<< Back

#18 Shikida Takayosi

Date : 2000.12.06 00:02:08


【関連記事 >>】

精神は肉体を凌駕する。まさに式田はそういう選手だったと思う。
今シーズン途中までは。

正直式田は足が遅い。コーナーキックやフリーキックを蹴ることがあったが 球足は明らかに遅かった。全体的にスピードのない選手といえる。 しかし式田は人気選手だ。茶色の長髪を振り乱して、一生懸命走る式田に 心打たれた人は少なくないはず。守備に攻撃にまさに獅子噴迅の 活躍を見せたA山形戦など記憶に残る試合も多い。

だがその精神力もじょじょに薄まっているように見えたのは僕だけだろうか。 昨年途中入団した頃の式田はまさに獲物を追いかける獣のように 狂気を孕みながら、敵に向かっていった。とにかく最後まで走り抜き、 少ない出場時間でもゴールを重ねていった。

しかし今季の中盤過ぎからはその「気持ち」が、少なくとも僕には、 見えなくなってきた。精神が肉体を凌駕しなくなり、単なるスピードの ない選手に見えた。

スピードの無さが式田の体重に関係してるは間違いないだろう。あれだけ 体重があればスピードにのったプレーはできない。もしかしたら体重を 落とせばスピードにのったプレーを見せることが出来たかもしれない。 しかし式田の体格は変わらなかった。それが体調管理が出来なかったからなのか、 それとも苛酷な体調管理を行った結果が今の体型なのかは分からない。 あれだけサッカーに情熱を燃やしていた式田のことだから多分後者だろう。 つまり体重の落ちにくい体質の持ち主なのだ。言い換えればスポーツ 選手に向いてない体質である。

昨年のような貪欲さが薄まり、そして体質が改善されなかった今、 解雇されても仕方がないと思う。せめてあの気持ちを保ち続けることが 出来たら結果は違っていたかもしれないが・・・。

昨年、水越が解雇された理由がまったく分からなかったが、今から 考えてみると当時すでに本間、堂森の入団が決まっていたのではないだろうか。 そうすると水越、式田、太一、本間、堂森と5人が同じポジションで 重なることになる。そこで水越が切られたのかもしれない。今年堂森、 式田が解雇されたことは、その判断が間違っていたことの証明に なるのではないだろうか。しかし後悔してももう遅い。立ち止まっている暇はないのだ。

【この記事に対するナウロサポ氏のコメント >>】