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Condition of pushing DF line

Date : 2000.11.04 00:27:43


>アルビサポさんのお話とつながって
【元記事全文 >>】

掲示板でのやりとりはおろか、メールのやりとりまでしているのに こんな他人行儀な表現はやめませんか?>道さん

僕は浦和や湘南がコンパクトな中盤を求めてむやみにDFラインを 押し上げてしまうことと、新潟の深いDFラインながら中盤を 厚くできる原因は別にあると思います。

まずDFラインを押し上げる際、まずボールを持っている相手選手に プレッシャーを与えなくていけません。フリーで前を向いていれば、 プロサッカー選手としてDFの裏へ走り込む味方FWに、スルーパスが 出せることは当然です。さらに相手DFがわざわざラインを 上げてくれれば、FWは完全に独走体勢に入ることもできるでしょう。

そうならないためにもDFラインを押し上げる際には必ずプレッシャーが かかっていなくてはならない。その役割を多くこなすポジションが ボランチです。ボランチがDFラインの前でプレッシャーをかけることで DFは安心してDFラインを上げることができるのです。

浦和や湘南にはこの役割をこなすことのできるボランチがいないことが 大きな原因だと思います。

浦和には元五輪代表の石井俊也がいるじゃないかという意見もあるかも しれません。しかし石井はJ2が始まってからは五輪代表には 選ばれていません。なぜならボランチとして必要な役割をほとんど 果たせていないことが明らかだからではないでしょうか。
J2開幕直後連勝を続ける浦和のボランチの仕事はこぼれ球を拾って 味方につなげるということがほとんどでした。相手にほとんど攻撃を 許さない以上、それ以外の仕事は必要なかったからです。
その間にボランチとして必要な感覚を失ってしまったのではないでしょうか。
相手の攻撃の芽を摘むためにチェックにいく場面、ファール覚悟で 相手を止める場面、味方の戻る時間を作るために相手との距離をおきながら コースを限定し相手の速攻を防ぐ場面、これらの判断ができているようには 見えなかったです。その影響がはっきり出たのが新潟での2試合だった と思います。

対して新潟が深いDFラインながら厚い中盤を保てるのはその前に いる鳴尾を中心としたFWのチェイシングの存在が大きいからじゃない でしょうか。上に書いたことをそのまま使うならば、DFラインを 中盤のライン、ボランチをFWとして考えてみると分かりやすいと思います。

鳴尾ともう1人とFWがボールを追いかけることによって、中盤のラインを 調整する時間と余裕を作り出しているのだと思います。

ただFWがチェイシングをサボると中盤はラインを調節できません。
これがシーズン序盤の状態でした。服部はチェイシングをほとんど しなかったため、中盤とDFラインの連携が崩れ、失点を重ねていく。
昨年、あのサウロにさえ前線からのチェイシングをさせていたのに、監督の 指示が不徹底だったのか、それとも服部には必要以上の自由を与えて しまったのか。

つまり、深いDFラインで厚い中盤を保つには前線からのチェイシングが 非常に重要になると思います。ただでさえ、自陣ゴール近くという リスクの高い位置でボールを奪うことを選択してるのですから。