表彰式:11.01, 2008

'08 表彰者一覧


トホホ探求委員会認定


部 門 タイトル 資 格 受賞者 成績
投手部門 最多敗 規定投球回に関係なく純粋に敗戦数の多い者。 那須野 巧
M.ウッド
12敗
  最劣悪防御率 とりあえず60イニングス以上で最も防御率の悪い者。 那須野 巧 6.47
  最低勝率 60イニングス以上で最も勝率の低い者。 M.ウッド .200
  最多奪本塁打 相手打者から一番多くのホームランを奪った者。 三浦 大輔 22本
  最多奪四死球 相手打者から一番多くの四死球を奪った者。 M.ウッド 56個
打撃部門 最低打率 規定打席に達した選手のうち、最も打率の低い者。 金城 龍彦 .247
  最多三振 規定打席に関係なく最も三振の多い者。 吉村 裕基 135
  最低出塁率 規定打席に達した選手のうち、最も出塁出来なかった者。 金城 龍彦 .297
   最多併殺 規定打席に関係なく最も多くの併殺打を放った者。 仁志 敏久 12
  最低選球眼 規定打席に達した選手のうち、最も四死球を選べなかった者。 仁志 敏久 23
  最多盗塁死 規定打席に関係なく最も盗塁死の多い者。 石川 雄洋
吉村 裕基
5
  ホー村田王 ホームラン、打点は多いのだが、ちっともその選手のおかげで勝った試合を思い起こせない、つまり実際の成績と体感的な勝利への貢献具合のギャップが大きい者。 村田 修一
吉村 裕基
27本
22本
守備部門 失策王 もっとも失策の多い者。 村田 修一 16
総 合 逆沢村賞 下記7項目からより多くの条件を満たしている者に授与。 該当者無
   MVP Most Valueless Player 大矢 明彦

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総評

2007年に舞い戻ってきた大矢監督は、初年度Aクラス争いを繰り広げるなど日本中のプロ野球ファンの眉をひそめさせたが、翌年の大躍進を予感させる采配も多々あった。鈴木尚の偏重起用、助っ人ホセロの酷使登板、中継ぎ陣の解体と川村、加藤の先発起用など、球団強化のための布石を怠らなかったことが翌年の大爆発につながったと考えても良いだろう。そして、迎えた2008年の記録的快進撃。面白いようにやることなすこと裏目に出る大矢采配の妙と相まって、個人記録も快記録を連発した。たった一つの残念な点と言えば、前半戦、近鉄の持つシーズン103敗を遙かに超えるペースでスタートダッシュに成功したものの、5月途中にペースダウンしてしまったことだろうか。それでも、自身の持つセリーグ記録シーズン99敗を塗り替えるべく邁進し、公式戦終了間際までシーズン100敗の期待をファンに抱かせたことは、さすがプロと名乗る球団に相応しい戦いぶりだった。100敗の夢とぎれた後も、しっかりとしたモチベーションを維持し、ほほ半世紀ぶりに球団タイ記録となる14連敗を達成したのは、立派だった。嬉しいことに、これまで森、山下、牛島と監督最終年に驚くべき成績を上げながらも、監督更迭という理不尽な仕打ちに悔しさを噛みしめてきた大洋ファンにとって、3年契約の大矢監督が契約をまだ1年残しており、来季もまた采配を揮うことだろう。大矢監督の勇姿を来年も見ることの出来る幸運を我々は、神に感謝しなければなるまい。
寸評

最多敗
過去、エースの勲章ともいえた最多敗だが、今年はとんでもない旋風が吹き荒れた。負け星がかさむにつれ、先発は中継ぎに、中継ぎは2軍落ちと、これ以上負け数が増えなくなるシステムが覆されたのだ。深刻な先発不足に陥ったことから、初回から3,4回程投げることの出来る体力を持った頑丈な選手を使い続けたことで、好記録が連発したのだった。なかでも、先発として今季入団したウッド投手の成績には目を見張った。公式戦2試合目に敗戦投手となるや、あれよあれよという間に6連敗、6月にようやく1勝をあげたものの、再び3連敗と勝ち運に見放される。結局12敗(3勝)しながらも、球団でただ一人、年間を通じてローテを守ったことがこの好成績につながったと言えるだろう。昨年は中継ぎで力をつけた那須野の頑張りも忘れてはなるまい。主戦三浦のリタイア、寺原のストッパー転向により、先発不足に陥った台所をウッドとともに支えて、前半戦の快進撃を生み出した立役者の一人として、ついに5億円ルーキーが羽ばたいたのだ。ただ、12敗(5勝)の好成績に満足するのではなく、もっと高みを目指して精進して欲しいものだ。一方、タイトルの常連三浦は悔いの残るシーズンだった。出遅れの上、途中故障により長期戦線離脱とはエースの名が泣いている。それでも、10敗しているのはさすがだが、我々が望む数字はそんなものではない。惜しかったのは寺原。開幕負け投手を務めながらも、シーズン途中にストッパー転向ではモチベーションの維持がさぞや困難を極めたに違いない。しかし、先発時の負け星を含むものの、抑え投手でありながら9敗は、これまでの守護神の概念を吹き飛ばした点で意味深い。その他、5敗の小林、6敗の桑原と来季に向けて頼もしい新人が育ってきたのも心強い限りだ。
最劣悪防御率
タイトル常連の土肥が開幕ダッシュよろしく4連敗した所で1年ぶりの受賞の期待が高まった。ところが、その後は首脳陣に見切られた格好で2軍暮らしを余儀なくされたため、雪辱に燃えた男のタイトル奪還は不本意な結末を迎えることとなってしまった。また、シーズン終了後には球団からの放逐が決まり、二度と土肥の勇姿を見る事が出来なくなってしまったのは、球団のみならず球界にとって大きな損失だったろう。さて、土肥脱落後の展開は、ベテランから新人まで、更には外人まで巻き込んだ誰が取ってもおかしくない混沌とした戦いが繰り広げられていったのだが、残念な事に大矢監督の投手起用が一握りの投手に大量失点させることなく、多くの投手に満遍なく失点させるという方針を打ち出した事で、本タイトルの規定投球回をクリアする投手がわずかしかいなかったことだろうか。結局、那須野、吉見の新旧両左腕のマッチレースの様相を呈したものの、那須野選手が前半戦での度重なる先発失敗の大量失点による預金を守りきり、ようやく黄金ルーキーとして首脳陣の期待に応えた形で初受賞となった。
最低勝率
新外人ウッド、巨人キラー土肥が好調に負け星を連ねてさい先の良いスタートダッシュをきった中、今季嬉しい先発負けローテ入りとなった那須野、抑えに転向しながら、着実にチームを負けに導く寺原らも巻き返しを狙って虎視眈々とタイトルを狙う図式でタイトル争いは進行していた。ところが、なまじ5回までは好投するウッドが公式戦終盤まで負けローテを守らされたおかげで、シーズン中盤以降は土肥、那須野の2軍落ちもあって、見事な独走でこのタイトルを掌中にした。負け数に比べて防御率がいたって平凡なウッドがここまで大きく負率をあげることが出来たのは、彼個人の頑張りとともに、大矢監督の大胆な起用、打撃陣の強烈なバックアップなど、チーム一丸となって彼にタイトルを取らせようとした大洋ナインの後押しが光った結果だろう。
最多奪本塁打
被本塁打争いは、長期にわたる戦線離脱をものともせずに大洋のエースの威信にかけて三浦が他者を寄せつけずに受賞した。22本という数字は平凡だが、投球イニングを考えると、ベテランの域に達した三浦が、まだまだ投球術の衰えを見せていないことがうかがえる。ただ、本タイトルを争っていた土肥が解雇、そして当の三浦もFA移籍が噂され、長い間熾烈な戦いを繰り広げてきた両者が来年度にその勇姿を見せてくれない可能性があるのは残念極まりない。しかし、新人の小林が19本、那須野が16本、18回で6本と気を吐いた傷病明けの牛田ら若い芽が吹き出してきたことは喜ばしいことだ。高卒ルーキー佐藤祥万に至っては、28回で7本と末恐ろしい選手も飛び出し、ベテランから若手へと世代交代が着実に進みつつある大洋にあって、来季の争いもまだまだ目が離せないものとなるのでは無いだろうか。
最多奪四死球
最多四球は新外人のウッドが新人の小林をわずか2個差で交わして投手部門の3冠目を勝ち取った。だが、古くからのファンであればあるほど、100個近くの四死球を連発していた当時に比べて、今季の56個という数字はいささか物足りなく感じるに違いない。確かに12球団最低の防御率4.74を誇る投手陣にあって、奪四球507はにそう珍しくもない記録だ。ところが、奪死球を加えると数字が587に跳ね上がるのが素晴らしい。2試合は1試合は誰かしらにぶつけるという、荒々しい野球はこれまでの大洋では見られなかったからだ。11死球をあげたウッドは来季いないが、小林11死球、桑原7死球、吉見6死球、佐藤祥万5死球とウッドに続く成績を上げている投手が皆若手という所に僅かな光明を見いだす事が出来よう。来季は、この若武者達の四死球祭りを繰り広げることを切に願ってやまない。
最多先発KO
面倒臭いのでやめました。
最低打率
最低打率は.247の金城に初の栄冠が輝いた。今季、金城の名前を余り聞かなかったことから、規定打席に達していたのが驚きだった。ベテランと若手の併用のもと、老いも若きも皆打てなかったのは良いのだが、好成績をあげた選手の中で果たして規定打席に達する者がいるのか?という心配をよそに、彼本来の野生の勘で凡打の山を築きあげたのは立派だった。試合の流れを全く顧みず、来た球だけを打つ。そして凡退。野球の原点とも言えるこの原初的行動に、多くのファンがどれだけ一喜一憂したことか。局面を考えて打ち方を変化させるなどという小賢しい真似を覚えることなく、突き進んだ結果がついに花を咲かせることとなった。彼もまた、FAが取り沙汰されるが、規定打席に満たなくとも、若手に金城以下の選手が目白押しなのも心強い。石川、藤田、下園、武山、野中、斉藤俊。打席に立っただけで、打てそうに無い絶望感を醸し出す、将来の大洋を担うであろう若き力が、早くレギュラーの座を勝ち取って欲しいものである。
最多三振
吉村、村田の二人に絞られた最多三振のタイトルは、打者の目標である3桁三振を目指し両者切磋琢磨した結果、ついに135個と元大洋のウッズに匹敵するレベルで吉村に嬉しい栄冠が輝いた。来た球を振る、という野球の原点に立ち戻った両名にとって、変化球などという反則球を多投する今の日本の投手はさぞちっぽけな存在に写ったに違いない。男は直球勝負。それを空振りしたり、見逃すのが醍醐味なのにと、彼らの慟哭が聞こえてくるようだ。さて、ここで今年台頭した若手の中に目を見張るべき成績を残した選手がいたことを述べなければなるまい。60三振の石川である。記録的にはたいした事がないよう思われるかもしれないが、270打席でこの数字は並はずれた成績ではないか。しかも、選んだ四球がたったの6。村田、吉川のようにホームランバッターではない石川が、本来なら、チャンスメークを任せられるポジションの選手が、ブリブリ振り回して三振の山を築き上げるという、あってはならぬ事を実現した、新しい形の先頭バッターとして頭角を現してきたことに驚きを禁じ得ない。二人のスラッガーとともに、新たなる世界への先駆けとなって、これからも三振の山を築いていって欲しいものである。
最低出塁率
最低出塁率は金城が仁志を僅か8毛差でかわし、最低打率に続いて2冠目を獲得した。終盤まで、仁志が確実と思われていたこのタイトルだが、残り僅かとなって猛烈に追い上げた金城が、ついに最終試合で3打数0安打を叩き出して逆転、史上まれに見るデッドヒートに決着をつけた。思えば、このタイトルは進藤、谷繁といった7番、8番を打つような打力の乏しい下位打者の為の栄誉だった筈だが、いつの間にか、先頭打者やクリーンアップに座る打者がタイトルを争うようになるとは、その頃と今とでは、まさに隔世の感があるといった趣だ。四球出塁を潔しとせず、金城の一振りに活路を見いだす姿は健在で、素人目に見てもヒットになりそうもないコースをこれからもブンブンと降り続けて欲しいものである。
最多併殺
全体的に好記録ラッシュに沸いた2008年のシーズンだったが、本タイトルは噴飯ものの成績と言わざるを得ない。最高が仁志の12個とは、、、それでもプロなのか!と。もっと、自分たちに何が望まれているのかを胸に刻み込み、試合に臨んで欲しいものである。タイトルを取った仁志にしても、昨年の14個を下回る散々の出来で、ライバル達の自滅によって掌中に転がり込んで来た偶然の産物と見なされても仕方のないことだろう。本命視されていた吉村、金城、村田といった常連達も軒並み数字をあげられなかった。そもそも、併殺とは、塁上に走者が溜まってなければなかなか達成は難しく、今季は1,2番打者が殆ど出塁できずに終わってしまい、絶好の併殺コースに打球を飛ばしても、単なる凡打に終わってしまう事が多く、その点は考慮されるべきであろうが、卑しくもプロを名乗る以上は、数少ないチャンスを絶対にものにするという気構えが必要なのではないだろうか。
最低選球眼
本タイトルの栄誉は、移籍2年目の仁志の頭上に輝いた。シーズン前は、プロ野球史上初となる四球0を目指せる素材の吉村に期待が集まったが、一体全体どこの誰に入れ知恵されたか知らないが、今季は相手投手の球を見るなどという要領の良さを身につけてしまい、その結果30個もの四球を選んでしまうという全く期待外れの結果に終わってしまったのが残念でならない。普通のプロならひどく選球眼の悪い選手だなと苦笑される成績だが、過去の吉村を知っている者からすればこんなに多くの四球を選ぶこと自体信じられない筈だ。吉村を筆頭に村田、内村、金城ら最低なる選球眼を持つ選手が目白押しと見られていたが、移籍組のベテラン仁志にタイトルをさらわれてしまうなどとは、彼らには猛省を促したい所である。2年連続ホームラン王の村田、首位打者内川、30本以上のホームランを打った吉村らが、その成績の割に四球出塁が少ないのは、結局投手が気を抜かなければ取るに足らない打者であり、相手投手からは舐められているという証左である。自分自身に対して貼られたレッテルを計り知れないメリットと考え、来季以降に生かして欲しいものだ。
最多盗塁死
最多盗塁死も残念な結果に終わった。盗塁死王の名前を欲しいままにした石井琢の衰えが全てを物語っている。出塁どころか、出場機会すら極端に減らされては、さしもの石井琢も盗塁死を稼ぐことは至難の業だったのだろう。盗塁死1の記録に終わっては、戦力外を通告されても仕方あるまい。また、石井琢の後継者と見られていた金城の凋落も際だった。俊足ながらセンスの悪さで盗塁死を重ねていく持ち味が、スポーツ選手にもかかわらず、年齢に似合わない太り方によって消されてしまった。もっとも、あの体型で走ろうとした精神は賞賛されるべきか。4回試みて4回失敗するという結果に往年の輝きを垣間見せてもらった。若手では、昨年頭角を現した野中に期待が集まったが、自力では殆ど出塁できず、たまに代走で機会を得れば、度重なる牽制死を見せつけたことで、ベンチの信頼を失い、出場機会の減少とともに記録も平凡なものに終わってしまった。嬉しい栄冠は、石井琢、野中に取って代わって遊撃のポジションを掴んだ石川と、外野に固定されて出塁の増えた吉村だった。記録は5個とまだまだ物足りないが、二人ともまだ若く今後の飛躍に期待したい。
ホー村田王
特別表彰として、2年連続ホームラン王に輝いた村田選手にちなんでこのタイトルを設けた。これは、多くのホームラン、多くの打点をあげているにもかかわらず、ちっともその選手のおかげで勝った試合を思い起こせない、つまり実際の成績と体感的な勝利への貢献具合のギャップが大きい選手に対して不定期に贈呈されるものである。負け試合での一発など、勝利に貢献しないホームラン、大量リードでのホームランはホー村田としてカウントした。今季46号を放った村田だが、勝ち越しなどチームに貢献するホームラン19本に対しホー村田27本。実に6割が無駄な一発だった。また、自身初の30本超えを果たした吉村を調べてみると、34本の打ち22本がホー村田である。これは率に直すと6割5分、つまり3本に2本が全くの空砲であった計算になる。ホー村田数では村田に届かなかったが、吉村の無駄打ちぶりは群を抜いており、我々ファンとしてはゆめゆめ吉村の一発で逆転などと思わない方が賢明だろう。以上、2名にホー村田賞を贈呈する。
失策王
このタイトルはリーグトップの優秀な成績を収めた村田が2年連続で勝ち取った。ホットコーナーと呼ばれる程強い打球が飛んでくる反面、比較的、内野の中では難しいゴロを捌くことは無い上、広い守備範囲を要求されることのないポジションだが、それでも、16ポロリという見事な成績でファンをがっくりさせたのは立派だ。144試合で16失策、つまり9試合に1個の割合で投手陣の防御率の降下を村田が防いでいるという意味で、球団に対する彼の貢献度は計り知れないだろう。ただ、心配なのはチームで村田に続く若手が成長していないことだろうか。期待の星石川がどこまで才能を伸ばしていくか見守りたい。
逆沢村賞
7項目の条件とは、1.登板数25以上 2.完投数なし 3.負け数10以上 4.負率6割以上 5.水差し野郎 6.奪四球50以上 7.防御率5.00以上。
病欠でフルシーズン稼働出来なくてもちゃっかり3年連続二桁敗戦エース、若手ホープとして期待されながらもあわや10敗のストッパー、鳴り物入りで入団したら背が高いだけの5億左腕、160kmストッパーの後釜として期待されながら登板2回目で化けの皮が剥がれた外人ストッパー、先発左腕の触れこみで来日したヘロヘロ左腕、先発以外はお断りの元巨人キラー、悠々自適に来季に備えて今年は雌伏の時の球界最年長、勝てないことで同情された最多敗外人、4月2日でお払い箱の洋行帰り、まがい物だった巨人ドラ1のブランド、打撃は1流投げては3流、マウンドでキョどるドラ1速球派、水差し野郎、及第点の成績ながらテンポが悪くて心証が悪いトライアウトで拾った出戻り、セットアッパーとして期待の高かっただけに落胆は大きい阿波踊ラー、ホントに大成するのか?変な名前の高卒ルーキー達、登板過多では調子も崩す1年、2年、3年目。候補はズラリと並ぶが、今季の貢献具合は微々たるものと判断し、今回の受賞は見送ることとなった。。
MVP
本来ならば選手から選ぶべきタイトルだが、監督として今季の最下位に多大な貢献をした大矢氏に贈呈することで誰も異存はないだろう。山下大輔氏を選んだときは、まさか再び監督を選出するなどとは予想だにしなかったが、山下氏の記録的大敗に並ぶことが出来たのもひとえに大矢氏あっての事ではないだろうか。もちろん、一選手が引っ張って最下位を取ることは可能には違いないが、ここまで圧倒的な差がつく為には、やはり陣頭に立つ者の素質に左右されるのは明白だ。今年の偉業が一朝一夕にして出来たことでは無いことは皆承知しているし、昨季から、地道に種を蒔いた事が今季花を咲かせる結果になったのも事実である。斎藤明、弘田コーチと徒党を組んで采配を揮った事も功を奏した。このたゆまない努力が実を結んだからこその結果であり、このタイトルの規定を破ってまで氏に贈呈する理由である。

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