オレ「の」インプレッサ

インプレッサ・フロントから インプレッサ・リヤから

1998年式 スバルインプレッサ・スポーツワゴン C'z 2WD

【ボディサイズ】
全長:4,350mm
全幅:1,690mm
全高:1,440mm
車両重量:1,120kg

【エンジン】
エンジン形式:水平対向4気筒/SOHC
吸気方式:自然吸気
総排気量:1,493cc
最高出力:95ps/5,200rpm
最大トルク:14.3kg-m/3,600rpm
【駆動系】
駆動方式:前輪駆動
トランスミッション:5速マニュアル

【ブレーキ】
前:ベンチレーテッドディスク
後:リーディングトレーリング


やっぱいいっスよ。走り。
WRXに比べると刺激が少ないと言われるC'zですが、私の場合、以前のクルマが軽自動車だったということもありますが、運転していて十分楽しいクルマだと思います。
特に、コーナリング時にそれを感じることができます。ムーヴなどのトールワゴンスタイルのクルマだと、どうしてもボディのふらつきを感じてしまったのですが、インプレッサだとふらつきもなく、安定したコーナリングを楽しむことができます。これはやはりスバルのクルマの特徴である「重心の低さ」が効いているのでしょう。このおかげで、通勤時や仕事などで山道を通るのが楽しくなりました。
エンジンは、普通の街乗りのときは非常にジェントルな特性なのですが、高速道でアクセルを踏めば、グンとパワーがわき出るという感じで、非常に心強く感じます。そして、高速域でも車体はビビることなく、快適な高速ドライブが堪能できるのです。
上位車種であるレガシィなどに乗ってしまうと、さらにレベルの高い乗り味に打ちのめされてしまうのですが、エントリー車種でも、十分にドライブの楽しさが味わえるというのは、スバル恐るべし、と言ったところでしょうか。

ビリっとくるデザイン
私がインプレッサに魅かれた理由のひとつに、「ビリっとくるデザイン」があります。
直線でも曲線でもない、何とも言えない微妙なラインで構成されたそのボディには、見れば見るほど魅かれてしまいます。特に、テール周りのデザインは特に印象的で、思わず見とれてしまうほど。たとえば、駐車場にクルマを止めて、そこから何歩か離れてふとクルマの方を振り返ったときに、「あぁ、いいな」と今でも思えてしまう。そのくらい私はホレちまっています。
とはいえ惜しいところはあって、4つのホイールにはまっているホイールカバーのデザイン。もうちょっとあか抜けたデザインにならなかったのかなぁとは思うのですが、歴代のカバーの中ではいちばん良いという話も聞くので、まぁこれはあまり気にしないことにしています。

インテリアとラゲッジ
インテリアはごく普通、といってはなんですが、収納スペースは多いです。インパネ周辺は、SUV車種のフォレスターと共通なので、収納スペースもSUV譲りなのでしょう。トリップメーターはデジタル式でカッコいいのですが、カウントをリセットするときはエンジンキーがONになってないと操作できないので、ガススタンドなどではちょっと不便かも。
シートは適度なホールド感があって、なかなか良い掛け心地です。ダイアル式のシートリフターがあって、最初はいろいろ試していたのですが、結局今はいちばん低い設定にしています(ということは・・・・えぇ解っていますとも(涙))。
ラゲッジルームは、後席をたたまなくても、省スペース型パソコン+15インチCRTの箱くらいなら十分乗せられるスペースがあるので、普段はそんなに困ることはないでしょう。後席の座面を持ち上げ、背もたれを倒すと、ラゲッジルームが広く使えますが、そのときに後席のヘッドレストを取り外さなくてすむのはよいですね。その代わり、外したトノカバー(ラゲッジを覗かれないようにするカバー)をどうするかが新たな課題になりますが。

今日も遠回りして帰ろう
私は軽自動車以外のクルマを買ったのも、スバルのクルマに乗ったのも、このインプレッサが初めてだったのですが、乗るたびに新たな発見があります。
私は恥ずかしながら、路上駐車のときにできるだけ左に寄せるというのが苦手でした。しかし、インプレッサに乗り換えてしばらくすると、以前より左に寄せる幅が狭くなっていることに気が付きました。駐車場にバックで止めるときなども、いつのまにか余裕で対応できるようになりました。
そしていちばん変わったのが、「クルマの運転が好きになった」ということ。以前は必要以上にクルマで出かけるなんて思ってもみなかったのですが、最近はヒマで何もやることがないときは、インプレッサに乗ってアテのないドライブに出かける、なんてことがよくあります。
そうさせるのは、インプレッサに込められたスバルのクルマに対する想いが、日に日にジワジワと伝わっているからなのかもしれません。そんなわけで、今日も私はちょっと遠回りをして、短いドライブを楽しんでから家路につくのです。


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