治療方針


 当院では、一般の内科及び心療内科を診療科目としています。特に心療内科では、以下のような方針で治療を行っております。
(基本的方針)
 当院における心療内科の治療では、カウンセリングを主体として、薬物を併用した治療を行います。薬物の投与は出来るだけ早期に終了するよう、患者さんの状態に併せて下記のような積極的な治療法も実践していきます。
 これによって、薬物依存などの患者さんの不安を解消していき、安定的に自立した生活が送れるよう手助けをいたします。
 患者さんの意見を積極的に治療に取り入れて行きますので、遠慮なくご不満や疑問はおっしゃって下さい。
    
※※※注意!!!!!!!※※※
<安定剤投与に対するご注意>

 安易に安定剤を投与することが良くないことであることを感じております。時としてエチゾラム(商品名:デパスに代表されます。)に関しては、多くの患者さんに誤った服用で、副作用が出ており、今後の投与に関して注意を必要とするものと考えております。特に心療内科、精神科以外の科の先生が安易に出されているケースで、依存性が強く、多くの副作用に悩まれている患者が多いのに驚いております。くれぐれもご注意下さい。

なお、詳しいことがお知りになりたいようでしたら、下記宛にメールにてお気軽におたずね下さい。
fuji@angel.biglobe.ne.jp

  
1.認知行動療法
 各自の認知の歪みを是正することで、治療を進めます。面接することで患者さんの誤った考え方を修正し、行動を変えることで、症状を取り除いて行きます。当科ではこの治療法を用いることが最も多いし、よくなるケースが多いと考えております。
2..森田療法
 ありのままの状態を生かして治療します。患者さんの元々の欲求を崩さず治療します。
3.リラックス法
 様々なリラックス法を用いて治療します。自律訓練法、呼吸法などで治療します。α波光駆動を用いたリラックス法も行います。不眠やパニック障害に効果があります。下の写真のようなところで音楽を聴きながら行います。
4.催眠療法  
 催眠を用いて治療します。患者さんの中の潜在的なものを修正することで,症状や行動を変え、治療します。催眠に適当と考えられる患者に対し行います。非常に効果的なこともありますが,一次的なものに終わることもあり,継続して治療が,かなり長期になることが多いと考えられます。

光駆動α波フィードバック装置