Back still growing up

 1999年7月4日(日)14:00キックオフ
於 仙台スタジアム
ベガルタ仙台 対 アルビレックス新潟
 
GK #20 吉原 6.5
何回かパンチング、キャッチングの判断ミスがあったものの、無得点に抑える。ほとんどミスなし。ただしキックの正確性に難あり。

DF #2 木沢 6.0
今日も攻め上がりをおさえ、守備に重点をおいたプレー。非常に落ち着いていたが、あっさりボールを奪われるシーンもあった。イエローをもらった場面ではセルジオが抑えなければレッドになった可能性あり。ブーイングする仙台のサポーターに手を振る余裕を見せるが、すぐ相手の挑発にのってしまうのは主将としていかがなものか。とくに最後の裏を取られておいて走らないところなど不満は多い。

DF #3 セルジオ 5.5
守備面ではDFラインの押し上げを忘れた以外はほとんどミスもなかったうえ、キレる木沢をいちはやく抑えるなど非常に勝利に貢献。だが2枚目の警告につながる軽率なプレーは非常に残念。次節は首位の大分戦であること、3対0で勝っているという状況から判断すれば、セルジオが攻め上がる必要はなく、またタックルにいく必要もなかった。

DF #4 柴 6.0
ほとんどDFラインの押し上げをせず、前半の苦戦を招くことになった。オフサイドは1度も奪えず。
それ以外は十分な働き。次節の大分戦は柴の古巣でもあり、セルジオの欠場から柴への負担がふえるものと思われる。

DF #12 中野 6.0
しばしば1対1で抜かれピンチを招く。攻撃面はうまくリカルドへつなげていた。特筆すべきは吉原がボールを取ったとき、ボールをもらえるように広がるスピード。木沢とともに速攻の足掛かりを作った。

DF #5 藤田 6.0
セルジオの退場の後、CBでプレー。特に良かったところも悪かったところもなかったが、無難にこなしていた。次節の大分戦ではスタメンの可能性が高い。

MF #8 筒井 6.5
前半はポジション取りが低く、ニクソンをフリーにしてしまい、左右に振られ、ピンチを招く。前半20分過ぎにリカルドが自分がニクソンのマークについたほうがいいのではとのジェスチャーにいや自分がマークするとしておきながら、ニクソンとの距離が大きくとり過ぎ、前半のドタバタにつながった。後半からは中盤を流動的にし、ときにはスクウェア、ときにはダイヤと形を変え、ニクソンを封じた。

MF #7 瀬戸 5.5
鳥栖戦にくらべ、運動量が少なくあまりボールにからめず。筒井とのボランチには最初戸惑いをみせ、プレーに迷いが見えた。またペナルティエリアすぐ外でのミスパスなどらしくないプレーが目立った。しかしセルジオ退場後はCBも無難にこなすところはさすが。

MF #6 水越 7.0
いつもの激しいチェックに加え、今日は攻撃面でのプレーエリアが広がった。いつもは右から中央にかけてが多かったが、今日はときおり左サイドラインギリギリまでポジションを変え、仙台DFをかくらん。後半からはハーフウェイライン近くでボールを奪い、多くのチャンスを作る。リカルド交代後はもっと積極的にボランチからボールを受ける動きをしないとキビしい。

MF #9 リカルド 7.5
相手のマズい守備からフリーになることが多く、チャンスを量産。非常にゴールへの意欲が感じられ、ロングシュートも見られた。特にハーウェイラインからサウロ、鳴尾との速攻は非常に効果的で、勝利に貢献。2点目となるFKは勝負を決定付ける貴重なゴール。鳥栖戦といい、いまもっとも好調な選手である。

MF #17 鈴木 5.5
追加点のチャンスとなる1対1を外したのは今後を考えると痛かった。完全にやる気を失っていた仙台相手にはもうちょっとできる選手であるはずである。

MF #16 小林 ー
出場時間が少なく採点できず。あえて言うなら長谷川にくらべ視野の狭さが目立った。

FW #10 サウロ 6.5
非常にミスが少なくなってきたが、何より派手さを求めるプレーを好むのは相変わらず。1対1ではせめてシュートを打ってとめられる方が良く、シュートを忘れ、DFを突き飛ばしてファールなどもったいないプレーがあった。しかし速攻の起点となっていたのはサウロのかかとであり、チームにいるといないで全然得点数が変わってくる。でもあからさまなPK狙いのダイブは疑問。

FW #11 鳴尾 7.0
半ばラッキー的要素を含む先制点も鳴尾のあきらめない執ようなチェックから生まれている。またゴールへの気迫もおおく感じられ、惜しいシュートも何本かあった。水越とともにハーフウェイライン近くでの激しいチェックが後半の多くのチャンスを作り出した。また得意のDFと体を入れ替えるプレーから退場を誘うなど今日のMVP。

監督 永井 6.0
およそ予想通りの采配が見られた。一応状況にあっているのだが結局かわりばえしない采配ともいえる。あいかわらず流れをこわす交代はしないことは評価したい。

アルビサポ ー
カゼひいてるのに迷わず仙台入り。
もちろん悪化。前回、筒井に対しての評価から今回は筒井中心の観戦。
しかし、あいかわらず試合中は叫び、毒づき、まわりの失笑を買う。
小瀬での反省(ほうとうが楽しみって言ったら負けた)から「今回は食べ物の話しはやめよう。仙台へは食べに行くんじゃない。応援しに行くんだ。」と熱く語っておきながら、仙台行くまでに鮎の塩焼、玉こんにゃくを食べ、仙スタ着いたら結局ベガ弁も食べ、これも失笑を買う。

15日の川崎F戦も行きます。ホームは全部行くつもりです。今年は目標30試合なので。

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