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Advance to the top

written by たけ
Date : 2000.11.27 21:30:56


昨日の国立、ホーム側は真っ赤、アウェイ側は配布ビブスの効果もあり真っ黄。
試合の緊迫感たるや、残留争いや昇格争いを上回るほどにひしひしと感じられた。
結果は知ってのとおり引き分けに終わり鹿島のステージ優勝は決まったけれども 決着が着くまで試合を見てみたいという激しい衝動に駆られるほどの本当にベスト ゲームだったと思う。0−0というスコアだけでは計り知れない、またTV観戦 でも伝わりきらなかったであろうスタジアムの物々しい雰囲気に、この試合を見に 来た価値はあった と心から思えた。(入場のため1時間近く並んでも、です) 試合内容がよかったのはもちろん選手個々の気持ちや努力という部分が1番大きい だろうが、それと同じくらい両サポーターがこの一戦を素晴らしいものにしている とあたしは思った。どちらの応援も自分たちの色をだし、サポートという意味では 代表のそれよりも選手を励まし、奮い立たせ、そして120分間最後まで選手に力を 与え、一緒に戦っていたように思えてならなかった。
こんなにスタジアム全体の温度が変わらない試合は初めて見た。

他チームのサポーターでさえ同じ空気を共感でき最後まで目が離せなかったこの ような試合に、自分の応援するチームが参戦していたら・・・ あの赤か黄がオレンジ だったら・・・ 考えるだけでクラクラした。同時に鹿島と柏に嫉妬を覚えた。

けれど今の新潟ではあの臨場感を作り出すことは到底無理だということも、悲しい かな実感してしまった。選手もサポーターも力不足というわけだ。
誰かも以前言っていたと思うが、選手・サポーター間の距離がどのチームよりも離れ ているのが新潟ではないか、と感じることがある。距離が近いというのは、選手と仲 良く、という意味ではない。いかに選手に信頼し、信頼されるか、だと思う。応援さ れることによって選手個々が実力を出し切り、また選手の最大限のパフォーマンスを 引き出すために応援する。その見返りが、勝利であり感動だったりする。
それを鹿島と柏の選手・サポーターは実現しているように見えた。。

ただ長い目で見たとき、あたしたちサポーターが選手の後押しをし、必然的にその 選手たちがいいパフォーマンスを見せるようになり、その結果J1昇格を果たし、 興行的にもよい結果を得られるようになることで人気選手を有するJリーグ屈指の チームとなってゆくことも−少し飛躍し過ぎかもしれないが−「夢」ではないと思う。
いまは理想論でしかないけれど。

昨日の試合前、優勝決定戦だしぃ〜カードもいいしぃ〜天気もいいしぃ〜なんて たいして期待もせず国立に足を運んだあたしだったけど、新潟とは無縁と決め付けて いたタイトルのかかった試合を見て思った。
新潟もJリーグの一員である以上、頂点を目指して戦うべき。
そしてその瞬間をこの目で見届けたいよ。