サイクルトレインとびしま

2011年9月4日(日)
 同級生に誘われて、サイクルトレインのモニターツアーに参加する。昨年までは広島駅から尾道まで行くしまなみのツアーはあったが、今回のは呉の仁方駅まで行きそこから安芸灘大橋を通って飛島街道へ行ったり、仁方港からサイクルシップに乗って県民の浜まで井ってそこから自転車に乗るというツアーが始まったらしい。

   

朝の、7時半にホテルグランビア裏の駐車場へ集合。そこでスタッフの人が受付をしており早々受付をすませ列車に乗せたときに自転車を固定するバンドをもらいました。総勢60人のモニターツアーですが我々は、8人の参加で乗る前に4つの班ごとに集まり班ごとに乗り込むことになる。

 この班というのは、4つの車両があり1つの班で1つの車両に乗り込むことになる。つまり1つの車両で15人と15台の自転車しか乗せないと言うことでかなり贅沢なツアーである。

 中国新聞に載っていた記事
  

 出発は8時半で7番ホームの端っこを使っていた。列車が到着すると各々自分の自転車を列車の中に乗り込みもらったバンドで手摺り等に固定をする。列車は、一般の車両であるため自転車を乗せるようにはなっていないため手摺りに固定すると非常に効率が悪く15台が精一杯であろう。

 かすみの買ったばかりの自転車 今回が走り初めだそうだ

 仁方駅には約1時間で着きここから自走で安芸灘大橋を渡っていきたい人はそのまま自転車に乗ってスタートする。また、フェリーに乗って県民の浜へ行く人は仁方駅から500m位離れたところにある仁方港からフェりーに乗って行くことになっている。

   

 私とMさん、Iさんはせっかく来たのだから安芸灘大橋を渡って自転車で行こうと言うことになりそれ以外の女性を含む5人はフェリーに乗っていくことになり県民の歯まで落ち合うことになる。

  

 安芸灘大橋は普通車で渡ると700円も取られるが自転車と歩行車はただで渡れる。安芸灘大橋を渡るとあとは我々の目的地である御手洗まではあと橋が蒲刈大橋、豊島大橋、豊浜大橋と3この橋を渡るがあとの3個の橋は通行料は取らないみたいだ。本土から島に渡るときにとってしまえばあとはもういいやという感じであろう。

 

 安芸灘大橋を渡ってしばらく行くと”まっつん(某大学の教授)”が、左に行こうと言って海岸の石畳を走り出す。こちらを通っていけば下蒲刈の古い町並みを通ることが出来るという。普段一人で来ればなかなかこう言うところを通ることはなく、”まっつん”は、何回かとびしま街道に自転車を乗りに来ており精通しているとのことでここからのコースは、”まっつん”に任すことにする。

 

  

 下蒲刈の町並みを通って蒲刈大橋を渡ったところにある「であいの岬」で一旦休憩するが、ここは景色のいいところで茶店もある。しかし、台風のあとだからだろうかお客は親子ずれ2人だけであった。蒲刈大橋を通っているときに下の方から鼓笛隊の音が聞こえていて「であいの岬」を降りて豊島の北側を取って町並みを抜けるときにだんだん鼓笛隊の音楽が大きくなってくる。町並みの角のところでお巡りさんが交通整理をしていて”まっつん”が、何があるのかと聞くと蒲刈町でちょうど交通死亡事故ゼロ2000日達成記念交通安全大会のパレードがあるとのこと。そのパレードが行き過ぎるまで道の端によってパレードを見る。

 

 パレードを見てから豊島の北側を回って豊島大橋の下をくぐってから県民の浜へ向かう。ここでアクシデントを我々を襲ってくる。豊島大橋の下をくぐってから海沿いの狭い道路を自分が先頭で走っているとき前方に道路の上に広く水たまりが出来ているのに気がつきスピードを落としてゆっくり行くが自分のすぐ左後ろで、”まっつん”がつるっとこけてしまう。おもわず、”はっぴい”さんもよけきれずこけてしまい水たまりの中に落ちてしまう。見た目には只の水たまりであったがこけが生えていてぬるぬるになってとても滑りやすくなっていたみたいだ。

  

 ここで、汚れを落とすために休憩に入る。アクシデントで少し遅れると連絡するためにフェリー組に電話をするが圏外で通じず。久しぶりにdocomoで圏外を経験する。仕方なく連絡が付かないまま県民の浜を目指して再び自転車を走らせていく。しばらく行くと”はっぴい”さんが遅れて見えなくなる。あとで聞くとこけたときにチェーンが外れていたことに気がつかずそのままスタートして遅れたみたいだ。

 県民の浜に着くが、フェリーが着く桟橋が見えない。いやな予感を覚えながら県民の浜の人に聞くとこの間の台風の影響で桟橋を岡にあげていたとのこと。当然フェリーもつけるはずもなく、そのまま小長の港まで行ったそうだ。我々もフェリーで行ったなら県民の浜で降りることが出来ず小長の港で降りることになり、時間がなくなりあまり走ることは出来なかったであろう。

  

 その小長の先の御手洗の町で合流し岡村の島に渡り展望台でお昼を食べる。まだ、台風の余波でかなり風がきつくて弁当がとばされそうになる中お昼ご飯となる。しかし、少し曇ってはいたが景色は抜群で瀬戸のしまなみがとても綺麗である。