RPGとはなんぞや?
新たな楽しみへの旅先案内
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制作室
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「RPGとはなんぞや?」としてまとまる前に紹介できたら・・・そんな思いから、「原稿」段階のものを紹介するページです。
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◆第4回
エレン |
皆さんこんにちは。「RPGとはなんぞや?」製作室にようこそ。進行役のエレンです。連載の第4回目をお届けします。4回目という事は、2ヶ月続いたということですね。 |
Emu |
解説担当のEmuです。そう、もう2ヶ月になるんですよね。進行具合の割には原稿の執筆が進んでないのですけど・・・。 |
エレン |
更新が遅れる可能性がありそうですね。 |
Emu |
そうならないよう、後ろ向きに努力します。 |
サリナ |
普通、前向きにって言わない?(笑) |
エレン |
きっと嘘がつけないのでしょう(笑)。 |
Emu |
(聞こえないふりをして)今回も、沸かしたてのネタを温かいうちにお届けします。それでは、ちょうど沸きたてのお風呂が待ってるんで、これにて。 |
サリナ |
あ、逃げないの(笑)。 |
Emu |
駄目?(笑) |
サリナ |
逃げちゃ駄目(笑)。 |
Emu |
そんなぁ(笑)。 |
サリナ |
それに、お風呂より温泉よね〜。エレンは温泉、好き? |
エレン |
もちろんですよ。そして、ここイルムの街は、温泉好きにはたまらない街ですし。あとで、川辺にある公共露天風呂にいきませんか? |
サリナ |
うんっ! |
Emu |
冬場だと、雪景色もあって趣きがあるんですよね〜。 |
サリナ |
だから、冬までここでゆっくりしようね。 |
エレン |
ええ。やはり露天風呂から見る冬景色にはあこがれますからね。 |
Emu |
私も一度、そういう体験をしてみたいですね〜。雪景色の露天風呂、あこがれですよ〜。 |
・・・え〜と、進行役も解説役もボケ役もみんな交えて話し込んでいるようですので、強制的に場面を変更させていただきます(笑)。
エレン |
「RPGとはなんぞや?」制作室では、まだ正式に掲載されない原稿(ネタ)を、余談を交えつつ紹介します。 |
Emu |
つまり「RPGとはなんぞや?」の下書きが掲載されることになります。 |
エレン |
紹介順序や物語の前後関係は、保証されませんので注意してください。 |
Emu |
読むか読まないかは、皆さんにおまかせします。なお、後日「RPGとはなんぞや?」に掲載(正式公開)されますので、じっくり待つというのも選択の一つです。 |
エレン |
もちろん、原稿状態の物はここでしか見られないことになります。 |
サリナ |
解説のボケとツッコミも、ここでしか見れないしね(笑)。 |
Emu |
ぎくっ(笑)。 |
Emu |
今回は「第2部 央華封神編」の、第2章からの紹介です。第3回の続きに相当する部分になります。 |
エレン |
出演は、宋 剋匡(そう こくきょう)さんと、全 遥華(ぜん ようか)さんです。 |
サリナ |
この名前って、どうやって決めたの?(笑) |
Emu |
深く気にしないの(笑)。 |
エレン |
それよりもEmuさん、世界観の補足説明をお願いしますね。 |
Emu |
「央華封神」は古代中国をモチーフにした世界が舞台になります。この「古代中国」とは、「西遊記」などに描かれるようなファンタジー世界になります。ここには、不老不死の肉体を持ち、不可思議な術を用いて善行をなす仙人や、悪行によって人々を苦しめる邪仙・妖怪が存在します。 |
サリナ |
同じセリフじゃないの?(笑) |
Emu |
毎回変えるのは無理ですってば(笑)。それとも、そこに時間を費やして、執筆が遅くなってもいいんですか?(笑) |
サリナ |
それは困る(笑)。 |
Emu |
なら我慢して(笑)。 |
エレン |
それでは、いってみましょう。 |
第2部
央華封神編 第2章 如何なる仙人を志す?
出演
宋 剋匡(そう こくきょう) - 仙人。遥華の師匠でもある。
全 遥華(ぜん ようか) - 道士見習い。師匠の下で修業中の身。
●能力値
剋匡 |
遥華さん、あなたはつかみようがない人ですね。 |
遥華 |
え、どうして? |
GM |
それは能力値が決まってないからです(笑)。 |
能力値とは、その人の特徴を数値で表した物です。普通の人より体格が大きいとか、不器用で細かい作業がしづらいとか、意志が石のように固いとか(笑)。この能力値は、基本的に2〜12の間と考えて下さい。
遥華 |
つまり、ここで私の能力が明らかになるのね? |
剋匡 |
そう言うことになります。 |
遥華 |
でも、ここまで能力値が決まってないのって……。 |
GM |
はいはい、私のせいですよ(笑)。まずは、キャラクターシートの能力値の部分(図1)を見ながら、それぞれの説明をしましょう。 |
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天稟 能力値 技能値
修正
----------------------------------------------------------------------------
+1D( )=体力: 筋力の強さ・タフさ
体 ×2 =体格: 体の大きさ・体重
----------------------------------------------------------------------------
+1D( )=器用: 手先の器用さ
敏 +1D( )=機敏: 俊敏さ
----------------------------------------------------------------------------
+1D( )=知識: 知識の量
知 +1D( )=知覚: 敏感さ
----------------------------------------------------------------------------
+1D( )=意志: 根性の強さ
仙 ×2 =仙骨: 仙人としての素質
----------------------------------------------------------------------------
+1D( )=魅力: 相手への第一印象
図1 キャラクターシート - 能力値
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遥華 |
なるほどね。でも、「体、敏、知、仙」で分かれているように見えるのは気のせい? |
剋匡 |
本当ですよ。この4つが大体の能力を決めることになります。くくられたものどうしは関係のあるものですからね。この、「体、敏、知、仙」にそれぞれ次のように値を割り振って下さい。 |
・4つの合計は15にする。
・それぞれは、1〜6の範囲にする。
遥華 |
「体」は普通にして「敏」、「知」、「仙」を高めにしよ。 体: 2 敏: 5 知: 4 仙: 4 |
剋匡 |
なるほどね。ちなみに、体は3以上にしないと死にやすくなる可能性が高くなると言う話もありますが(笑)。 |
遥華 |
がぁ〜ん(笑)。それを早く言ってよ。ところで、シートの「仙骨」って? |
剋匡 |
仙人の素質ですよ。素質があるからこそ、遥華さんをひきとったです。 |
遥華 |
ふぅ〜ん。じゃあ、こうするね。 体: 4 敏: 4 知: 4 仙: 3 |
剋匡 |
なるほど。 |
遥華 |
ところで、魅力の欄にはこのような数値はつかないの? |
剋匡 |
もちろんつきますよ。先ほど割りふった「体、敏、知、仙」から、一つを選んで魅力の能力の部分の欄に書きます。「体」を選べば肉体美、「敏」を選べば「しなやかさ」や身のこなし、「知」を選べば知的な魅力や話術、「仙」を選べばそれ以外(不思議な何かとか?)の魅力になります。 |
GM |
肉体美……筋肉美とか?(笑) |
遥華 |
肉体美は恐いから……しなやかな動きが魅力的という事にします。 |
剋匡 |
では、その欄に「敏 4」と書いておいて下さい。 |
なお、この基本的な4つの要素「体、敏、知、仙」を天稟(てんびん)と言います。(覚えなくても困ることはないと思いますが。)
遥華 |
そういえば、GMさんも最初読めなかったのよね? |
GM |
そこ、暴露しないように(笑)。続いては能力値の決定です。 |
剋匡 |
1Dとして書いてある欄は、実際に6面体のダイスを振って出た値を書き込みます。つまり、1D6のことです。ただし、1度目に振ったときの値が対応する天稟の値より小さければ、1度だけ振り直すことが出来ます。1度だけですからね。 |
遥華 |
そこまで念を押さなくても。 |
剋匡 |
全ての欄をうめたら、それぞれの能力値を計算して下さい。また、その能力値から、技能値修正の表(表1)に従って、技能値修正を書き込みましょう。 |
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表1 技能値修正
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能力値 〜-3 -2〜-1 0〜1 2〜3 4〜5 6〜9 10〜11 12〜13 14〜15 16〜
----------------------------------------------------------------------------
修正 〜-3 -2 -1 0 1 2 3 4 5 6〜
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遥華 |
(ダイスを振っている)。 |
GM |
さて、どうなりましたか? |
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天稟 能力値 技能値
修正
+1D( 6)=体力: 10 3
体 4 ×2 =体格: 8 2
----------------------------------------------------------------------------
+1D( 4)=器用: 8 2
敏 4 +1D( 5)=機敏: 9 2
----------------------------------------------------------------------------
+1D( 4)=知識: 8 2
知 4 +1D( 1)=知覚: 5 1
----------------------------------------------------------------------------
+1D( 5)=意志: 8 2
仙 3 ×2 =仙骨: 6 2
----------------------------------------------------------------------------
敏 4 +1D( 6)=魅力: 10 3
図2 全 遥華のキャラクターシート - 能力値
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剋匡 |
人間の能力値の平均は6ですから、遥華さんは「体が大きく力も合わせ持ち、身のこなしが魅力的ですが、人より鈍感」と言ったところでしょうか。 |
遥華 |
最後の一言は余計よ。1が2回も出ちゃったのよ。 |
GM |
そういうこともあります(笑)。しかし、肉体美にした方が良かったような気が……。 |
遥華 |
良くないっ! |
GM |
……おお、恐い(笑)。 |
▲ここまで▲
サリナ |
表が突貫工事にみえるんだけど? |
Emu |
それを整形するのに時間を費やして、本編を書き進めるのが以下略でいいんですか? |
サリナ |
それも困る(笑)。 |
エレン |
余り略されてないような気がしますけど(笑)。 |
Emu |
気にしないでくださいな(笑)。 |
サリナ |
能力値かぁ・・・そういえば、Emuさんって能力値を決めるのが、いつも遅かったよね?(笑) |
Emu |
ぐさっ(笑)。 |
サリナ |
そう言えば、エレンの能力値も決まってなかったんじゃない? |
Emu |
ぐさぐさっ(笑)。 |
エレン |
何か考えがあるのでしょう、そう責めても何も出てこないでしょうから、ゆっくり待ちましょう。 |
Emu |
そ、そうですよ、しっかり考えていますから心配しないでください。 |
サリナ |
何どもってるの?(笑) |
Emu |
ど、どもってなんかいませんよぉ(笑)。 |
サリナ |
怪しい(笑)。 |
制作室は、あくまで掲載前の原稿の一部を紹介するところです。実際の「RPGとはなんぞや?」にこのまま掲載される保証はありません。
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