天城峠殺人事件の舞台


桜の季節になり、浅見光彦と小林朝美の出会った伊豆を訪問しました。2回の訪問で、「天城峠殺人事件」と「喪われた道」にこれまでの部分を分けました。こちら側では「天城峠」を中心に紹介します。

伊豆へのルートは東名高速沼津インターからがわかりやすい。インターを降りて国道246号線に入る。しばらく行くと国道1号線に合流するため、下田方面へ。そのまま三島市に入っていく。ここは渋滞が激しいため、三好町東の信号で右折、カツマタ家具の看板が(ちょっと小さいが)右に見えたら、信号を左折、梅名歩道橋の信号右折で、国道136号線に入る。
4車線道路なので、右側を走っていくのがベター。すぐの熱函入口の信号を右折し、伊豆中央道に入っていく。そのまま修善寺道路に乗り継ぎ、修善寺越後ICまで行くか、大仁南ICの一歩手前で国道136号線に戻るかいずれでもよい。(ここまで行き方が同じなので「喪われた道」と共通です...手抜きともいう(^_^;))

syuzen1.jpeg 私たちは大仁町南インターで降りて、一旦136号線に戻り、更に修善寺方面へ進む。修善寺駅の看板と左側に狩野川にかかる橋があったら、それと反対の右へ向かうと、そこが修善寺温泉。ここは北条政子が源頼家を幽閉した修禅寺。大同二年(807年)弘法大師の創建と言われている。光彦が朝美と出会ったのがここ。

syuzen2.jpeg門を入って正面に本堂がある。光彦はここで小林朝美が建物の軒や柱を眺めているのを目撃する。思ったほど境内は広くなく、わりとこじんまりとしている。右手にはおみくじやお守りを売っているところがある。

syuzen3.jpeg何と言っても目に付くのは千社札。こうして至る所に貼ってある。ついつい「下司」と書かれたものがないか探してしまう。

syuzen4.jpeg 門の左すぐに鐘楼があり、光彦は夏の暑い盛りに来たため、この鐘楼の庇(ひさし)の陰で汗をふいているときに朝美を見つける。

mangetu.jpeg 修禅寺から少し駅の方へ戻ったところに、光彦と朝美が入った「満月堂」という喫茶店がある。この時は表を工事していた。温泉街の中にしてはモダンなコーヒー店という感じで、周りの雰囲気とはちょっと異なった雰囲気である。

syuzen2.jpeg 修善寺温泉は、このように桂川を挟んだ両側に旅館やお店のある温泉街。それほど大きくはないが、ちょっと情緒のあるところ。これは桂川に掛かる橋から撮ったもの。右手が修禅寺。左手が源頼家の墓へ通じる道となる。

loop1.jpeg 天城峠を下田方面から修善寺に向けて走る。国道414号線に入ると河津ループ橋が見えてくる。

loop2.jpeg ループ橋は下田方面からは上へ登っていく形となる。写真は車窓からの眺め。二重構造のループ橋である。ハンドルは一定のままで走れるのがうれしい。

ama_road.jpeg ループ橋を過ぎてしばらく行くと、天城トンネルに入っていく。有料道路に入る前に旧道へ行く道へ右折。ここからはじゃり道。車がすれ違うほどの広さはないが、登っていく間にすけ違った車はたった2台。あまり通りはないようである。

ama_tunn1.jpeg しばらく走ると一部舗装道路もあったりもするが、しばらくじゃり道が続く。そうして到着したのが、旧天城トンネル。ここは下田側の出口。小説の中では、湯ヶ島側からの大学生一行がトンネルを抜ける側で車のぶつかる音を聞いているので、この辺に相当する。前日から雨だったため(この時は曇っていたが)、この辺は少しもやがかかっており、とても変な雰囲気。一人でここを通るのは勇気が必要。トンネルの外にいると中を歩いてくる人達の声がこだまとともに聞こえてくる。

ama_tunn2.jpeg 周辺はちょっと広くなっていて、すぐ崖のようになっているわけではない。

down1.jpeg それほど急ではないが、下へ続く崖を近くに発見。しかしトンネルからは数十メートル離れているため、小林章夫の死体が発見される場所としては、ちょっと違和感がある。

joren.jpeg 新しい天城トンネルも通ってみたかったので、この旧天城トンネルは通らずに元来た道を戻る。国道に戻り天城トンネルを通過し、浄蓮の滝へ向かう。ここは小説には登場しないが、この辺へ来たら寄ってみたいところ。ついつい「浄蓮の滝ぃ〜」と歌を歌ってしまいそう。駐車場が一杯の場合は、向かいのお土産屋さんの駐車場へ止めて、お土産を買いながら滝の見学へ。ここから階段をしばらく降りると、高さ25mのきれいな滝がある。近くではますを釣る人もいて、お店では塩焼きにして売っている。

wasabi.jpeg 滝と反対側にはワサビの栽培がされている。大きいものは一本2500円で売っていた。この近くでそばを食べたが、一緒にワサビと下ろし金が付いてきた。自分で下ろしたワサビで食べるそばはまた格別である。

天城峠の内容は以前と同じです。少し文章を変更したのと「喪われた道」の部分をカットしてあります。伊豆の補足にはそちらの部分も参照してください。



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