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1.
世界とは、そうであることのすべてである。
1-1.
世界は、事実の総計であって、物の総計ではない。
1-1-1.
世界は、諸事実によって、しかもそれらが全ての事実であるということによって、決定されている。
1-1-2.
なぜなら、事実の総計は、何がそうであるかを決定するが、何がそうでないかをも、全て決定するからである。
1-1-3.
論理空間に於ける諸事実こそが、世界である。
1−2.
世界は諸事実へと分解される。
1-2-1.
他の全てのことは不変のままで、あることがそうであることも、そうでないことも可能である。
2.
そうであること、すなわち事実とは、諸事態の成立である。
2-0-1.
事態とは、諸対象(事物、物)の結びつきである。
2-0-1-1.
事態の構成要素となり得ることが、物にとって本質的である。
ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の冒頭部分