先ずは一日三千歩から


 速いもので年が明けてもう二月だ。そう何時までも冬眠してはいられない。
「どれ、歩こうか!」と
重い腰を上げる。歩くにはうってつけの河畔公園がる。
「やれ早朝は寒いし、午前中だとグラウンドゴルフの連中がやっているだろう。
陽が落ちると急に冷えてくるし・・・・・」と、結局、昼食の時間帯に歩くことにする。
朝寝坊、遅い朝食、歩いた後の遅い昼食とくれば丁度都合がいいわけだ。
奇数日は左回りで行こう。偶数日は右回りと勝手に決める。そうすることによって、
短いながらも坂を上って階段を降りる。階段を登って坂を下る。交互になるわけ。
同じコースを上手く活用しなくちゃ〜?

池は厚い氷、日陰になってる道、大木の元はまだ雪も解けず、コースは避けて選んでの
ウオーキングだ。今日は正面に雪の那須連山を眺めながらの左回り。明日は山を背負い、
川の流れと共に歩く右回り。
いっぱいいるのは鴨だろうか、鷺もいる。
風もなく気持ちよいウオーキング。今年の歩き初めは三十分、三千歩余りだった。
「よ〜し!頑張るぞ!だんだんよくなる法華の太鼓!目標は五千歩→七千歩→一万歩だ!
いやダメ!出来ない目標なんて意味ない。やっぱり五千歩あたりか」
当分は三千歩を目標にと決めた。