RPGとはなんぞや?
新たな楽しみへの旅先案内 |
制作室 |
「RPGとはなんぞや?」としてまとまる前に紹介できたら・・・そんな思いから、「原稿」段階のものを紹介するページです。 | |
■
一覧に戻る |
エレン | 皆さんこんにちは。「RPGとはなんぞや?」製作室にようこそ。進行役のエレンです。 |
Emu | 解説担当のEmuです。今回も、温かいネタを、冷めないうちにお届けします。 |
サリナ | ボケ担当のサリナです。ほんとだ、温かいね。 |
Emu | あ、それ、レーザプリンタで印刷したての紙だってば(笑)。 |
エレン | ・・・(反応が返せなくなった(笑))。 |
エレン | 「RPGとはなんぞや?」制作室では、まだ正式に掲載されない原稿(ネタ)を、余談を交えつつ紹介します。 |
Emu | つまり「RPGとはなんぞや?」の下書きが掲載されることになります。 |
エレン | 紹介順序や物語の前後関係は、保証されませんので注意してください。 |
Emu | 読むか読まないかは、皆さんにおまかせします。なお、後日「RPGとはなんぞや?」に掲載(正式公開)されますので、じっくり待つというのも選択の一つです。 |
エレン | もちろん、原稿状態の物はここでしか見られないことになります。 |
サリナ | 解説のボケとツッコミも、ここでしか見れないしね(笑)。 |
Emu | ぎくっ(笑)。 |
Emu | 今回は「第2部 央華封神編」の、第2章からの紹介です。第11回の続きに相当する部分になります。 |
エレン | 出演は、宋 剋匡(そう こくきょう)さんと、全 遥華(ぜん ようか)さんです。 |
サリナ | あ、全 遥華さんの絵だ〜。 |
エレン | え? |
Emu | いつもお世話になっているhujiiさんに、またしても絵を頂いてしまいました。Enjoy RPG!のメニューに飾らせていただきました。いつもながら、いい絵ですよ〜。 |
エレン | あ、本当ですね。遥華さんって、格好いいんですね。 |
サリナ | そういえば、hujiiさんってエレンの絵も描いてくれたんだよね? |
エレン | ええ、そうなんです。わざわざ私の絵を、とても上手く描いていただけたのです。この場を借りて、お礼申し上げます。 |
サリナ | 公共の電波を私事に使っちゃ駄目(笑)。 |
Emu | なにかと間違えてないです?(笑) |
サリナ | で、エレンの絵は、何処に行っちゃったの? |
Emu | キャラクター紹介のところにしっかりと載せていますよ♪ |
サリナ | あ、消し去ったわけじゃないのね(笑)。 |
エレン | さて、Emuさん、世界観の補足説明をお願いしますね。 |
Emu | 了解。「央華封神」は古代中国をモチーフにした世界が舞台になります。この「古代中国」とは、「西遊記」などに描かれるようなファンタジー世界になります。ここには、不老不死の肉体を持ち、不可思議な術を用いて善行をなす仙人や、悪行によって人々を苦しめる邪仙・妖怪が存在します。 |
サリナ | 久しぶりにこのセリフを聞いたね(笑)。 |
Emu | それは私への嫌味ですか?(^^; |
サリナ | うん(笑)。 |
エレン | (慌てて)それでは、ごゆっくりどうぞ。 |
剋匡 | さて、洞統の選択ですが、自分が覚えたい洞統の「五戒」のうちから3つを選びます。どれがいいですか? |
遥華 | 五戒って何? |
剋匡 | 五戒とは、洞統に伝えられる5つの戒律です。仙人はこれを守ることで得をためることができると言われています。裏を返せば、自分の守るべき五戒を破れば、得を失うことになるのです。 |
遥華 | なるほどね。 |
GM | では、次の表(表5)を見て下さい。本当に見るだけで結構です(笑)。 |
============================================================================ 表5 洞統五戒 ---------------------------------------------------------------------------- 五遁(ごとん) 1.おのれが親しむ五行を汚すことなく、汚されること見逃すべからず。 2.怒りをもって悪を討つことをためらうなかれ。哀しみをもって救うことをためら うなかれ。五情に呑まれずして、おのが力となせ。 3.仁を貴び、おのが信ずる善をなすべし。 4.欲望を憎まず、それを枷(かせ)とせず、ばねとなせ。 5.愛をもって、幸福をもたらすべし。 ---------------------------------------------------------------------------- 変化・幻術 1.真偽を問わずただ是非だけを問うべし。肯定を行い、否定を忌むべし。 2.改むるを厭(いと)わず、前言をひるがえすを恐れるべからず。 3.悌(てい)を貴び、長幼の序に従うべし。血の繋がりなしといえども、兄たるも のを定めてはこれに従い、弟たらんとするものはこれを守るべし。 4.喜びを忌むことなく、快さを楽しむべし。 5.こわばったものを解きほぐし、解放と緩和をもたらすべし。 ---------------------------------------------------------------------------- 召鬼(しょうき) 1.迷える魂を天界、冥界に送り、鎮めるべし。 2.隠れるものをあばき、明らかにすべし。すべてを見、また見せるべし。 3.礼を貴び、これをもってもろもろに接し、つねに笑みをもって話すべし。生きる もの、死せるもの、わけへだてをすることなかれ。 4.肉、酒を避け、汚れを忌み、身を慎むべし。 5.人の好奇の目を恐れず、するべきことを行うべし。 ---------------------------------------------------------------------------- 長嘯(ちょうしょう) 1.技芸を楽しみ、歌い、舞い、踊りを学ぶべし。画をなし、彫刻をなし、美しきこ とこそすべてにまさるを知るべし。 2.おのが思いを隠すことなく、すなおにあらわすべし。言葉を惜しむことなかれ。 3.信を貴び、裏切らず、ただ信じぬくべし。 4.人を慈しみ、愛をもって幸福をもたらすべし。 5.和声は嘯(しょう)の基礎なり。和は世界の基礎なり。 ---------------------------------------------------------------------------- 風水・卜占(ぼくせん) 1.心気を清浄、平静にたもち、激しい感情に乱されることなかれ。 2.見せるべきでないものを知らせず、迷えるものを密やかに導くべし。 3.智(ち)を貴び、知識を集め、経過を見つめ、ただひたすらに学ぶべし。 4.決してあからさまなることなかれ。策を使い、直截(ちょくせつ)に語らず、ひ そかに行うべし。 5.剣をふるい、汗を流すこと厭(いと)うべからず。されど粗暴となるなかれ。 ---------------------------------------------------------------------------- 禁呪(きんじゅ) 1.掟(おきて)にそむき、大道(だいどう)に逆らう、すべての邪悪を封ずるべし。 2.心気を清浄、平静にたもち、激しい感情に乱されることなかれ。 3.義を貴び、律を守り、令に従い、理をもって行動すべし。 4.肉、酒を避け、身を慎むべし。 5.殺生をせず、無益な争いを避けるべし。 ---------------------------------------------------------------------------- 巫蠱(ふこ) 1.殺生をせず、無益な争いを避けるべし。 2.旨きものを食らい、つくり、食わせることを楽しむべし。命を奪うは、命を保た んがためと知り、食に感謝を忘れるべからず。 3.孝を貴び、親子の情をないがしろにすべからず。おのれが生んだものを子と思い 慈しむべし。されど、おのれが親なりとて、それを盾にとり、子を苦しむるべか らず。 4.新たに誕生する命を慈しみ、守るべし。 5.美しきはよし、醜きもよし、見た目に惑わされず、本質をきわめるべし。 ---------------------------------------------------------------------------- 厭魅・厭勝(えんみ・えんしょう) 1.人の情けを知り、苦しむものに慰めを与え、苦しめるものに罰を与えるべし。 2.婦女(女仙であれば男性)を愛しみ、その苦しみを見過ごすことなかれ。されど 見返りを願うべからず。 3.忠を貴び、主に仕え、師に仕え、下命いかにてもはたすべし。 4.肉、酒を避け、身を慎むべし。 5.言葉に重きをおき、誓いをたてれば破るべからず。 ---------------------------------------------------------------------------- ============================================================================
遥華 | また多い・・・。でも、見るだけでいいって、なんで? |
GM | 自分の必要なものは、あとですぐ見えるように書き出すから。 |
遥華 | うん。・・・正直に言っていい? |
GM | (なんでしょう?)どうぞ。 |
遥華 | なんだかよくわかんない。 |
GM | やはりか・・・。わからないのを説明しておきましょう。で、どれ? |
遥華 | 変化・幻術の2番。「厭う」って何? |
GM | 「厭う」とは、嫌うとか避けるとか言う意味だよ。 |
遥華 | 長嘯の「嘯」って5番にもあるけどどういう意味なの? |
GM | 「口をすぼめて息を吐きだすこと。口笛。」だそうだ。 |
遥華 | 「だそうだ」って・・・もしかして辞書で調べてるの? |
GM | おうよ(笑)。 |
遥華 | GMさんもわからないのね? |
GM | そのとおりさ(笑)。 |
遥華 | じゃあ、風水・卜占の4番にある「直截」を調べてよ(強気)。 |
GM | ああ、調べてやるさ(強がり)。「考えたり感じたりしたことを、きっぱりと言いきること。まわりくどくないさま。」だとさ。 |
遥華 | 堂々と開き直らないでよ(笑)。 |
GM | じゃあ、遥華も強気になるんじゃない。 |
遥華 | (聞こえなかったふりをして)どれにしようかな? |
剋匡 | ・・・(何かを念じている)。 |
GM | 剋匡、何しているんだ?(笑) |
遥華 | 召鬼にする。 |
剋匡 | ほっ、助かりました。いえ、私の不得意なものが選ばれないように、念じていただけですよ(笑)。 |
GM | あ、そうか。ここで不得意なものを選ばれたら、それこそ出番が無くなっちゃうからね(笑)。 |
剋匡 | そうで・・・違いますっ!得意なものならしっかり教えてさしあげられますからね。 |
GM | さて、どうだか(笑)。 |
遥華 | 洞統五戒は・・・。 1.迷える魂を天界、冥界に送り、鎮めるべし。 3.礼を貴び、これをもってもろもろに接し、つねに笑みをもって話すべし。生きるもの、死せるもの、わけへだてをすることなかれ。 5.人の好奇の目を恐れず、するべきことを行うべし。 ・・・にする。 |
剋匡 | では、まず礼儀をみっちり教えてさしあげないといけませんね。 |
遥華 | はっ、しまったぁ〜〜〜! |
GM | さて、この後どうかわるか楽しみですね(笑)。 |
剋匡 | 選んだ五戒を書いて、選んだ洞統の仙術行使を「1+知識修正」で計算してください。 |
遥華 | 召鬼の欄に1+2の3を書き込めばいいのね。 |
剋匡 | あとでみっちり鍛えてさしあげますよ。 |
遥華 | (口をぱくぱくさせている)。 |
GM | 脅してるし(笑)。 |
サリナ | 仙人って、いろいろな戒めがあるのね〜。 |
Emu | これは、仙人であるうえの心構えみたいなものですね。 |
エレン | つまり、これは基礎的なものと言うことですね。 |
サリナ | そうすると、邪仙って戒めがなく自由気ままにもめ事を起こしそうだね。 |
Emu | それがどっこい、邪仙にも邪仙五戒なるものが存在しているのです。 |
サリナ | へ? |
Emu | だから、邪仙五戒と言う戒めがあるんですって(笑)。 |
サリナ | 嘘?(笑) |
Emu | ほんとですってば(笑)。 |
Back |
制作室 Index List | Next |
[Emu's Web]
転載・再配布・トップページ以外への無断直リンクを禁じます。詳しくは
一般情報
をご覧ください。
Emu's Web / HolySpirit Network : Copyright by Emu.