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宝塚大劇場星組公演 
『誠の群像/魅惑U』
千秋楽挨拶

 千秋楽のご挨拶の要約です。

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都々城あい さん(愛称:ゆきちゃん)
「私が7年間宝塚で頑張って来られたのも、ここで出会ったたくさんの方の愛情があったからだと思います。挫折、悲しみ、色々なことがありましたが、その反面楽しかったこと、嬉しかったことが一杯ありました。ここで学んだことは、私の一生の宝物です。宝塚で出会った全ての方々と、誰よりも大きな愛情で私を支えてくれた両親に感謝の気持ちを込めて、ありがとうございました。」

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舞路はるか さん(愛称:ひーこ)
「夢のようなひとときがさらさらと流れてしまい、今、少し寂しいです。10年間を振り返ってみると、悲しかったこと、苦しかったこと、悔しかったこと、一杯あるはずなのに、なぜか今は、楽しい夢のような思い出に変わっています。8月まではまだタカラジェンヌとして過ごせると思っていても、頼もしいスタッフの方に支えられたこの大劇場に今日でお別れするのかと思うと、この幸せな時のまま止まってしまえばいいのに、と思います。大好きな宝塚、大好きな星組、本当に宝塚は素晴らしいところです。諸先生方をはじめ、素晴らしいスタッフの皆様、暖かい上級生の皆さん、可愛い下級生、大切な同期、最後まで見守って下さった客席の皆様、いつも私を支えてくれた両親、本当にありがとうございました。」

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松原碧 さん(愛称:MARIちゃん)
「好きだから…ただひたすら歩んで参りました。グレーの制服に憧れ、音楽学校の合格発表で私の名前を見つけたあの時の喜びと、なによりも宝塚に来たから出会えた皆様の暖かいお心に支えられ今日まで来ることができました。最後のステージで同じ舞台に立っていながら、仲間達が歌い踊っている姿をふと見ると、まるで夢の世界にいるようだ、とつくづく思いました。宝塚…なんて素敵な響きなのでしょう。これからもこの舞台にいつまでも夢が描き続けられていくことを、心から祈ります。星組・松原碧として、こけら落とし公演にも参加したこの宝塚大劇場を今日、卒業致します。本当にありがとうございました。」

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今後の星組の予定の後ハッチさんよりマリコさんが紹介されました。

ハッチさん「それでは、お待ちかね…最後に…新しい相手役、月影瞳を影になり、ひなたになり、いつも暖かく包み込んで手を差し伸べ、本日までやって参りました、男のなかの男、麻路さきが皆様にご挨拶申し上げます。」


 麻路さき
「本日はご観劇ありがとうございました。立ち見の皆様も長い間、ご苦労さまです。失礼します…(と羽根をしょい直す)…舞台では男のなかの男を演じているのですが、重たくて(笑)…。この公演は通常より1週間長いということでカレンダーを見ていて「あぁ、長くやれるんだなぁ」と思っていたのですが、今こうして千秋楽を迎えますと「あっという間だったなぁ」という気がします。男の世界の新選組は「誠一字」に命を賭けましたが、女の世界の宝塚は「舞台一筋」命を賭けてこれからも頑張っていかなければいけないと思っています。退団者3人を送り出すのはすごく寂しいのですが、8月まで、まだ一緒にやれますし、星組はこれからもみんなで協力して頑張って行きたいと思っています。
どうぞ皆様、今後共、8月の東京公演の前にいろいろとありますので、ぜひぜひ星組をご贔屓に、よろしくお願い致します。本日は本当にありがとうございました。」


   
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