表彰式:12.18, 1999

'99 表彰者一覧


トホホ探求委員会認定


部 門 タイトル 資 格 受賞者 成績
投手部門 最多敗 規定投球回に関係なく純粋に敗戦数の多い者。 三浦 大輔 10敗
  最劣悪防御率 とりあえず45イニングス以上で最も防御率の悪い者。 戸叶 尚 7.10
  最低勝率 45イニングス以上で最も勝率の低い者。 阿波野秀幸 .200
  最多奪本塁打 相手打者から一番多くのホームランを奪った者。 斎藤 隆 32本
  最多奪四死球 相手打者から一番多くの四死球を奪った者。 三浦 大輔 53個
  最多先発KO 先発投手の中でKOされた回数の最も多い投手。(含勝ち試合)→参考 華麗なるKO野郎達 三浦 大輔 7回位
打撃部門 最低打率 規定打席に達した選手のうち、最も打率の低い者。 駒田 徳広 .291
  最多三振 規定打席に関係なく最も三振の多い者。 鈴木 尚典 109
  最低出塁率 規定打席に達した選手のうち、最も出塁出来なかった者。 波留 敏夫 .328
   最多併殺 規定打席に関係なく最も多くの併殺打を放った者。 R.ローズ 19
  最低選球眼 規定打席に達した選手のうち、最も四死球を選べなかった者。 波留 敏夫 26
  最多盗塁死 規定打席に関係なく最も盗塁死の多い者。 石井 琢郎 11
  最優秀救援打者 別名残塁王。チャンスに凡打を繰り返し、相手チームを救援すべく、最高に残塁の山を築きあげた者。併殺については、1ポイント増しとする。 駒田 徳広 測定
不能
総 合 逆沢村賞 全ての投手の中から最も逆噴射した投手に授与。 阿波野秀幸  
  ナベツネ賞 最も巨人好みの優秀選手に授与。 該当者無し  
   MVP Most Valueless Player 進藤 達哉  

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寸評

最多敗
本タイトル奪取に並々ならぬ闘志を燃やす三浦が開幕6連敗とスタートダッシュを決めれば、2年連続を狙う戸叶も開幕から4連敗と両者一歩も譲らぬ展開に。ところが、中継ぎからひそかにタイトルを狙う阿波野がやはり開幕4連敗と猛追し、近来まれにみる好レースが展開された。このまま行けば、秋山の持つ27敗の球団記録を塗り替えるのは間違い無しと思われたが、戸叶が2軍落ちで脱落、三浦も中盤以降に連勝するなど一挙にペースダウンし、タイトルの行方は混沌となった。前半の貯金を生かして三浦が逃げ切るか、先発に回り着実に負け星を増やす阿波野が抜き去るか、はたまた、後半5連敗と一気に差を詰め逆転でタイトル獲得を狙う福盛が追い上げ、終盤激しいデッドヒートを繰り広げたが、からくも三浦逃げ切り念願のタイトル獲得となった。
最劣悪防御率
戸叶が60回近く投げて7点台の防御率と、信じがたい好成績で2年連続の受賞となった。普通の常識を持つ監督ならば、この成績で45回以上投げさせることはあり得ず、戸叶のこの記録は未来永劫破られる事はないだろう。また、大本命と目されていた阿波野は6.32とわずかに及ばなかった。来季の雪辱を期待したい。
最低勝率
低調な記録に終わった昨年に比べ、高いレベルで争われたこのタイトルを制したのは、驚くことに投手部門のタイトル初獲得となる阿波野秀幸投手だった。後半、先発に回り、着実に負け数を増やした事が功を奏し、勝率2割の好成績での受賞となったが、やはり阿波野にとって先発は荷が勝ちすぎたようである。
最多奪本塁打
後輩の川村に2年連続タイトルをさらわれ苦杯を舐めていた斎藤隆が、満を持して望んだ今季、役者の違いを見せつけ32本とダントツの成績でタイトルを獲得した。彼ほどの実力の持ち主であれば、大先輩である平松の40本、遠藤の39本を抜き去る日もそう遠くないだろう。
最多奪四死球
過去、大洋のお家芸であった最多奪四死球だが、今やその面影はなく低調な記録となっている。今年は三浦が53個で2年連続受賞となっているが、彼の登板回を考慮すると全く平凡な数字であろう。ここは、58回で34四死球の戸叶の復活が待ち望まれるところだ。
最多先発KO
昨年までの主観的評価を廃し、今年度は極めて客観的にKO試合を選定、最多KO投手を選んでいる。
ref. 華麗なるKO野郎達
10回近くKOされながら、打線の援護により敗戦数の少なかった斎藤隆、川村両投手に比べ、KOされた試合の殆どに負けている三浦が堂々13個のKOで嬉しい初受賞となった。
最低打率
快記録を連発した投手部門に比べ、打撃部門は軒並み低調な記録に終わっているのが残念である。最低打率部門でも、タイトルを争うべき谷繁、進藤が自分を忘れたバッティングで3割近い成績を残すという期待はずれの結果になっている。結局、駒田が打率.291でタイトル獲得となったが、この程度の打率で受賞してもなんら価値がないだろう。
最多三振
一昨年82、昨年96の鈴木尚がついに念願の100の大台を突破し、3年連続の受賞と相成った。セリーグNo.1の座は伏兵福留にさらわれたが、それでも中距離バッターの鈴木が、居並ぶホームランバッターを軒並み押さえてリーグ第2位に位置していることは意義深いだろう。それにしても、ホームランバッターの宿命ともいえる三振であるが、本塁打の代償が三振ならば安いものだが、単なるヒットの代償が三振ともなると、罵声の一つも浴びせたくなるというものだ。
最低出塁率
常連の谷繁、進藤が早々に脱落し、2年連続駒田(.330)の受賞と思われたが、なんと2番打者波留が.328で目出度く初受賞となっている。出来うる限りの出塁を期待される打順にいながら最低出塁率のタイトル獲得とは、波留の2番バッターとしての意識の高さがうかがえよう。
最高併殺
二桁併殺5人を擁する強力打線の中で、やはり攻撃の核となるローズが19併殺打で2年連続受賞の栄冠に輝いた。一方、ライバルと目されていた駒田選手は14個で、谷繁に抜かれてチーム内3位と不調。しかし、個人通算併殺打218は現役最高であり、来季の出来次第では現在11位の駒田は一気に6位まで躍進する期待がかかっている。
最低選球眼
このタイトルも駒田の獲得が確実視されていたが、終わってびっくり、なんと2番バッターの波留が26個とリーグ最低記録での受賞となった。しかも自分の意志ではない死球を除くと21個となり、2番バッターとしての重責をきっちり果たしていることがうかがえる。
最多盗塁死
2年連続石井の受賞となったが、10〜11個程度での連続受賞では全く石井も満足していないだろう。来季は失敗数より、なんとか失敗率50%を越えて欲しいものである。
最優秀救援打者
数字上の比較は当委員会では面倒臭いので実施せず。主観的評価によって決定を下している。(’97年記述)
駒田のためにあるタイトルは、やはり駒田しか似合わない。もっとも、ローズの残塁数が146あることからみて、その殆どに駒田が荷担していると考えると、この選考もあながち的はずれでは無いはずだ。
逆沢村賞
候補者の選考に苦しんだ昨年とは異なり、先発の三浦、戸叶、福盛。中継ぎの阿波野、島田、五十嵐。抑えの佐々木と、一軍に登場した主力投手の殆どがノミネートされた。その中で、最終選考に残ったのは、中継ぎでしてダメ、先発してダメの阿波野と「投げりゃいいんだろ、投げりゃ」、「秦さんに聞いてみな」など数々の名言を残した佐々木の争いになった。選考は難航したが、2勝8敗と防御率6点台ながら年俸の現状維持を目論み、紙芝居を持ち出し交渉に望んだ阿波野が最後の最後で頭一つ抜けだし、栄冠をつかんだ。
ナベツネ賞
今回のナベツネ賞は、当初佐々木で文句無しと思われたが、任天堂の策謀によりマリナーズ入団が決定、候補から外れる事態となった。しかし、他球団からも江藤、工藤、メイと大物のノミネートが相次ぎ、大洋からわざわざ小物を選ぶ必要性が無くなり、2年連続受賞者なしと決定した。
MVP
本年度より当委員会による選出は面倒臭いので、これを取りやめ、全国のべ1,500人のアンポンタンによる「みんなで選ぶMVP」1位を自動的にMVPと認定することとした。
本年度MVPは、途中まで打の駒田、投の阿波野、佐々木による三つ巴の争いとなったが、公式戦終了後、意気込んでFAしたものの、どこからも引き取り手が現れず、不承不承出戻った進藤内野手が加わり、全く予想がつかない状況となった。ところが、自分の出戻りで広島江藤のFA入団がフイになったにもかかわらず、いけしゃぁしゃぁと江藤にラブコールを送って、ますます江藤の気持ちを動転させた伏兵進藤の初受賞が決まった。

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