Relation of support to performance
Date : 2001.04.18 00:24:05
応援と試合の関係、当然ながら試合のための応援であって応援のための試合ではない。
応援がなくても試合は成立するが、試合がなくては応援はありえない。
ゴール裏を見にスタジアムへ来る人もいるようだが、それはごく一部だろう。
応援する人は観客だ。ゴール裏で声を出している人ばかりがクローズアップされるが、
メインにいてもバックにいても応援しにきている人はいる。
応援している人というのは第三者ではなく、一方のチームが勝つことを願う人だ。
応援というと声を出す声援が代表的だが、その声援は二通りある。
能動的な声援はゴール裏から聞こえる選手名のコールやチームコールだ。
対して受動的なのがピッチ上のパフォーマンスに対する歓声や拍手、ため息だ。
応援というと能動的な声援をイメージしがちだが、スタジアムの雰囲気を作っているのは
受動的なものではないだろうか。ゴール時の大歓声に勝るコールはない。
しかし、あくまでも受動的なものなので選手のパフォーマンスに大きく影響を受ける。
つまり良い場面が多ければ声援は自然と増える。スタンドは盛り上がる。
良い場面が少なければ声援は少なくなり、盛り上がることもない。
この盛り上がりの優劣はそのまま次の試合の観客動員に直結する。
チケット代を払ってでも見たいと思うだけの水準に達しなかったら、
普通の人は見に来ることをやめるだろう。
つまり観客の増減はそのままピッチの上のパフォーマンスへの評価なのだ。
どんなに内容が悪くともとりあえず勝利をおさめれば最低限の満足は得られる。
内容も悪く、勝つこともできない場合は満足の代わりに大きなストレスを得ることになる。
スタジアムが盛り上がるために唯一無二必要なものは選手のパフォーマンスであり、
ゴール裏の素晴らしい応援ではない。
素晴らしいパフォーマンスを見せることができれば、自然と観客も増え、
ゴール裏の人数も声量も増えるだろう。
ゴール裏の観客だって応援しにきているのだ。
ひどいパフォーマンスを見せられながら盛り上がれというのは無理な話しだ。
求められるパフォーマンスとは華麗なドリブルやパスワークばかりではない。
最後まで諦めずに勝利を目指し、街の代表として戦い、走り抜いてくれれば
例え負けたとしても観客は拍手で選手を讃えるだろう。
今までそんな試合があっただろうか。あればこんなに観客は減らない。