工具箱2号機と2号機DASH の作り方


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はじめに


工具箱1号機は、秋葉原に初めて行ったときに買った材料で買いました。
正直に言って、秋月で買ったキットがどのような回路か、それぞれの部品がどのような役割を果たしているのか全く分からないまま、とにかくその場で回路図を見て部品を集め、組み立てたものです。
その後、僕の買ったトライアック(TB12B6C)は12Aまでしか対応しておらず、安全を考えるとせいぜい500W程度しか流せない事が判明し、耐電流が15Aの2号機の製作が望まれるようになりました。
しばらく東京に出る用事がなかったため通販を利用し、40Aのトライアック(2KWまで使用可)込みのキットを購入。
2号機の製作が始まりました。

ただし、現在このキットは16A(1KWまで使用可)しか販売していないようです。同じ秋月で600V35A絶縁形トライアック(単価500円)というのを売っています。15A流そうとすると、キットとトライアックを別々に買わなければならないようですね。店頭に行くとダイアックやダイオードもバラで売っているので回路図だけ手に入れて、ばら買いするのがいいかもしれません。
残念ながら、通販ではダイアックのみの取り扱いはしていないようです。トライアックのみは通販可能です。(04/05/08追記)

さて、今回は回路をさらにコンパクトにし、またスイッチはほとんど使用しないので省略しました。筐体自体は1号機の工具箱を流用。
また、電球の制御しかしないのでスナバ回路(オプションの保護用回路)も省略とします。
全体として「ZZガンダム」が「νガンダム」に進化したように、すっきりコンパクトな設計を目指しました。


2号機からDASHへ


こうして作られた2号機は1年以上、様々な芝居の上演を支えてきました。その中で何度か修理や改良を経験してきましたが、調光機の問題による破損というのはありませんでした。
空冷自然冷却(ファンなし)や基板小型化と素子の集積化、スナバ回路の省略に大きな問題はないということでしょう。

しかし、制作者の電気工作に関する知識が上がるにつれてある問題が見えるようになってきました。
それは、弱電系と強電系が混合している事です。



これは秋月のキットの回路図ですが、図に赤で示した回路が強電部分で、負荷によって15Aまで流れます。それ以外のところはせいぜい数W程度でしょう。正確には、最も電流が流れるところに2.2kΩの抵抗が繋がっていますから、

W=E*E/R = 100[V] * 100[V] / 2200[Ω] = 5[W]

となります。

サージ電流があるので構成素子の耐圧はその数倍程度取る必要がありますが、それでも10〜20Wと考えていいでしょう。(04/05/08追記)

となると、この二つの部分で回路を分離し、配線に使う線材もそれに合わせて適当なモノを選ぶべきではないか。
そこで2号機の最後の改良(たぶん)が始まりました。


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