初めての敬老祝賀会 


 初めての敬老会、一寸気恥ずかしい。自分はまだまだ若いつもりでいたし・・・・・
ジジババ(自分もそうなのにいい気なもんでしょう?)の仲間入りには一寸抵抗もあった。が・・・・・行ってみたくもあった。 「行こう!みんな人生の先輩たち。今日行けば、私(私たち)が一番若僧なんだ!一生一度、敬老会へのデビューの日なんだ!目いっぱいスマートになって行こう!!!」
と、言っても、別にオシャレをして行くわけではない。髪をセットして行くわけでもない。そういえば 指輪なんてここ数年つけたこともない。はめて行こうか? イヤこれもパスだ! 例のお気に入り、ニットのワンピースでいい。髪もいつものまま、そして・・・・背筋を伸ばして・・・・・・・ フラの舞台を思いながらいつもの笑顔!笑顔!明るく行こう! 周りを気遣い、気配りはしても、生き様は自由、周りに気を遣うことはあるまい。 私はスマートな老人目指して・・・・・老人会に、いざ、デビューだ!