人は常に自分に劣等感を持っており、こんな自分をパートナーに選ぶなんておかしいと思っている。が、同時に自分を選んでもらいたいと強く思っている。故に、パートナーに試練を与える。本当に私を好きなら乗り越えられるはずよ。そう言って次々にハードルを用意する。そして、それを乗り越えるパートナーの姿に自分に対する劣等感のカタルシス(この場合単に解放という意味で使いました)を感じる。さらなるカタルシスのために、もっと高いハードルを用意する。きりがない。いずれ愛をもってしても跳べないぐらいハードルが高くなり、破局となる。 |