三段峡ライド

 約3ヶ月ぶりに自転車に乗って遠乗りをする。ルート

O君とT君と頼島病院の駐車場に9時に集合する。それぞれ自分の自転車を車から降ろして、準備をする。T君は自転車に乗るのは1年ぶりとのことで空気継ぎはハンディタイプのしか持っていなかったので自分のポンプで注いであげる。今までは、空気圧は測って入れたことがないらしく適当に入れていたみたいだ。T君のは前後とも7.0で空気を入れるが、すぐにぱーんという大きな音で光臨のチューブが破裂する。前のチューブは昨日変えたらしいが、後輪は長いこと変えたことがないらしく不安だったらしい。


 久しぶりに日の目を見た愛車

すぐにチューブを変えて又空気を入れ換える。T君はパンクに離れているらしく手際よくチューブを交換していた。O君の自転車は、基本はマウンテンバイクだがタイヤはロード用のスリックに履き替えていた。このタイヤの空気圧はいくらにすればいいかよく分からなかったが、手で押してもへこむくらいの空気圧しか入っておらず、聞くと何時もこんな感じで乗っていたそうだ。それでもこれでは少なすぎると思い、6.0くらいにしてあげる。
O君もT君もレイパンにジャージ、そしてちゃんとヘルメットとグローブを持っており服装的には全然問題はないが、O君野自転車は、マウンテンバイクで結構重く長距離にはきついかもしれない。また、膝があまり良くないと言ってバンドを巻いていた。


 今日は、すがすがしい天気で絶好のライド日和であった

T君のバイクは、もともと3万円で買ったメーカーもよく分からないバイクに、ハンドル・フォーク(これはカーボンに)・サドル・ホイールと結構いじってあり結局10万円くらいにはなっているそうだ。


 太田川河川敷ではごらんのようにフリマも開催されている

準備も出来て、9時10分に頼島病院を出発する。とりあえず自分が引っ張って行くことにし、旧54号と祇園新道を横切って東野まで出てそこのポプラで自分は、アクエリアスの1Lを買ってボトルに詰める。しかし、ロングボトルの方は、中を洗うのを忘れていて、水が残っており黒く濁っている。


 高瀬堰から


 高瀬堰

仕方ないのでアクエリアスを少し入れてとりあえずゆすいで洗って捨てて残りのアクエリアスを入れておく。途中、もう1本のボトルが無くなったら移し替えよう。だって、飲み口も洗っていないのでそれで飲むわけにはいかないだろう。
ポプラで水分補給をして太田川の土手に出る。そこからは、ずっと土手沿いに行き太田川大橋のところを横切り、柳瀬の向かい側をずっと加計方面に北上していく。太田川橋を過ぎた辺からO君が遅れだす。飯室の交差点で止まって休憩をし聞くと途中頼島から電話があって話をしていたとのことでそれで遅れたみたいだ。右足に、痙攣が来かけているが大丈夫とのこと。


 太田川大橋手前を横切ったところでT君が水分補給


 後ろの中学生のママチャリにせっつかれているO君


そこから、先に進みトンネルの手前でT君が、トンネルに入らず左の旧道に行けと言う。しばらく行くと旧可部線の安野駅に着く。昨年までT君たちがこちらに来るときは、必ず寄って休憩をしていたらしい。安野駅は、2003年12月1日に可部線の可部駅以北が、廃線になるに従い廃駅となるが、トイレも整備されて「安野は花の駅公園」となっている。以前も無人駅で野良猫が住み着き「猫の駅長」と言われていたみたいで。最初着いたときには、自転車に乗ってきた人が一人だったが、我々が休憩している間に、6人くらいは休憩に寄る。T君曰く、昨年までここに来たときは出会う人はせいぜい一人くらいだったのに、かなり自転車が増えたと行っていた。最近の自転車ブームで、サイクリストが増えたのだろう。
 
 今は廃駅となった安野駅跡 

 
 旧安野駅に置いてある”キハ58ディーゼルカー”

ここから先も、自転車にの人とかなりすれ違いそのたびに、挨拶をするのも又かと言うくらいだった。
三段峡までの62kmのちょうど半分のところに位置しており、休憩を取るにはちょうど良いところで、自販機で水を補給して再度出発します。旧安野駅を出るとすぐに古いトンネルで中を通ととてもひんやりとしてとても気持ちが良い。ここまで、特に問題もなく来たが、ここを過ぎて加計の手前の自販機があるところでO君がかなり遅れてきたのでT君と休憩にする。5分くらい遅れて自分たちが途中追い越してきた中学生たちに追われるようにしてようやくO君がやってくる。

やはり、かなり膝に来ているみたいだが何とか大丈夫というので再度出発して戸河内道の駅まで行く。そこで再度休憩を取り、ここまで来たのだからと、三段峡を目指す。ずっとなだらかな道と思っていたが、走ってみれば少し上っておりこれがつかれてきてからは、結構足を引っ張ってくる。戸河内の町を過ぎて恐羅漢スキー場別れを過ぎてからは、少し坂が急になった気がして結構きつい。T君に少し遅れて三段峡に着くが、9月の日曜日の晴天だというのに観光客がとても少なく寂れた感は否めない。

 上から見た柴木川 このすぐ上流が三段峡の入り口だ

O君も10分遅れでようやく到着し、途中足に痙攣が来て押して歩いていたりしたとのことでバイクを降りるとビッコを引いていた。とりあえず昼食を取ろうと言うことで「川本旅館お食事処三段峡川流」と言う店に入る。メニューを見るとアマゴ料理の定食ばかりで、自分は950円のうどん定食を頼む。O君とT君は、さっそくビールを頼んで飲んでいたが、帰りは、結局車で帰らなければ行けないし、足に来ても行けないので自分はビールは止めておく。うどん定食は、かなり量の入った大きなどんぶりと、ヤマメの佃煮、ゼンマイ、わさびの漬け物、味噌汁、ご飯と結構リーズナブルな 
 最初は、「やまもと」と言う食堂で食事をしようとしたが、本日休業の札がかかっていた(日曜日なのに) で、すぐ向かいの川本旅館食堂でうどん定食を食べる

定食で、うどんは普通であったがわさびとゼンマイの漬け物はとてもおいしかった。
しばらくして今度は帰途につくが、こうやって三段峡に着きはしたが結構両足に来ており太ももはぱんぱんの状態であった。しかし、帰りは、結構下りで、足に負担はあまりなく結構良いペースで、「安野花の駅公園」まで戻ってくる。帰りにもここで3人くらいのサイクリストと出会う。その内の一人は、来るときにやはりこの公園で一緒になって話をした人であった。

 
 旧三段峡駅とその名残を残す線路

休憩をしてから、また、帰途につくが来るときほどではないが、やはりバイクに乗った人と結構すれ違う。ここら辺まで来るとあまり下りの恩恵は受けられず、また、足に来てT君に少し置いて行かれる。ついて行けないことはないが、O君も又遅れだし、足に痙攣が来ているとのことで急に走れなくなっても行けないので一緒について走る。
飯室を過ぎて、太田川橋の手前でT君が自販機の前で待っていた。そこで一緒になりまた、帰途につく。もう頼島病院のゴールまで10km足らずだ。再び太田川の土手沿いの出て走るが、のどかな1日で自転車で走っている人も多くなってくる。ゴールの頼島病院へ着いたのは4時38分と三段峡を出てから2時間で帰ってきた。朝行くときは、三段峡まで3時間以上かかったのにかなり早い時間で着いた。さすがに下りの恩恵は結構大きい。
今日は、3ヶ月ぶりのライドでかなり疲れたが今度はかつ君たちを誘って又来たいものだ。

今日の走行距離124.4km,累計距離4,940.3km,走行時間5:06:20,平均速度24.3km/h,最高速度51.1km/h,累計走行時間213:22