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Journalist conference 1

Date : 2000.11.09 01:26:03


昨日、今日とホテルオークラで開かれた「日韓サッカージャーナリスト会議」に 参加してきました。

まずは1日目。基調講演が行われた。
祝辞を述べた知事代理の副知事は自分の仕事が終わるとそのまま帰っていった。

まずは共同通信社新潟支局長の安尾芳典氏の「ワールドカップと朝鮮半島情勢」。
結論から言えば、タイトルは「北朝鮮紀行記」に代えるべきだった と思う。自らの北朝鮮滞在体験を中心にサッカーをまったく交えずに 1時間語っていた。ワールドカップという言葉もほとんど使っていなかった と思う。代わりに「ダブリューハイ」という言葉を何回か使っていたが。
いくらサッカーは専門ではないとはいえ、共同通信新潟支局長がW杯を ダブリューハイと読んでしまうのは大きな問題と思う。
他にも意図の感じられない読み代えが多数あった。
最後まで僕のメモ帳は真っ白のままだった。

聞き手にも問題はたくさんあった。
居眠りをしている人は非常に多かったし、携帯電話の着信音が何回も聞こえた。

2人目は韓国サッカー評論家の金徳起氏の「ワールドカップと韓国のスポーツ」。
僕はパンフレットを見ながら、疑問を抱いていた。なぜ韓国のサッカーでは なく韓国のスポーツなんだろうかと。

嫌な予感は的中した。金氏は時間のほとんどを韓国の五輪でのメダル獲得数に さいて話してくれた。主催者はなぜサッカー評論家にサッカーを語らせないの だろう。ようやくサッカーの話しをしてくれたのは最後の10分だけだった。

金氏が1文読んで、通訳はあらかじめ用意してあったすでに訳された原稿を 読むという形式だったのだが、通訳が読み間違いやかんでしまうことが 多く非常に聞きづらかった。

金氏の講演からいくつか抜粋してみると、韓国は97年の経済危機より スポーツの規模が縮小されてきており、W杯のためにサッカーだけにお金を 費やすことはあまりよく思われていないとのこと。またW杯に初出場した 54年大会では2試合とも大敗を喫したが、83年の ワールドユースでは ベスト4進出、86年には32年ぶりにW杯出場を決める。
91年にポルトガルで行われたワールドユースでは韓国・北朝鮮合同チームの コリアチームがベスト8の成績を残した。選手の南北の比率は50:50。
世間一般ではW杯よりも五輪の方が重要視されており、サッカー重視で 全体的にスポーツの質が下がることを懸念している。W杯で高いレベルの サッカーを見たら、国内リーグの人気の低下、スポンサー であるに親企業の 撤退につながるではないかと心配している。Kリーグは17年の歴史があるが、 準備不足でスタートした感がありなんとかやってきてはいるが、しっかり 準備してから始まったJリーグと比べると少し基盤が緩い。
86年から5回連続してW杯に出ているが、変わったのはリーグのチーム数が 増えただけに過ぎない。
韓国の開催10都市のうち、プロチームを持っているのは5都市だけである。
残りの5都市のインフラが無駄になってしまうという問題がある。
しかも韓国は10都市中7つがサッカー専用スタジアムである。
現代グループは3つ、ポハングループは2つのプロチームを持っている。(特定企業への依存大) 韓国はアジアのトップから2流国へ転落しつつある。日本を見習わなくてはいけない。
若い世代の改革に期待したい。

金氏は正確には分からないが50歳近いと思う。その世代から「日本を見習う必要が ある。」という発言は僕にとって衝撃的だった。