RPGとはなんぞや?
終章 未知の世界での冒険を! |
Chapter 6 | 楽しい解説「RPGとはなんぞや?」です。軽い気持ちでお読みくださいませ。 |
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サリナ | GM、この解説を読んだあとに何かしたほうがいいことはあるの? |
GM | ふむ。とりあえず「リプレイ」を読んでみるとわかりやすいよ。 |
サリナ | 「リプレイ」って何? |
GM | ……(解説は終わったはずなんだけど(^^;)。 |
サリナ | で、リプレイを読むと何かいいことがあるの? |
GM | とても面白い読み物だよ。 |
サリナ | それじゃあ返事になってないよ。 |
GM | そうだね。市販されている文庫形式のリプレイでは、ルールの解説がキャラクター達の行動にしたがって説明されている物があるよ。 |
サリナ | この解説がそうなってるんじゃない? |
GM | その通り。 |
サリナ | 他には? |
GM | ルールだけでなく、世界観もつかみやすくなっているよ。だから、一口に「リプレイ」といっても色々なRPGのリプレイがあるんだ。本屋に買いに行ったときに、迷わないようにね。 |
サリナ | 本屋って? |
GM | サリナは仮想世界の住人だから、知らなくてもいいの。 |
サリナ | リプレイねぇ。 |
サリナ | リプレイ読んだあとは? |
GM | それはもう、RPGをやってみるしかないでしょうね。ルールの種類やGMのプレイスタイルもよるけど、面白いよ。 |
サリナ | GMのプレイスタイルって? |
GM | シリアスを追求するのかギャグに走るのか、シナリオを重視するかプレイヤー達の意志を重視するのか……っていうことだよ。 |
サリナ | ふむ。 |
GM | というわけで、まずはRPG仲間を探すところからスタートだね、 |
サリナ | ちょっとそこの・・・。 |
GM | ストップ!(笑) |
サリナ | 最後まで言わせてくれたっていいじゃない? |
GM | それはこちらのセリフ。 |
サリナ | けち。 |
GM | 何とでも言ってくれ。仲間探しは、ゲームマスターをしてくれる人を見つけることからだね。 |
サリナ | ゲームマスターをしてくれる人を探すって言ったって、大変じゃない? |
GM | そうだね。でも、目の前にいるじゃないか。 |
サリナ | え、どこどこ? |
GM | そこでボケるなっ!(笑) |
エレン | あ、ちょっといいですか? |
GM | おや?台本ではこの章で登場するはずじゃなかったはずだけど? |
エレン | 深く気にしないでください。 |
GM | ・・・で、何か質問でも? |
エレン | 友達をRPGに誘うって、大変じゃないですか? |
GM | RPGは、パーティーゲームの一種なんだ。 |
エレン | トランプやボードゲームのような? |
GM | そう。別にハンカチ落としでもいい(笑)。 |
エレン | どうみても違うような気がしますが・・・? |
GM | じゃあ、違いを整理してみよう。 |
GM | 例えばボードゲーム。多くの場合ボード上に説明が書かれているよね? |
エレン | そうですね。たまに説明のないゲームがあると、始めて遊ぶときは苦労しますね。 |
GM | そして、お決まりのように説明書も入っている。 |
エレン | 薄いものが多いですね。 |
GM | 次はカードゲームを例にしよう。エレン、ゲームのルールはどうやって覚えた? |
エレン | あれは確か・・・小さい頃、友達に「やろうよ」って押し切られて、ゲームをしつつ教えてもらいました。 |
GM | そう、カードゲームの場合は、ルールは紙からではなく直接教えられることが多いんだ。 |
エレン | 覚えるまではそうやって解説つきでしたね。 |
GM | それではRPGは? |
エレン | ルールが複雑という印象がありますね。 |
GM | そう、そこに違いがあるんだ。さきほどの二つの例では、ゲーム内にできることが限られている。どう限られているか、わかるかい? |
エレン | お金のやりとりや、カードを出す法則などですか? |
GM | そう。それがRPGでは物語の世界を自由に歩き回ることができる。 |
エレン | 登場人物と話したり、色々な道具を使ったり・・・ |
GM | 悪者と戦ったり、買い物、食事、睡眠、様々な行動を取ることができるんだ。 |
エレン | 様々な行動が出来るから、多いルールがあるんですね? |
GM | その通り。さらにRPG中に、カードゲームがあったっていいだろう。出来る行動は、背景世界次第で多種多様にわたるからこそ、ルールも必然的に多くなる。 |
エレン | ・・・その多いルールが問題ですよね。 |
GM | そうでもないよ。ある程度の基本を理解してしまえば、それで楽しめるようになるからね。 |
エレン | 例えば、どのくらい楽しめるのですか? |
GM | そうだね、街中を歩き回って情報収集するくらいでは、ほとんど問題は起きないだろうね。 |
エレン | そうですか。 |
GM | ただ、種族や特徴による外見的なものはあるけどね。 |
エレン | それは仕方ないでしょう。ほかの行動を取ろうとしたときに、ルールを確認しながら進めればいいのですね? |
GM | そういうこと。 |
エレン | それでは、友人をRPGに誘うとき、どうすればいいのですか? |
GM | まずは、「RPGとななんぞや?」を読ませてあげよう。 |
エレン | 興味を引ければ、プレイヤーとして誘うのは楽そうですね。 |
GM | RPGについて何も知らない人でも、これさえ楽しく読めれば基本的な知識は残るからね。 |
エレン | つまり、まずは「RPGとはなんぞや?」を何気なく読ませてしまえばいいのですね? |
GM | さすがエレン、誰かさんと違って物分かりがいい。 |
サリナ | なにか言った? |
GM | い〜え(笑)。 |
エレン | ところで、「ある程度の基本を理解してしまえば」って、どのへんで区分けされるのですか? |
GM | ここで言う基本部分は、この「RPGとななんぞや?」でほとんど説明している。この内容さえわかってしまえば、ソード・ワールドに限らずに多くの仮想世界を歩き回ることができるんだ。 |
サリナ | と言われても、よくわからないけど? |
GM | ここでいう「基本以外の部分」は、キャラクターの作り方や、装備、戦闘の進め方や、レベルアップ(技能アップ)の方法。こんなものかな? |
エレン | そうなんですか。 |
サリナ | でも、わからないと、困らない? |
GM | まず、キャラクターの作り方は、実際にプレイするときに教えてもらいながら進めればいい。もちろん、初心者に親切なGMを選ぶのは基本だね。 |
エレン | 教えていただければ、こちらとしても楽ですね。 |
サリナ | 装備はどうするの? |
GM | 初めて遊ぶということが伝わっていれば、GMがお薦めの装備を教えてくれるだろうね。 |
サリナ | 戦闘になったらどうするの? |
GM | もちろん、解説つきで進行してくれるよ。 |
エレン | いいGMを探せば、恵まれるんですね。 |
サリナ | 探すコツは教えてくれるの? |
GM | それは私も知らない(笑)。 |
エレン | いいGMを探せば、この「RPGとはなんぞや?」の知識だけで結構遊べるということですね? |
GM | そういうこと。まぁ、GMによりけりって所がちょっととっつきにくさとして残るけどね。 |
エレン | しかたないでしょう。人間、千差万別ですから。 |
GM | それはね。皆考え方が一緒だったら恐いものがあるし(笑)。 |
サリナ | うはぁ、クローンだ〜(笑)。 |
GM | 一度はRPGをやってみるといいですよ。この面白さはやってみないと、なかなかわかりにくいものがありますからね。 |
エレン | これで、第1部は終わりなんですね? |
GM | そうだね。今までお付き合いくださった読者の方々、ありがとうございました。今後も当Webをよろしくお願いします。 |
サリナ | 何を虚空に向かって言ってるの? |
GM | 気にしないで(笑)。 |
Emu | さて、これで第1部も無事書きあがったことですし、自分の部屋でゆったりと、名古屋麦酒(※1)でも飲みつつ疲れを癒すとしますか。 |
エレン | 私もご一緒しましょう。 |
Emu | どうぞどうぞ。 |
エレン | それにしてもお疲れ様でした。よくこれだけの物が書けますよね。 |
Emu | 私自身、不思議ですよ。どこからこんな文章が沸いてくるんでしょうねぇ? |
エレン | でも、あなたが書いてるのは確かなんですよね? |
Emu | そう、そこに問題があるんですよ(笑)。 |
エレン | 結構楽しめる物に仕上がってますよ。 |
Emu | そうらしいんですよね。自分では「変な文章になった」程度にしか思っていないのですが、どうもまわりの評判はいいんですよ。どうしてでしょう? |
エレン | それは、Emuさんの謙遜(けんそん)でしょう? |
Emu | 謙遜? そんなことをしているつもりは無いですよ。 |
エレン | いえ、謙遜してますよ。 |
Emu | エレンさん、本音で言ってくださいよ(笑)。 |
エレン | そういうEmuさんこそ本音でお願いしますよ(笑)。 |
Emu | 私は本音ですよぉ(笑)。 |
エレン | 私だって本音ですって(笑)。 |
Emu | 信用なりませんね(笑)。 |
エレン | あなたこそ(笑)。 |
エレン | ・・・第1部が終わったことは事実ですから、これ以上無駄な言い合いはやめておきましょう。 |
Emu | 長い戦いでしたね(笑)。 |
エレン | ええ(笑)。 |
サリナ | ところで、第2部っていつになるの? |
Emu | え、なにか言いました?(笑) |
サリナ | 第1部は終わったけど、第2部は? |
Emu | 「あなたも仮想世界で新しい発見をしてみませんか?」 |
エレン | 以上、「RPGとはなんぞや?」でした。Emuさんお疲れ様です〜。 |
サリナ | ちょっと、第2部書きなさいよっ。 |
Emu | GMに命令するなんて、よくそんなことができますね(笑)。 |
サリナ | 理屈こねてないで、さっさと書きなさいっ!(笑) |
Emu | そんな、サリナに言われたからって書くかどうかは・・・ |
サリナ | 読者の人達も楽しみにしてるのよっ。 |
Emu | 誰、読者って?(笑) |
サリナ | いいかげんにしなさいっ!(ハリセンでバシッ) |
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