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 1999年10月11日(月)13:00キックオフ
於 小瀬スポーツ公園陸上競技場
ヴァンフォーレ甲府 対 アルビレックス新潟
 
GK #1 木寺 6.5
ハイボールの処理、フィード、ともにミスなし。コーチングもちゃんとできており、ポストやバーに助けられながらも無失点におさえる。

DF #2 木沢 5.5
71分に交代するまで、気持ちを切らさずにプレーできていた。ひとつひとつのプレーを丁寧にやっていたが、運動量が少なく、攻撃にはあまりからめなかった。

DF #4 柴 5.5
空中戦では強さを見せたが、1対1で抜かれるなどの足元の弱さが目立った。また速いドリブルについていけない場面があった。危険を察知すると、思い切ってスライディングタックルをしかけるなどの積極性は評価したい。パスの精度が上げることが今後の課題。

DF #14 高橋 6.0
柴と同じく、高さでは問題はなかったもののスピード負けする場面があった。また不正確なミドルパスで敵にボールを奪われる、GKと連係ミスがある、1対1で抜かれてしまうなど問題点は多い。

DF #5 藤田 5.0
後半はかなり持ち直したが、前半はドリブルで突破される場面が非常に多かった。空中戦は強かったが、足元のプレーに戸惑いがみられた。クロスの精度も低く、攻撃の波に乗り切れない場面が多かった。

MF #22 秋葉 5.5
中盤での寄せの速さ、球際の強さなどでボールを奪うものの、そこからのミスパスが非常に多かった。また、視野の狭さからサイドチェンジのパスもだせなかった。

MF #8 筒井 5.0
前半開始10分までは敵からうまくボールを奪うなどボールにからんでいたが、それ以降は完全に消えていた。

MF #7 瀬戸 5.5
うまく体をいれかえてのボールキープなどで中盤でタメをつくることができていたが、両SBの上がりが少なく、攻め上がりを引き出せず。前線がチェックにいかないため、瀬戸がプレスをかけにいく場面が多かったが、その分中盤にスペースを作ってしまい、甲府のFWにスピードにのったドリブルを許してしまう場面が何回か見られた。ミドルシュートはあいかわらずワクにいかなかった。

MF #17 鈴木 6.0
前半は運動量が少なかったうえに、左サイドにはりついてしまい、ボールにほとんどからめず。後半、鳴尾投入後に右サイドや前線へ飛び出し、チャンスを作る。

MF #6 水越 7.5
中盤でのチェックにとどまらず、前線でもボールを追いかけ、相手にプレッシャーをかけていた。攻撃面ではうまくボールのうけやすいポジショニングをとり、ボールをうけてからドリブル突破でチャンスを広げる。

FW #18 島田 5.0
全体的に運動量が少なく、ワントップとはいえせめてコースを切るくらいの動きは必要。攻撃面でもポストプレーが雑で、スペースへの飛び出しも遅い。パスの精度も低い。数少ないシュートチャンスもワクに飛ばせず。

FW #11 鳴尾 7.5
前線でのチェイシング、体を張って正確に中盤へボールを落とすポストプレーなど非常に集中していた。何回もDFラインの裏にうまく走り込んでチャンスを作る。何より1対1で突破にかかり、かならずシュートに持ち込むという積極性はいままでに見られなかったプレー。

MF #23 式田 6.5
豊富な運動量を生かし、中盤を走り回り、献身的に相手にチェックしつづけた。攻撃面でもいち早くパスのもらえるスペースへ入り、中盤のつなぎに大きく貢献。

MF #9 リカルド 6.5
中盤の低い位置でボールをうまくさばいていた。また、上がってからのスルーパスなどはさすが。ただCKでの精度が若干低い。

監督 永井 6.0
島田の交代はもっと早くても良かったのではないだろうか。前半、あまりにも悪かったのだから後半開始からの交代など早めに手を打ってほしかった。次節、出場停止の木沢にかえて水越の右SBを試すなど、次節以降の試合を視野にいれた交代はさすが。

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