雨:少し待ちおれ
J:お待たせしました。はじめまして・・・・私がジョン・フィッツジェラルド・ケネディです。
貴方が呼び出したのですか?
N:以前より貴方という人物には興味がありましたので機会があれば色々とお話を伺いたいと
思っていました。今現在は何をしていらっしゃるのですか?
J:霊界人ですが様々な指導者(大統領や首相)にインスピレーションを想念で与える仕事をし
ています。時代が変われば又肉体を持って転生する予定になっています。
N:インスピレーションとは様々な決断や決定の手伝いをするという事ですか?
J:そう考えて貰っても差し支えありません。指導者の仕事というものはそれはそれで普通の仕
事には無い特殊な側面がありますから自分で手伝えると考えた場合は、
色々な意識体の
許可を貰い、担当する人間を決めて“後押し”の様な事をしています。ペルーのフジモリ大統
領や勿論クリントンにも付いています。しかし、クリントンは私より遥かに“利口”ですよ、彼は
若いながら老練な手腕を使い分ける事が出来ています。 何分今世紀最後の大統領ですか
ら、いやが応でも彼の行動は注目されるでしょう。
N:貴方が暗殺されたのはアメリカ政府がエイリアンと取引をしている事実を公表しようとした
からだとの噂がありますが?
J:それもありますが、一番大きな理由は私が人種差別の根絶を願い、アメリカのマイノリティ
(少数民族や先住民、黒人)の人々と白人の格差を無くし、平等に様々な権利を享受できる
様に法律を改革しようとしていた事です。この人種差別が無くならない限り、アメリカは衰
退していくしかないだろうと考えていました。宇宙人の事は私自身、アメリカ大統領の洗礼
として知らされた事です。しかし、その当時は大統領にさえ、その真実は明らかにされては
いませんでした。私が知っていたのは、ただ地球外の生命体の遺体がアメリカに保存されて
いる。ただそれだけでした。その裏で取引が行なわれているという事迄は知らされなかった
のです。影の存在(フリーメーソンやマフィア)と関わりの深い人間であればそれ相応の真
実を知らされたでしょう。アメリカという国家は事実アメリカ人のものでは有りません。真
実は何も知らされず、アメリカ人という肩書きを使っているだけになっています。私自身は
アメリカという国家が人類史上初めて核兵器を使用した国であるという事実を“恥”と考え
ていました。何も核を使わなくても日本はいずれ降伏するだろうという事はその当時の軍や
政府の関係者は皆知っていたのです。アメリカという国家がアメリカ人のものでは無い、こ
んな馬鹿げた事があるものか!暗殺された当時は常にその事を周りの側近や妻に言っていた
ものです。私は妻のジャクリーンが本当は嫌いでした。妻はただ私にあてがわれ、私の行動
や言動を“誰か”に常に報告していたのです。ただそれだけの存在でした。この影の支配構
造をアメリカから根絶したいとも考えていたのです。それを可としない存在達の陰謀により
私は暗殺されたのです。アメリカは昔から指導者の暗殺という事については伝統のある国で
す。建国当初からアメリカ人のものでは無いのです。影の存在にとって邪魔な人間であれば、
直ぐに抹殺されます。核を製造した人間達にアインシュタインやオッペンハイマーといった
ユダヤ系の物理学者が関わっている事実を見れば、誰がアメリカを“所有”しているか?察
しがつくでしょう?
N:貴方の目から見てこれから世紀末迄の数年間は地球はどうなると思いますか?
J:混乱の極みを体験するでしょう、既に人々の間に二極分化が始まっています。これは世界的
な傾向です。残念乍ら、破局は避けられそうにありません。影の存在はこの破局によって世
界的に人口を減らしたいと願っていますから、様々な戦争が勃発する可能性もあります。
しかし、彼等の計画は挫折するでしょう、彼等が生き残り今迄の支配を21世紀まで継続し
たとしても、彼等は彼等同志で又分裂をしていく事は明らかです。今は同じ目標に向かって
動いている為に彼等の内部には不協和音は見られません、しかし、策を弄する者はその道具
によりいずれ自分達で滅ぶ道を歩みます。どの様な意識であれ、自分の放ったエネルギーに
ついて責任を取る様に出来ていますから、破局的なエネルギーを使用した者はいずれその自
らの行為により破滅する運命を辿ります。光の道を選び、その道に投資を行なっている人々
はいずれ豊な実りを手にするでしょう。長い展望を選んでください。今すぐに結果を求める
様な短絡的傾向は持たない方が良いと思います。貴方自身にその実りがやってこなかったと
しても、その姿勢や行動はいずれ貴方の子孫や未来生に波及していくのです。そう考えただ
けでも貴方の意識や行動は“奉仕”になるとは思いませんか?
N:我々日本人にメッセージがあればどうぞ
J:頑張って下さい、これから良きにつけ悪しきにつけ世界の注目を集める事件や出来事が日本
で起こります。今の状態を悲観的にとらえず“産みの苦しみ”と考えて下さい。様々な現実
を分離で考える限り、真の幸福は訪れません、一人一人が内なる幸福を感じる事がこの大転
換を乗り切る為の鍵になります。その意識が集団で想念される事により、世界中に拡がって
いくのです。アメリカがその大転換の中心で無い事は残念ですが・・・
アメリカには世界の人々を納得させるだけの実績と歴史がありません。
ただ権力、力による存在のあり方を世界に誇示しただけでした。
雨:すこし待ちおれ
ジ:貴方は何の為に私を呼び出したのですか?
N:前にケネディ大統領と話をする機会がありましたので、貴方にもお話を伺いたいと思いまして
ジ:貴方が会話した相手はジャック(ケネディの愛称)ではありません。違います!
N:そうですか?しかし、その内容は非常に興味深いものでしたが?別に本人かどうかという事
は気にしていません。それを気にしていたらチャネラーなど勤まりませんから・・・・・
ジ:落ち着いていますね、合格です。私も本音を話せそうです。
N 以前の会話の中で貴方とケネディ大統領は本当は不仲だったという事をケネディ氏が話して
おられましたが、その点はどうだったのですか?
ジ:彼は浮気症でした。遊説先や党の後援会の中にガールフレンドや愛人が沢山いたのです。
私が知っている限りでは少なくとも4〜5人の女性がいた様に記憶しています。私が彼の行
動や言動をメモや電話で当時の大統領補佐官に伝えていたのは、彼のスキャンダルの発覚を
未然に防ぎ、彼の大統領生命を長くする為でした。私には“影”の存在に操られていたとい
う自覚はありませんでした。私が女の関係に付いて問いただしても、彼は“ただの女性と話
をしたり、食事をする事が悪い事なのか?”お前の考えすぎた!と突っ返されるだけでした。
私は離婚したかった・・・
しかし、立場上そんな事が出来る訳がありません。彼が暗殺される前、党主催のパーティー
で“誰か”に“もうすぐ楽になるから”と耳打ちされた事を思い出します。誰かは全然覚え
ていません。何故“楽になる”?のかも全然意味が判りませんでした。しかし、その一ヵ月
後に悪夢のあの10月23日がやってきたのです。私は恐怖の余り、夫を見捨て、車から逃
げ出したのです。その時には理性は吹き飛んで無くなっていました。私の態度はアメリカ国
民の非難の対象になりました。傷ついた夫を見捨てて逃げ出すなんて、クリスチャンの風上
にも置けない、なんという女だ!・・・ごうごうたる非難の嵐に私は絶えられなかった。
そしてアメリカを逃げ出す様にオナシスと結婚したのでした。私もただの金と権力の好きな
女だったのです。しかし、オナシスはその年齢からも性的には完全に不能だったのです。私
はそれに耐えられる女ではありませんでした。もし、生まれ変わるとしたら男になりたい。
・・・・ただそれだけです。
N:今は何をしていらっしゃるのですか?
ジ:霊界で普通に結婚して子供を育てています。霊界も地上も大して変わりありません。たまに
ジャックを見かける事もあります。しかし、彼はいつも正装していますから私とは全然違う仕
事をしているのでしょう。お互いに声を掛け合うという事もありません。それではこれで
・・・・・・
N:有難うございました。
レディー・ダイアナ(ダイアナ皇太子妃)
雨:少し待ちおれ。
Q:死後間もない貴方にインタビューを試みる非礼をお許し下さい。
A:大丈夫ですよ、あまり気にしないで下さい。(笑)
Q:貴方の突然の死に付いて、様々な憶測が流れると共に、貴方のプリンセスとしての半生に付
いて、一体どの様な意味があったのか?知りたいと願っている読者が沢山います。何かメッ
セージがあればどうぞ。
A:私はただの女でした。プリンセスになった事は何かのアクシデントでは無かったか?と感じ
ています。チャールズは自分の不道徳な行いを隠す為に、偽装結婚をしたのです。結果的に
は英国王室の恥部をさらけ出す結果になりましたね・・・しかしそれで良かったのでしょう
・・・・もう国王や王室等要らないのです。それに連なる皇族も貴族も要りません。・・
・・国土の十五%もの土地を所有しているなんて・・・それも国民の一パーセントにも満た
ない人達がですよ!どうにかしています。私自身貴族の出身でしたから何も言う資格は無い
のかも知れません。
私の役目はその事実に目を向けさせる事だったのです、つまり国民に国王や王室など不要と
いう事実を知らしめる為だったとしか考えられません。チャールズはとても国王のつとまる
様な男ではありません。加えて各種の不祥事が外に漏れるという事は王室に情報管理能力が
無い事の証明となるでしょう。つまり無能の集まりという事です。あろう事かその情報を外
部のマスコミに売り込んでいる者もいる位ですから・・・・・・・・忠誠心も羞恥心も何も
無いのです。
エリザベス女王とは普通の嫁と姑の仲でした。彼女自身、チャールズには失望していた様で
す。年増の人妻に入れ込む位ですから・・・・多分母親より、女王としての自分を選んだの
でしょう。チャールズの浮気が直らないのは貴方に魅力が無いからよ!これが彼女の口癖で
した。私も一人のイギリス人ですから、国を愛する気持ちは変わりません。しかし、私にと
っては地獄の日々でした。この内と外のギャップ・・・・私の杖は二人の子供、ヘンリーと
ウィリアムのみでした。悲しい、悲しい、悲しい・・・・あの二人の行く末だけが心配でた
まりません。お葬式の時も私はずっと二人のそばにいました。離れたく無い!ずっと見守っ
ていたい!
Q:それでは離婚をしなければ良かったのでは?
A:私は離婚させられたのです。厄介払いです。
Q:不躾な質問でした。非礼をお許し下さい。次に貴方の死はいわゆる“陰謀”ではなかったの
か?という説が言われていますが、この点はどうだったのでしょう?
A:私自身は事故だったと理解しています。謀殺するのならドディまでは巻き添えにしないでし
ょう?彼の裏の顔は相当なものでしたから・・・・・
Q:武器商人としてですか?
A:彼の父はアンワル・サダトエジプト大統領をも動かす人でしたから、・・・しかし、私はそ
の様な事は一切気にしていませんでした。危険な男にはわんさか女が寄ってきます。彼も私
の様なスキャンダラスな女を望んでいたのでしょう、ああいう人は普通の女では満足しない
のです。女は女で誰しも好奇心が強いですから危険そうでお金持ちという条件を満たしてい
れば、私で無くても放っておかないでしょう?
Q:貴方自身の父君も裏で武器の密売を?
A:私の父はIRAへの武器の売買の仲介をしていました。イギリスに限らずヨーロッパの貴族
社会では“裏のビジネス”はごくごく当たり前の事です。麻薬の売買や売春宿を経営してい
る等はほぼ“常識”です。勿論この様な事を子供には言いません。しかしいずれ引き継ぐ時
がきますから、子供はその裏のビジネスを引き継ぐか?それとも誰かに権利を売るか?
選択を迫られます。これから益々イギリス王室に対する風当たりは強まるでしょう。・・・私の
行動は王室自体に対する復讐の意味が強かった・・・・・死んでから身内の人達(故人)に
誉めるとも皮肉ともとれる事を色々言われました。しかし、私にとってはどうでも良い事で
す。イギリス国民が目覚めてくれれば、私も少しは気が晴れます。霊界では人種がゴッチャ
ですね。しかし、何の違和感もありません。ヨーロッパ人はこの感覚を理解出来るでしょう
か?私自身もエリザベス女王やチャールズ、サッチャーも皆人種差別主義者でした。おそら
く大半のヨーロッパ人も皆そうでしょう・・・・・その愚かしさを体験する為に日本やアジ
ア諸国の経済進出を受けているのでしょう・・・・・この差別意識は大変な障害になるでし
ょう・・・キリスト教は役立っていませんね・・・・・・・それではこれで・・・・・・
Q:有難うございました。
雨:キリストが仲介するそうじゃ。
テ:私がテレサですが?
N:美しい天使のお姿ですね・・・
テ:お上手ですね、しかし、天使は皆、美男美女ばかりですよ・・・・
N:これから質問に入ります。貴方は献身的な布教活動を通して人民の救済に努めた人物として
世界中の人々に記憶されていますが、この世紀末、何か我々にメッセージがあればどうぞ。
テ:私はごくごく当たり前の事をしただけです。いつのまにか夢中になってしまっただけです。
“奉仕”というものは喜びが伴わなければ本物とは言えません。いえ、ただ得意な事をした
だけですね(笑)・・・貴方は宗教をどう考えていますか?
N:私ですか?私自身は何か宗教や神といったものは子供の時から拒絶していた様に思います。
今は自分を救うものは自分しかいないを信条にしていますので、やはり宗教についてはど
こかで否定しているのでしょう。・・・・
テ:貴方のおっしゃる通りです。しかし、宗教を否定しているいないに関わらずある種の“道”
を求める事は人間誰しも同じではありませんか?勿論これは貴方に対する批判ではありま
せん。
N:某かの生き甲斐や、道を求める事は確かに誰にでも共通すると思います。
テ:私がインドに派遣された事は“神”の思召しである事は当然理解していました。
宗教も無駄なものではありません。必要があって発生したものです。インドという国は今
でも厳しいカースト制度の息づく国です。奴隷は一生奴隷・・・この現代に奴隷というも
のは存在しませんが、貧民窟は沢山あります。キリスト教はそんなインドの人達の受皿に
なっていました。可能性を閉ざされた人達に光を与えていた訳です。
キリスト教に限らず宗教が歪みを見せているのは教義自体が進歩しなかった事です。どの
様な宗教であれ、いずれは創造の法則と掟に行き着く様に仕組まれていました。しかし、
狡猾な人々によって逆に差別や分離を強調する為の道具にされてしまいました。そして依
存をさせられ、自立出来ない様に歪められたのです。
貴方達が学んでいるのは自立の教義と言えるでしょう。今迄の宗教は依存教でした。しか
し、求める心は貴方達も宗教を求める人達も変わりありません。宗教に入る人達は蚊も殺
せない様な人が殆どです。それだけ傷つき易く、弱い人達と言えるでしょう ・・・・・
N:日本人に何かメッセージがあればどうぞ・・・・
テ:昔の日本人は誰もが“人様の事を考えなさい”という誠に美しい美徳の持ち主でした。しか
し、今の日本の人達は違います。いつの間にか傲慢な人達になってしまいました今一度昔
の美徳を見なおして下さい。一つずつ探して下さい。貴重な宝物が沢山あります。それは
年代を越えて通用する普遍的なものばかりです。確かに今となっては宗教は不要かもしれ
ません。しかし、求めるという点では皆共通しています。その求める場所が外側から貴方
自身の内側に変化しただけの事です。
それが今の宗教と宇宙法則の違いです。人間の意識進化の途上で宗教から宇宙法則へ
のスイッチが行なわれる時代に入っただけの事です。共に光を求める点では皆同じです。
天界より皆さんに幸あらん事を祈ります!アーメン!
N:有難うございました。
雨:「ノア?・・ノアの方舟のノアの事か? 又々面倒臭い人物を指名じゃのう・・・・少し待ちおれ」
ノア:「私がノアですが、何か質問でも?」
Q:「歴史的には貴方はノアの方舟によって人類を滅亡から救った人物という事になっていますね?
・・・・その時の情況について教えて下さい。」
ノア:「私自身がした事については何も特別な事をしたとは思っていません。ただ命令通りに動いて
いただけです。今の地球の情況も似た様なものですね・・・しかし今は時代が違いますから、
私の言う事が全て当てはまるとは限りません。その点を理解して下さい。
当時私には五人の仲間がいました。方舟に乗ったのは人間十人と各種の動物達です。当然の
事ながら多くの人間達が消えていきました。
今と昔に共通点があるとすれば、その目覚めの度合いによって災害の軽重が決まるという事です。
仲間が五人いて、それぞれに違った情報を受け取っていました。それぞれに違う情報を受け取っ
ていて、もしその情報が的中しなかったとしても、それを非難するべきではありません。違っていて
当たり前位に考えた方が良いのです。
全て“試し”なのですから・・・・進化していく義務がある事を忘れないで下さい。
創造は全ての人類にたゆまない愛を注いでいます。
大変化の時に必要な認識とは“集合意識”が全てを決断する。・・・・又はしているという事です。
神々の意図とは補助的なものに過ぎません。主従逆転にならない様に・・・・
三次元世界での主役は、肉体を持った貴方達自身なのです“常に自分自身で何を選択してい
るのか?”それを把握していないとダメだという事です。
貴方の国において、意識の転換が行なわれている事は非常に重要な事です。
多くの人間が一つの事柄に対して理解を得、それを意識波動にして発信していく・・・
日本人の得意技ではありませんか?
集団指向がこの部分では必要な特性であるという事です。我々も当時は災害の予告を行いました。
しかし、その瞬間まで気付かない人々は気付かない・・・・その様なものであったのです。
ポールシフトは垂直方向に対して七度の角度で動きました。地球の誕生以来、沢山の地軸移動が
起きています。その移動は全て外界(宇宙)と連動して起きている事・・・今現在沢山の宇宙人が
来ている事一つとっても納得出来るでしょう?」
Q:「何かアドバイスはありますか?」
ノア:「沢山のインフォメーション(情報)がやってきます。要はそれをアレンジして一つの答えを導いて行く
という事です。災害の予告だけでは有りません。世の中の動き、タイミング事件、事故、それらを丁寧に
検証していけば、大体の予測はつきます。
その予測が的中していれば自然と“丸”が貰えるものなのです。ご褒美と言っても良いでしょう。
集合意識が常に支配しています。何気ない日常の会話にもそれは現れます。
私自身は転生した宇宙人でした。・・・名前をノア・ケレイトスと言います。星団の区別で言えばオリオン
系・・地球上の区別で言えばギリシア系です。今は地球の上空に滞空する母船にいます。
“楽しんで下さい”・・・
多くの犠牲に対する否定的感情が本質を隠します。もしこの私が過去の段階で否定的感情に呑まれて
いれば、今の地球の歴史自体も大分変わっていたでしょう。何度も言われていると思いますが“全ては
選択”なのです。 非情に思われる考え方も全て想念の仕業である事を自覚して下さい。
その選択、現実について、常に皆さん自身が引っ掛かるのはそれを“許せない”からなのです。
愛と情は違います。日本ではこの二つが結合した表現が好まれるようですが・・・
情は自己中心なのです。進化の義務は何人も免れません。その進化のチャンスを逸したとしても、
それはその人間自身が意識の深部でそれを選択しているからなのです。我々の立場では、その選択を
しているかいないかは波動で直ぐに判ります。ですから常に促しをします。逆に言えば促ししか
出来ません。」
補足
ノア:「色々な情報をグラフに記入してみると面白いでしょう。縦軸と横軸・・・という風に・・一つの図形なり
形なりが出来上がります。・・・・・・様々な事件、事故等も三次元的に其々のグラフを上下に置いて
立体的にして見るのも良いと思います。」
ガ:初めまして・・・ここは日本ですね・・・違いますか?
初めてです・・・しかし何となく懐かしい・・・・この優しさ溢れる波動は・・・少し精神を落ち着けます・・・
少し待って下さい。
Q:非暴力と不服従を貫いた人物として我々日本人には記憶されていますが、この世紀末、貴方から
一体何が語られるのか、興味津々で見守っている読者がいます。何かメッセージを頂けますか?
ガ:少し認識が戻りました。
私が生きていた頃の記憶・・・意識の事ですね・・・私自身はただの頑固者だったのでしょう・・・
ある程度の修業により、苦痛を切り離す事が出来たからです・・・生きている時は・・・私は・・・
ただ、人々に耐える事は誰でもできる・・・それを示したかったのだと思います・・・日本・・・
まことに印象深い・・・・あなた方の国がロシアのバルチック提督率いる艦隊に勝利した事は、アジア
に大変な光明をもたらしたのです。・・どれほど勇気付けられたでしょう・・・白人にも勝利できる・・・
それを現実に示したのですから・・当時の私の意識は・・白人にへつらい、その支配を目論むインド
上流社会と元々のインドの一般市民の間に立って、その意識を鼓舞する事でした。・・・非暴力を貫く
事によって、その意志の強さを示そうとしたのです。イスラムで言う、目には目を、歯には歯を・・では、
原始人と変わり無いと思ったからです。世界にアッピールするには、その方が印象が強いとも考えて
いました。
人間とは本当は一方的な暴力は振るえないものなのです。
相手の抵抗、反発があって、初めてその行為は成就します。戦争もそうではないですか?
当時の白人勢力は無血での支配を企んでいましたから・・・今現在であっても一方的な侵略は国際
社会が許さないと思います。イラクのクウエート進攻が良い見本でしょう・・・誰かがこれをやらねば
ならない・・・それでなくてはインドは独立出来ない・・・私がやろう・・・この行為は私自身の修業で
あると共に、私自身の実験でもあったわけです。結論的にはまんまと成功したのでしょう。
当時から死に対する恐怖心はそれ程無かったのです。いずれヒンズーの神々の元へ帰る事が出来る
と信じていましたから・・・宗教とは死を超越する為の一つの道具なのかも知れません・・・死を超越
する事が出来れば、人生の大概の苦悩は胡散霧消してしまうからです。この死にたいする誤解と
恐怖が人生の苦痛を生じせしめます。
不安恐怖の想念の行き着く所は、常に“死”なのです。まがいものの宗教は常にこの部分を拡大し、
恐怖心を煽っているでしょう?
生きても死んでも意識は不変、ならば抵抗しても服従しても意識は不変・・・しかし立場上服従は
出来ない・・・ならば、無抵抗の不服従を貫いてみよう・・・その方が効果は絶大なはずだ・・・私自身は
理論や弁舌はそれ程得意ではありませんでした・・・この不器用さが無言の抵抗に箔を付けたのだと
思います。一般社会でも言葉のたつ人物より、寡黙な人物の方が信用されやすいでしょう?
死んでからヒンズーの神々に“お前の不器用さが役に立ったな”と冷やかされました・・
Q:貴方自身の今後のインドに対する考え方をおしえて下さい。
ガ:悠久なるガンジスの流れ・・・全ての清濁を飲み込む・・・全てを許すその流れ・・・我がインドの民は神に
召される・・・その殆どが・・・しかしそれは母なるガンジスに帰る事、ただそれだけ事・・・意識が無になる、
素になる・・・素に戻る・・・個であった頃の記憶が消えていくだけの事・・・消えゆく事もよろこび成就の
喜び・・・宇宙の大いなる河の流れは一時も絶える事なく流ていく・・・そして循環し昇っていく・・・アジアは
混沌と混合の地・・・無秩序が支配する大地・・・私はインドの地に生まれた事を感謝する・・・やがてこの
大地ごと神に召される・・・神に帰る・・・根源の許への帰還・・・ただそれだけの事・・・