南部図書館の明かりを考える



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基本

南部図書館のバトン関係

南部図書館の断面図
各灯体の干渉状況が分かるであろうか

舞台は扇形をしており、間口はわりと広いが、奥はけっこう狭い。
ホリは白塗りの壁。袖も壁であるが舞台内側に開くことが出来る。
全てのバトンは、一本に付き3回路ある。

前明かり

現時点でエビスイの考えるベストの振り。基本的に、2.3.4で前明かりとする。1.5はフロントとして横顔を狙う。
3は、もう少し手前でもいいな。図よりも舞台の張り出しは大きいので、2と4で張り出し部分の顔を、3で中央やや奥付近の顔を狙う。2.3.4.はほぼドン開きで、上と下に広すぎるので、バンドアを持ち込むか、アルミホイルで切って横長の光を作る。1KWなので、それでも明るすぎるぐらいだ。その状態で、さらに50〜80%程度ゲージをかけて使用する。1と5は半分ぐらい絞る。距離が長いので、それでもわりと広がる。これも当然ゲージをかけないと明るすぎる。


3段プリセットのABクロスフェーダー。といえばいいか。
たぶんこれが一般的な使い方だと思うが、例えば、室内と屋外とか、昼と夜とか、2種類の地明かりと、いくつかのスペシャルを仕込んだとしよう。(南部では回路数的に、3つ以上の地明かりを仕込むことはむずかしい。)
まず、2段目に地明かりA。3段目に地明かりBを組む。
ABクロスを、2段目をA、3段目をBにセットする。
スペシャル(単サスとか)はフリーにして1段目を使って操作する。
他にもグループフェーダーとかあるが、だいたい僕は、本番中も様子を見ながら光量とかを調節しているので、一本のフェーダーにまとめるのは好きじゃない。基本的に舞台面のうち、使っていないところの光量は下げ、役者が居るところを明るくすることによって、目立たせて観客の目を集中させるのも、照明の仕事だと思っているので、本番中は常に、ゆっくりと分からないように、光量のバランスを調節している。それが一般的な照明オペなのかどうか知らないが。つまんない役者は前明かりを落とす、というのもわりと冗談ではなく、分からない程度に調節(!)している。
ま、その辺はあからさまにやると、操作ミスか?とか思われるので、分からない程度の微調節なんだけど、はたしてそれでどんな効果を上げているのか。ほとんど自己満足かもしれない。

ばらし

基本的に、小屋付きの人というのは居ないので、自分たちで現状復帰して帰らなければならない。しかし、行くたびに当たりとパッチが変わっているので、まあ、講演会などが出来る状態であれば、そう細かいことは言われないようである。
吊り位置に関しては、どこかの劇団(だと思う)が、灯体とバトンに印を付けていってくれてあるので、その通りに吊り直しておけばよい。パッチは、テキトウに近いところに差しておく。回路がばらけていれば問題はない。
SPとPSは真下のドンバラシ。だってさ、サス関係は芝居じゃないと使わないでしょ。
CLに関しては、テキトウに絞って、基本的にストレートで。講演会を想定して、お花当てとか、作ってみるもよし。(カンバン当ても忘れるな)
普通に10人ぐらい人手がいれば、1時間で完全撤収まで行ける。
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