調光卓の作り方


戻る
はじめに

そもそも作ろうと思ったのは、僕が教室で公演をしていたため、調光卓が使えずに苦労していたことにあります。そんな折り、ここの劇団(ZERAS)(現在ページは消滅)を見つけて、調光機は作れるものであるということを知ったのです。

基本的に使用するのは、秋月電子通商で市販されているキットですから、問題はパッケージングです。どうやれば使いやすく箱に収めることが出来るか。
そういった点を中心に、ここでは紹介していきます。

その後、偶然にもバイト先の照明会社の人も、秋月のキットを使って調光機を作ったという話になりました。その人は、キャノンで可変抵抗器だけを延ばせるようにしたそうです。20Mぐらいは延ばせたと言ってました。いずれ無線で調光したいという野望を語っていましたが、やはり無線だと便利ですよね。道路を挟んでいたりして、ケーブルを這わせられないときもあるわけですし、100Vをいったんオペ席まで這わせて、負荷まで持っていくのでは、ケーブルでの電力ロスも気になりますし、手元に100Vが……というのは精神的にもね。
家庭用のスイッチだって100Vなんだから大したことないじゃないかと思われるかもしれませんが、照明機材はKWオーダーの電力消費なので、スイッチボックスでパチパチやっただけで、火花が飛びます。耐圧を考えないと、本気で煙が出るので(発見が遅れると火事になるので)いい加減な照明家とは組まないようにしましょう。
え?ワタクシ?
わたしは自分を照明屋とは思ってないので、もちろんいい加減です。
煙を出したことも何度か……。感電したことも何度か……。幸い大した電流は流れてなかったので、ちょっと強力な電気マッサージ程度でしたが。
怖いですよ。照明の仕事をなめてかかると。

材料のところでも述べますが、総額は2〜3万円です。12チャンネルの調光機で4.50万といいますから、コストパフォーマンスはかなり良さそうです。丸茂の6チャンネル程度のディマーを1日借りて、5000円〜1万円ですから、数回使えば元は取れるでしょう。
安く芝居をやりたいなら、当然設備の整った会場は使えないので、(簡単に10万単位でお金が飛んでしまふ)教室や会議室など、安価な(ロハの?)施設を使うことになりますが、しかし、演出に妥協はしたくない、といったときに威力を発揮することと思います。
やっぱりスイッチボックスだけでは、どんなに工夫しても単調にならざるを得ませんし、明るすぎたり暗すぎたりと仕込みが大変になります。

あ、それと、このページをみて自分も作ったって人。僕の方までメールをくれるとありがたいです。苦労話を語り合いましょう。


次は、いつになるか分かりませんが、マイコンを使用して、低消費電力の電球の制御みたいなのに手を染めてみたいですね。パチンコの電飾みたいなヤツ。
もっとも、マイコンの勉強からはじめないといけないので、いつになるコトやら……


戻る