかね?
  むしろ来るか来ないかなどという不安定な意識を抱えているお前が問題じゃ!
  禊が来よう来まいとお前のやるぺき事は、まだ未消化のまま山積しておるじゃろう。
  遠回りしてやっと自身に辿り着き、これからだと言うに・・・
  気休めは言わん! 大禊は大時におけるお前自身の一通過点にしか過ぎぬ。
  禊は、自身の身を削(そ)ぎ、浄化していく。主たる目的はそこにあるのだ。
  ひとつひとつ自身の成すぺきことをすることだ。 実(じつ)を食する事だ。
  そうすれば禊の事など考えている暇もないじゃろう。
  それではな。
 



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