椿  姫


  新春早々にヴェルディの『椿姫』を観る。と言ってもテレビでのこと。
 とにかく素晴らしかった。中一日置いての再放送まで付き合ってしまった。
 舞台装置、衣裳など、かつて観た『椿姫』とはがらっと変わったもの。
 何ともスマートで素晴らしい。こういうの大好きな私!
 2005年ザルツブルグ音楽祭でのもの、ウイーンフィルハーモニーとその合唱団
 指揮はカルロ・リッツイ。ウイリィ・デッカーの演出。アンナ・ネトレプコの
 ヴィオレッタがまた素晴らしい。とにかく私は充分に満たされた。
 やたら口に出てくるあのアリア!(歌えないくせにネ)・・・・・あの表情!
 その余韻にまだまだ酔いしれている私だ。