ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』に於ける限界設定の考察

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1.
 世界とは、そうであることのすべてである。

1-1.
 世界は、事実の総計であって、物の総計ではない。

1-1-1.
 世界は、諸事実によって、しかもそれらが全ての事実であるということによって、決定されている。

1-1-2.
 なぜなら、事実の総計は、何がそうであるかを決定するが、何がそうでないかをも、全て決定するからである。

1-1-3.
 論理空間に於ける諸事実こそが、世界である。

1−2.
 世界は諸事実へと分解される。

1-2-1.
 他の全てのことは不変のままで、あることがそうであることも、そうでないことも可能である。

2.
 そうであること、すなわち事実とは、諸事態の成立である。

2-0-1.
 事態とは、諸対象(事物、物)の結びつきである。

2-0-1-1.
 事態の構成要素となり得ることが、物にとって本質的である。

 

   ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の冒頭部分


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