ルコントブルーの24の近況です
毎月到着する会報、またはテレフォンサービスによる状況です
※調教時計は天栄ホースパークで、キャンター1,000m以上の
調教をおこなった馬の先週一番速かった800mのタイム(秒)です。
※入厩後の調教時計は左より;日付、コース、馬場状態、タイム
コース取り、脚色、併せ時の先遅
25年12月01日テレフォンサービスより
在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「右トモ下腿部の状態が良くなってきたこと
から、予定通りこの中間より坂路コースにて乗り出
しを再開しています。立ち上げ段階ではハロン18秒
ペースで様子を見ていたものの、現在はハロン17秒
を切るくらいまで脚を伸ばしています。ここ最近は
キ甲が抜けてきただけでなく、体全体にボリューム
が増してきましたね。特に横見が凄く良くなってき
ましたし、走りもドッシリとして安定感が出てきま
した。強いて言うのであれば、やや前目にバランス
を取りがちな馬ですから、もう少し重心が後ろに来
てくれるとフォームが良くなり、より動けるように
なるのかなと思います。馬体の張りや艶が非常に良
くてコンディションに不安はないものの、母は3歳
時に初勝利を挙げたように成長度合としてはそれほ
ど早いタイプでは無さそうですから、焦らずに進め
ていきたいですね」馬体重468kg
25年11月01日テレフォンサービスより
在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は坂路調教を週に2回行い、ハロ
ン17秒〜18秒で2本登坂していました。それ以外の
日には周回コース2,500mを軽めのキャンターで乗
り込んでいましたが、先週末に右トモ下腿部に腫れ
が見られ、歩様にも違和感が生じたので一時的にウ
ォーキングマシンでの運動にとどめています。坂路
調教を開始してから順調にペースを上げられていて、
10月に入ってからすぐにハロン18秒台を取り入れ、
中旬からは一週間あたりの登坂回数を増やして、現
在はさらにペースを上げていたところです。やや小
ぶりで幼い印象だった馬体も、ひと回り大きくなり
ましたね。馬体の成長はもう少し遅いタイプかと思
っていましたが、意外と早く進んでくれています。
調教時は前向きさを見せますが、普段は手を焼くこ
とがない気性です。まもなく騎乗調教を再開する予
定にしていますが、しばらくは右トモの様子を見な
がら慎重に進めて行くことになると思います」馬体重463kg
25年10月01日テレフォンサービスより
在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「9月9日に移動してきました。環境の変化で
少しコンディションが落ちて体が寂しくなりました
が、すぐに回復して今は飼い葉もしっかり食べられ
ています。初期馴致はすぐに終わりましたのでグラ
ンドワークやロンギ場での騎乗運動を行っていまし
たが、前向きに取り組めていましたし、一緒に運動
を行っている馬の進捗を待つ余裕があるほどでした。
現在は坂路コースでの乗り運動を開始しており、週
2回ハッキングを行っています。それ以外の日はロ
ンギ場でフラットワークを行っています。馬房の中
では、他の馬が気になるのか過敏に反応して鳴いて
いますが、走っている時は集中して登坂することが
出来ています。脚元に不安は無く、健康状態は良好
なので、この後もペースを上げながら様々なことを
教えていきたいと思います」馬体重465kg
25年09月09日テレフォンサービスより
9日(火)に北海道・ノーザンファーム空港へ移動し
ています。
25年09月01日テレフォンサービスより
在厩場所:白老ファームYearling
白老ファームYearling担当者「この中間も順調に夜
間放牧を行っています。猛暑の中でも飼い葉食いが
落ちることはなく、放牧地でも活気いっぱいに動い
ています。良いコンディションを常にキープしてお
り、馬体にはメリハリが出てきました。ここまで理
想的な成長を見せてくれていると考えているので、
このまま育成厩舎への移動の準備を進めていきたい
と思います」馬体重457kg
25年08月10日テレフォンサービスより
在厩場所:白老ファームYearling
白老ファームYearling担当者「現在は夜間放牧と並
行して、シャワーでの体洗いや装鞍といった初期馴
致を行っています。初仔ですが、大型馬であった母
の仔ということもあり、ここまでサイズ面で気にな
ることは全くなく、健康面もきわめて順調に来てい
ます。今春以降には筋肉が発達してきて、馬体に段
々と幅が出てきましたね。パワフルな動きを見せて
くれており、推進力のあるフットワークが長所です。
気性は扱いやすく、あまり手の掛からない優等生タ
イプといった印象です」馬体重457kg